04/16(土) 04/17(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2211102 受付終了 江戸の香りと三味線音楽のエッセンスを味わう 三味線音楽の粋 -「小唄」を知る 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2022/04/16(土) 、2022/04/17(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2022/04/06(水) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 小唄を通して近世および近代の三味線音楽、芸能の歴史を知る 「小唄」は三味線伴奏で歌う、字句どおりのごく短い歌で幕末期に江戸で成立しました。その音楽は江戸期のはやり歌の流れを組む古曲、歌舞伎に題材をとった歌舞伎小唄、新内節の技法を取り入れた新内小唄などまさに三味線音楽のエッセンスが詰まったものです。本講座は三味線のことを知らない方でも親しめるよう、小唄成立に至るまでの三味線音楽の歴史も説明します。また伊吹清寿先生による演奏を聴き、ご一緒に歌い、ゆっくり小唄を味わっていただければと思います。 スケジュール 04/16(土) 13:20~17:40 小唄は成立当初、様々な芸をやり尽くした粋人の余技として始まりましたが、黄金期となる昭和30年代にはサラリーマンをはじめ全国に数百万人の愛好者がいるとまでいわれました。「小唄は端唄とどう違うの?」「《船頭小唄》や《祇園小唄》の小唄と何が違うの?」などの疑問にも歴史的な経緯を踏まえ、丁寧に説明します。 13:20-14:40 小唄とはどのような音楽か 14:50-16:10 小唄成立までの三味線音楽の流れ 16:20-17:40 小唄成立後の歴史とその時代 [担当講師: 寺田 真由美 ] 04/17(日) 09:30~17:00 さまざまな題材の小唄に触れ、小唄が三味線音楽のエッセンスとされるゆえんを紐解いていきます。また、小唄伊吹派家元伊吹清寿先生をお招きして小唄演奏していただくとともに、受講生も一緒にいくつか小唄を歌ってみたいと思います。 09:30-10:50 小唄でめぐる四季の情景 11:00-12:20 小唄を聴く、歌う(1) 13:20-14:40 小唄を聴く、歌う(2) 14:50-16:10 小唄と他の芸能との関わり 16:20-17:00 まとめ: 小唄を通してみる近世三味線音楽と現代 [担当講師: 寺田 真由美 、伊吹 清寿 ] 持参物 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:00 ○オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用します。受講にあたっては、Zoom の基本的な操作ができることが必要です。 ○2022年度春季より、Zoom接続情報・配布資料・課題内容・成績評価等を通信教育課程の学習用サイト「airUマイページ」に掲載します。課題(事後レポート等)もairUマイページ(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)からの提出となります。具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Web遠隔講義)」をご参照ください。 ○Zoom接続情報は各日程ごとに当日開始30分前よりairU上で公開します。 ○配布資料がある場合は、開講初日3日前を目途にairUマイページに掲載します。 ○テキスト:なし ○参考文献:星野栄志『小唄の周辺』演劇出版社、2005年/田中悠美子他編『まるごと三味線の本』青弓社、2009年 ※購入は必須ではありません。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】4 / 8( 金) 16:08 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 寺田 真由美 (相模女子大学非常勤講師、玉川大学非常勤講師) 神戸大学大学院総合人間科学研究科修了。博士(学術)取得。大学在学時より三味線音楽の研究および清元節、小唄、端唄の稽古を始める。明治期以降における端唄、小唄、俗曲の教授の変容や民俗音楽と俗曲の関わりなどについて研究を行っている。 担当講師 伊吹 清寿 (端唄・小唄演奏家) 慶應義塾大学卒業。杵屋佐之忠師に長唄を師事、杵屋佐之義の名を許される。浅井丸可師に就き端唄・小唄を学ぶ。その後浅井派より独立し、伯母・伊吹寿栄の創流した伊吹派を再興すべく、伊吹清寿と改名。端唄・小唄の唄方、三味線方として演奏活動中。NHKFM「邦楽のひととき」にて端唄の三味線方として出演。2005年7月、日本伝統文化財団主宰「ビクター小唄まつり」にて市丸賞受賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深... 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 令和の東京には、人気パワースポットの御朱印巡りをする人が沢山いますが、殆どのスポットは「江戸の名残」の神社仏閣です。江戸時代、全ての宗教... 芥子園画伝【水墨II-1】 芥子園画伝から山水画の空間を構成する方法を身につける 江戸時代に中国から伝わった芥子園画伝は東洋画のバイブルとして多くの画家を魅了... 日本イラストレーション史 イラストレーションの遷移と現在地を知り、その体系を示します。 そもそもイラストレーションとは何だったのか、現在までにその意味がどう変化... 関連講座 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 寄席演芸入門
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