03/05(土) 03/06(日) 開講形態:集中 講座番号 G2142110 受付終了 祭りを哲学する ―〈密の哲学〉と〈非密の哲学〉― 東京 文学・思想・哲学 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2022/03/05(土) 、2022/03/06(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 30名 申込締切日 2022/02/23(水) 13:00 遠山の霜月祭り お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 コロナ禍における哲学の根本問題を問う 哲学には、〈密の哲学〉と〈非密の哲学〉があるように思われます。〈密の哲学〉とは、身体的な接触やコミュニケーションを重んじる哲学です。〈非密の哲学〉とは、かならずしもそうではない哲学です。コロナ禍により非密の生活が推奨されるいま、〈密の哲学〉はそれこそ肩身がせまくなったようにも思われます。本講座では、中止があいつぐ〈祭り〉のなかに、いくつかの〈密なる身振り〉を抽出し、それらついて考察をめぐらすとともに、〈密の哲学〉の意味を再考したいと思います。 スケジュール 03/05(土) 13:20~17:40 〈祭り〉のなかの〈密なる身振り〉として、〈ふれる〉〈まみれる〉〈まねく(おくる)〉を抽出しながら、触覚の問題、アルケー(根源)としての元素の問題、贈与の問題、利他の問題など、さまざまな問題を、多角的に、哲学的に考察します。 13:20-14:40 予備的考察 ―〈藝の危機〉と〈密の哲学〉― 14:50-16:10 〈密なる身振り〉としての〈ふれる〉 16:20-17:40 〈密なる身振り〉としての〈まみれる〉 [担当講師: 梅原 賢一郎 ] 03/06(日) 09:30~17:40 〈祭り〉のなかの〈密なる身振り〉として、〈よせる〉〈たべる〉を抽出しながら、陶酔の問題、憑依の問題、供犠の問題、食育の問題など、さまざまな問題を、多角的に、哲学的に考察します。 09:30-10:50 〈密なる身振り〉としての〈まねく〉 11:00-12:20 〈密なる身振り〉としての〈よせる〉 13:20-14:40 〈密なる身振り〉としての〈たべる〉 14:50-16:10 〈密なる身振り〉に通底する〈肉体の理法 16:20-17:00 まとめ ―〈肉体の理法〉と〈仏教思想〉― 17:00-17:40 試験(成績評価を希望する方のみ) [担当講師: 梅原 賢一郎 ] 持参物 筆記用具、手元用デスクライト(プロジェクター投影時に、教室が暗くなる場合有り。必要な方のみ持参。) 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:40 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ※2日目の試験は、成績評価を希望する方のみ受験が必要です。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】2/16(水) 2:16 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 梅原 賢一郎 (京都芸術大学客員教授) 1953年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了後、滋賀県立大学教授などを経て現職。芸術や宗教や倫理について身体を軸に思索する。著書に『カミの現象学― 身体から見た日本文化論』(角川叢書/2003年)、『感覚のレッスン』(角川学芸出版/2009年)、『肉彩』(思潮社/2012年)、『洗濯屋さん道元』(七月堂/2019年)など。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 美術と映画 -映画のなかの画家たち- 西洋の有名な画家の生涯と作品に親しむ 映画の中で西洋の名高い画家たちはどのように描かれてきたのか。その絵画作品と比較しながら、画家... 静物デッサンの遠近法 遠近法を理解し、静物デッサンの自然な形の捉え方を身につける デッサン・絵画からデザインパース画にいたるまで、対象を写実的に描こうと... [セット講座]池田雅文の特別レッスン「散歩と芸術:今、絵画に求められること」 「美しさを実感し、美しいままに描く力」を身につける ... 恢復の試みとしてのサバイバー文学―癌、病、障害を隠喩する 脆弱な獣のような肉体を携えた人間は、自らの深い知性や人類としての医学の発展によって、癌、病、障害を経験し、乗り越えもしてきました。語るこ... 関連講座 恢復の試みとしてのサバイバー文学―癌、病、障害を隠喩する ジェンダーから読む日米韓の女性文学 現役俳優から学ぶ《言葉のニュアンスを伝える朗読法》 聴き手に伝わる「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を、価値観として理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて読みますか?気持... [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール