10/09(土) 10/10(日) 開講形態:集中 講座番号 G2135366 受付終了 石山寺・園城寺・大津市歴史博物館 近江の仏教文化を訪ねて 訪問 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2021/10/09(土) 、2021/10/10(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 23,400円 (講座料:20,000円、 諸費用:3,400円) 定員 30名 申込締切日 2021/09/16(木) 13:00 石山寺 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「芸術や仏教の多様な文化遺産を鑑賞する力」を身につける 大津市にある寺院や博物館を訪れ、さまざまな仏教文化や近世初頭の障壁画などについて学びます。1日目に教室で訪問先について詳しく学び、2日目は学んだ訪問先を実際に訪れます。滋賀県大津市にある石山寺は、本尊如意輪観音(秘仏)の信仰で知られる西国三十三所観音霊場です。園城寺は天台宗の高僧円珍の門流による天台寺門派の寺院で、いずれも近江を代表する寺院です。また近世初期を代表する建造物で、狩野派の障壁画でも知られる園城寺内の国宝 光浄院・勧学院客殿を特別拝観いたします。加えて、大津市歴史博物館では、特別展の〈西教寺と天台真盛宗の秘宝〉を展観します。 スケジュール 10/09(土) 11:00~17:40 1日目:近江の宗教文化を学ぶ 1日目には石山寺の歴史と本尊如意輪観音、園城寺の歴史と仏像、西教寺の薬師如来坐像と、園城寺の黄不動や建築、障壁画について学びます。また大津市歴史博物館特別展で取り上げられる西教寺の歴史と仏教文化を学びます。 11:00-12:20 石山寺の歴史と仏像について(担当:金子典正) 13:20-14:40 園城寺の歴史と仏像について/西教寺秘仏薬師如来坐像について(担当:金子典正) 14:50-16:10 園城寺の黄不動と勧学院・光浄院の建築と障壁画について(担当:栗本徳子) 16:20-17:40 西教寺の歴史と仏教文化(担当:栗本徳子) [担当講師: 栗本 徳子 、金子 典正 ] 10/10(日) 09:25~17:00 2日目:現地を訪れる 滋賀県大津市にある石山寺は、本尊如意輪観音の信仰で知られる西国三十三所観音霊場です。同じく園城寺は天台宗の高僧円珍の門流を中心とした天台寺門派の寺院です。またここにある国宝 光浄院、勧学院客殿は近世初期を代表する建造物で、狩野派の障壁画でも知られます。大津市歴史博物館では、特別展の〈西教寺と天台真盛宗の秘宝〉を展観します。 09:25 石山寺門前集合 09:30-11:00 石山寺を見学 11:00-12:45 移動、および昼食(各自自由行動) 12:45 園城寺門前集合 12:50-15:00 園城寺を見学 15:15-17:00 大津市歴史博物館を見学(現地解散) [担当講師: 栗本 徳子 、金子 典正 ] 持参物 筆記用具(2日目は文化財を汚さない・傷つけないために必ずHB ~ B の鉛筆を用意してください。シャープペンシル不可) 備考 【開講時間】1日目11:00~17:40、2日目9:25~17:00 ○1日目(10/9)、瓜生山キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○諸費用は、拝観料、入館料、イヤホン代等となります。現地までの交通費、現地での移動交通費、宿泊費、昼食代は含みません。現地集合・現地解散となります。また、宿泊先は各自でご手配ください。 ○ 2日目(10/10)、現地研修の集合場所・持参物等詳細は、関連資料1「学外研修のご案内」をご確認下さい。 ○ 2日目の見学先やスケジュールは一部変更になる可能性があります。また解散時刻が前後する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに開講中止の判断をする場合があります。開講中止になった場合でも現地までの交通費等についての補償はできませんので、あらかじめご了承ください。 ○ 2日目の現地見学の際は下記の点にご注意ください。 ・寺社の境内は石段なども多いため、動きやすい服装・履き慣れた靴をご用意ください。※但し、華美なものや過度にラフなもの、ノースリーブ、丈の短いスカートやジーンズなどを避け、寺社見学に相応しい服装。 ・素足やストッキングで見学先に入る事はご遠慮ください。履き替え用の白靴下などをおもちください。 ・見学先によっては日傘のご使用をご遠慮いただきますので、日よけが必要な方は帽子などをおもちください。 ○参考文献: ●石山寺 奈良国立博物館『観音のみてら石山寺』(奈良国立博物館、2002年)、鷲尾遍隆『石山寺の信仰と歴史』(思文閣出版、2008年) ●園城寺・西教寺 濱田隆『延暦寺・園城寺と西教寺』(日本古寺美術全集 第10巻)(集英社、1980年)、園城寺『秘仏金色不動明王画像』(朝日新聞社、2001年)、大津市歴史博物館『企画展 三井寺 仏像の美』(大津歴史博物館、2014年)、大津市歴史博物館『企画展比叡山̶みほとけの山』(大津歴史博物館、2015年)※購入および講座への持参は必須ではありません。 ◎2021年度藝術学舎秋季講座案内・p.29の本講座紹介ページで、1日目(10/9)の始業時間が11:30となっていましたが、正しくは11:00です。お詫びのうえ訂正いたします。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】9/22(水) 15:34 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 栗本 徳子 (京都芸術大学大学院教授) 1956年京都府生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。専門は、平安時代の仏教美術と仏教儀礼に関する歴史研究。著書に『文化史学の挑戦』(思文閣出版/2005年)、『日本思想史辞典』(山川出版社/2009年)、『信仰、自然との関わりの中で 日本の芸術史 造形篇I』(幻冬舎/2013年)、『飾りと遊びの豊かなかたち 日本の芸術史 造形篇II』(幻冬舎/2013年)など。 担当講師 金子 典正 (京都芸術大学教授) 1966年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。東洋美術史・仏教美術史専攻。同大学文学部助手から同大学講師を経て、現職。著書に『アジアの芸術史造形篇Ⅰ中国の美術と工芸』(藝術学舎/2013年)等、共著に『東大寺:美術史研究の歩み』(里文出版/2003年)等、論文に「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」(『美術史』160)ほか多数。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 令和の東京には、人気パワースポットの御朱印巡りをする人が沢山いますが、殆どのスポットは「江戸の名残」の神社仏閣です。江戸時代、全ての宗教... 暮らしに役立つ空間デザイン論 住空間の整理収納をデザインすることを通して、デザインの先にある⾃分サイズの⼼地よい「調える」暮らし⽅という新しいライフスタイルを創出する... 芥子園画伝【水墨II-1】 芥子園画伝から山水画の空間を構成する方法を身につける 江戸時代に中国から伝わった芥子園画伝は東洋画のバイブルとして多くの画家を魅了... ニットの可能性を探る 一本の糸から立体を創造する計算式と棒針基礎 棒針編みの基礎と計算式を理解してオリジナルの立体モチーフを編むことができる。 ニットの素晴らしさの一つに一本の糸と針さえあれば、い... 関連講座 寄席演芸入門 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール