藝術学舎について

藝術学舎は京都芸術大学芸術教育研究センターのもとで運営される一般公開講座の総称です。本学通信教育部と単位連携する講座を中心に、主に東京、大阪、京都の3箇所で、また日本各地で、芸術とともにある生活の実現を目指して教育事業を行っています。

芸術の共同体へ、まなびやへ


「芸術」とは、一体どこにあるものでしょう? 美術館でしょうか。コンサートホールでしょうか。それともユネスコの世界遺産の一覧表でしょうか。
たしかにそうかもしれません。とはいえ、それだけでもありません。芸術は、モノとしてどこかに置かれたり、情報や商品として流通したりするだけではありません。それ以上に、芸術とは、そもそも、技であり知恵であり、それに携わるひとの能力にかかわるものです。
人間はひ弱な存在です。その人間が自然の中で生きるために、さまざまな知恵や技を身につけてきました。そして自分にとっての環境をより良く作り上げ、そのなかでより良く生きようと、はるか先史時代より、営々と努力が続けられてきました。技術を鍛え、感性を磨くこと、それこそ芸術の本義です。
近代になって、そのエッセンスが「美術」として花開きます。しかしそれが芸術のすべてではありません。行住坐臥、生き方、暮らし方のすべてに人間の知恵と工夫が凝らされています。美術展も伝統行事も、食卓の器も公共建築も、すべて芸術の精華です。芸術とは、人間が長い歴史のなかで手に入れた、より良く生きるための知恵と技にほかなりません。さあ、みなさんも、その技を学んで、自分の力を伸ばしてみませんか。
そして同時に、芸術に携わる者同士の作る、ゆるやかな共同体に参加しませんか。そうすることで、自分と世界が(少しだけでも)変わるきっかけになるかもしれません。芸術の学び舎に、芸術家の共同体に、ぜひご参加ください。

京都芸術大学藝術学舎学舎長
上村博

[東京藝術学舎][大阪藝術学舎][京都藝術学舎]-[単位連携]-[京都芸術大学 通信教育部]

3 つのジャンル

多彩なジャンルで展開される藝術学舎の講座は、それぞれの講座の教育目標に沿って大きく3 つに分類されます。

  • 知覚のレッスン

    世界の見かた、感じかたを育成します。批判的な観察力と情報収集力を身につけ、制作・研究遂行能力を高め、創造的視点の獲得を促し、それらの伝達と共有能力を育成するための講座群です。

    ※所定の条件を満たす講座の合格によって、京都芸術大学通信教育部の「総合教育科目」として単位が認定されます。

  • 芸術の歴史と表現

    芸術の過去と現在、そしてこれからの可能性を探究します。一人ひとりの生活環境を芸術によって充実させ、他者とのつながりを尊重しながら、旧来の価値観にとらわれない芸術的創造を世界各所へ送り届けるための講座群です。

    ※所定の条件を満たす講座の合格によって、京都芸術大学通信教育部の「学部共通専門教育科目」として単位が認定されます。

  • 風の講座

    地域それぞれの風土に応じた芸術環境を構想します。芸術/デザインの洗練をもって、自己と環境のありかたの新しい形を構想できる人材を輩出するため、そして地域からの、また地域へのアプローチの持続をめざすための講座群です。

    ※所定の条件を満たす講座の合格によって、京都芸術大学通信教育部の「学部共通専門教育科目」として単位が認定されます。

藝術学舎の特長

  • 入学金はありません
    どなたでも参加できます

    藝術学舎に入学金はありません。また、どなたでもご参加いただけますので(一部例外あり)、講座ごとに多様な仲間との出会いが生まれます。

  • 好きなテーマを
    1講座から

    ユニークな講座が並ぶ藝術学舎では、好きな分野から興味のある講座を自由に選択し、1講座からご参加いただけます。

  • 3 つの学び舎と
    各地での訪問講座

    藝術学舎は東京(明治神宮外苑)、大阪(梅田駅前)、京都(京都芸術大学)の3 拠点を中心としながら、現地実習の訪問藝術学舎も実施し、全国で芸術に触れる機会を提供しています。

  • 国内・世界で
    活躍する講師陣

    京都芸術大学の教員はもちろん、各分野の専門家から、文化人、第一線のアーティストまで、ここでしか出会えない講師陣が教壇に立ちます。

  • 生活リズムに配慮した受講形態、
    W e b のみで受講できる講座も

    土日で集中的に学べる講座、昼・夜で時間帯を分けた隔週開講の講座に加え、通学の必要のないWeb 講座もあります。

  • 京都芸術大学
    通信教育部との単位連携

    藝術学舎では、京都芸術大学通信教育部との単位連携を行っています。詳しくは、「こちら」をご確認ください。

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