02/15(火) 02/16(水) 開講形態:集中 講座番号 G2142442 受付終了 日本画技法講座:墨の技法を使いモチーフを描く 墨の表現 東京 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2022/02/15(火) 、2022/02/16(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 36,000円 (講座料:31,000円、 諸費用:5,000円) 定員 16名 申込締切日 2022/02/04(金) 13:00 講座参考作品 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「墨と筆を使いこなす力」を身につける 「墨」と「水」と「和紙」、この極めてシンプルな素材の組み合わせによって、他の画材では決して出し得ない、深遠な世界が生まれます。墨は古代中国から伝来した後、多くの日本画家が、その墨色の濃淡の美しさに魅了され、色彩も加味しながら自らの表現に取り組み名作を残しています。本講座では、まずはじめに、歴代画家たちの名画から、様々な表現法をスライドレクチャーにより学びます。そして、モチーフを写生し、その原画をもとに墨による制作に取り組みます。制作を通じて、ぼかし・にじみ・ため塗り等、墨特有の技術や扱い方と、色彩によるアクセントのコツを分かり易く指導します。墨と水と和紙が生み出す、豊かな表現の可能性に触れてください。 スケジュール 02/15(火) 09:30~17:40 まずはじめに、スライドレクチャーによって、歴代の墨の作品から様々な表現を学びます。その後、モチーフを鉛筆で写生し下図にします。トレースを行った後、墨のすり方と塗り方の基本を学び、薄墨から塗りはじめます。奥行きを感じさせる描き方を学びます。 09:30-10:50 ガイダンス・スライドレクチャー 11:00-12:20 鉛筆によるモチーフの写生。構図・大きな流れを決める。講師による実演 13:20-14:40 続きを描き、細部まで完成させる 14:50-16:10 写生のトレース作業を行う 16:20-17:40 墨のすり方と塗り方を学ぶ。講師による実演 [担当講師: 磯部 光太郎 ] 02/16(水) 09:30~17:40 前日の続きです。潤筆や渇筆、隈取り法、たらし込み等の技法や、薄墨や中墨、濃墨を使うポイントを学びます。メインとなる部分に、自然に目がとまる効果的な方法や、空間に広がりを感じさせる方法もアドバイスします。 09:30-10:50 前日の続き。薄墨から丁寧に塗りはじめる 11:00-12:20 墨の重ね塗りや、たらし込みを使い変化をつける 13:20-14:40 地引法や彫塑法等の技法を学びながら描き進める 14:50-16:10 メインとなる部分に目がとまるように、墨や色彩のアクセントをおく 16:20-17:40 完成させ、最後に講評を行う [担当講師: 磯部 光太郎 ] 持参物 関連資料1「持参物のご案内」をご確認ください。 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○諸費用は、実習費(モチーフ代、麻紙ボード等)となります。 ○キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】1/28(金) 9:15 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 磯部 光太郎 (画家) 1970年東京都生まれ。1997年東京藝術大学大学院修士課程美術研究科日本画専攻修了。近年はビオトープをテーマに、昆虫やカエルなどの野生生物を描いている。現在、関東を中心に個展・グループ展多数発表。2010年Art Award Next審査委員賞受賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 [セット講座]池田雅文の特別レッスン「散歩と芸術:今、絵画に求められること」 「美しさを実感し、美しいままに描く力」を身につける ... 現役俳優から学ぶ《言葉のニュアンスを伝える朗読法》 聴き手に伝わる「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を、価値観として理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて読みますか?気持... 日本文化の創世記とマンガ史概論 マンガの要素である物語性と表現技法の歴史をメディアの進化と共に学ぶ グローバル化した日本のマンガの原点は日本文化の本質と同期しながら、... ニットの可能性を探る 一本の糸から立体を創造する計算式と棒針基礎 棒針編みの基礎と計算式を理解してオリジナルの立体モチーフを編むことができる。 ニットの素晴らしさの一つに一本の糸と針さえあれば、い... 関連講座 [セット講座]池田雅文の特別レッスン「散歩と芸術:今、絵画に求められること」 「美しさを実感し、美しいままに描く力」を身につける ... [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深... 日本画の基礎 -はじめての写生- 「写生の大切さと面白さ」に気づき、基本的な観察力を身につける 花は、野辺に咲く花、庭先の花、卓上の花、蕾が膨らみ咲き誇り枯れてゆく... ネオ民藝の旅 民藝と民具/甲賀・伊賀・信楽[見聞篇]【ネオ民藝I-1】 <到達目標> 1.里山で生まれる芸術の現場に学ぶ 2.里山で育まれる芸術的暮らしを感じ取る 3.これからの芸術的暮らしを考える ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール