藝術学舎について
藝術学舎は京都芸術大学芸術教育研究センターのもとで運営される一般公開講座の総称です。
本学通信教育部と単位連携する講座を中心に、主に東京、京都、大阪の3箇所で、また日本各地で、芸術とともにある生活の実現を目指して教育事業を行っています。
芸術の学び舎に、ようこそ
人間はひ弱な存在です。
その人間が自然の中で生きるために、さまざまな知恵や技を身につけてきました。
そして自分にとっての環境をより良く作り上げ、
そのなかでより良く生きようと、技術を鍛え、感性を磨いてきました。
本来、芸術とは、そうした技であり知恵であり、
それに携わる者がみずから身につける能力です。
近代になって、そのエッセンスが「美術」として花開きます。
しかし、それが芸術のすべてではありません。
行住坐臥、生き方、暮らし方のすべてに人間の知恵と工夫が凝らされています。
美術展も伝統行事も、食卓の器も公共建築も、すべて芸術の精華です。
芸術とは、人間が長い歴史のなかで手に入れた、より良く生きるための知恵と技にほかなりません。
さあ、みなさんも、その技を学んで、自分の力を伸ばしてみませんか。
そして同時に、芸術に携わる者同士の作る、ゆるやかな共同体に参加しませんか。
そうすることで、自分と世界が(少しだけでも)変わるきっかけになるかもしれません。
芸術の学び舎に、ぜひご参加ください。
京都芸術大学藝術学舎学舎長
上村博
藝術学舎の特長
藝術学舎は「すべての人の学びたい」に応えるため、京都芸術大学がプロデュースする社会人のための新型アートカレッジ(公開講座)です。
どなたでも1講座から参加できる多彩なジャンルの講座を年間250以上開講しています。
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3つの学び舎と各地での訪問講座
東京(明治神宮外苑)、京都(京都芸術大学本校)、大阪(大阪梅田)の3つのキャンパスを拠点に、現地実習の訪問藝術学舎も実施し、全国で芸術に触れる機会を提供しています。
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全国どこからでも受講できる遠隔(Web)講座
「全国津々浦々に芸術のともしびを掲げたい」という京都芸術大学の理念を体現する遠隔(Web)講座を展開。北海道から沖縄まで、お住まいに関係なく本格的な芸術教育を受けることができます。
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入学金は不要。どなたでも好きな講座を
1講座から参加できます入学金は必要ありません。好きなもの、興味のあるものを自由に選択し、1講座からでも受講できます。
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国内・世界で活躍する講師陣
京都芸術大学の教員はもちろん、各分野の専門家から、文化人、第一線のアーティストまで、ここでしか出会えない講師陣が教壇に立ちます。講師陣は、京都芸術大学非常勤講師として講座を担当し、成績評価を行います。
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生活リズムに配慮した開講形態
隔週開講・全5回・3ヶ月を基本とし、朝・昼・夜で時間を分けて開講しています。また、土日等に集中的に学べる講座もご用意しています。
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京都芸術大学通信教育部との単位連携
京都芸術大学通信教育部と単位連携を行なっています。入学前でも在学中でも、所定の条件を満たす講座の成績評価は、通信教育部の正課の授業科目単位として認定を受けることができます。詳しくは、「こちら」をご確認ください。