09/17(土) 09/18(日) 開講形態:集中 講座番号 G2225360 受付終了 見学と現地解説から寺院庭園の歴史と意匠を学ぶ 大本山南禅寺の庭園と塔頭寺院を巡る 訪問 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2022/09/17(土) 、2022/09/18(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 39,000円 (講座料:31,000円、 諸費用:8,000円) 定員 25名 申込締切日 2022/08/25(木) 13:00 『都林泉名勝図会』に描かれた南禅寺方丈庭園 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「寺院庭園の特徴」を理解する 名勝庭園50数件のうち、約7割が寺院庭園である京都において、南禅寺は正応4年(1291)に創建された臨済宗の大本山。鎌倉時代の南禅寺発祥の地である南禅院庭園(史跡・名勝)をはじめ、虎の子渡しの方丈庭園(名勝)、鶴亀の庭で名高い金地院庭園(史跡・特別名勝)など、各時代の見所が満載です。本講座では、普段非公開の塔頭寺院の庭園も見学し、境内の歴史と庭園の意匠を紐解きながら、南禅寺の寺院庭園としての魅力に迫ります。 スケジュール 09/17(土) 13:00~17:30 1日目:現在、面積6万坪の境内に本坊と塔頭12ケ寺を有する南禅寺。 大方丈の南庭は小堀遠州作と伝わる名勝庭園ですが、方丈の南側以外は、昭和以降に新たに作庭された庭園が見られます。解説をよく聴き、庭を自分の目で眺めながら、南禅寺の寺院庭園ならではの作庭意匠を感じ取りましょう。 13:00 南禅寺三門 集合(全行程-徒歩移動) 13:10-13:40 南禅寺三門五鳳楼 13:50-14:50 南禅院 15:00-16:50 南禅寺本坊 方丈庭園・如心庭・六道庭・華厳庭・龍吟庭 17:00-17:30 塔頭:帰雲院(創建開山南院国師塔所) [担当講師: 加藤 友規 、町田 香 ] 09/18(日) 09:00~17:15 2日目:南禅寺境内の非公開の塔頭寺院の庭園を見学します。『都林泉名勝図会』(寛政11年・1799)に描かれた姿や『京華林泉帖』(明治42年・1909)などの古写真に映る姿と、見学して目にする現代の姿を比較考証しながら、現存する庭園の妙味をじっくり味わいましょう。 9:00 南禅寺三門 集合(全行程-徒歩移動) 9:10-10:30 南禅僧堂 10:30-11:20 塔頭:天授庵(開山大明国師塔所) 11:20-12:00 塔頭:聴松院(大鑑禅師塔所) 12:00 一時解散、各自昼食 13:20 南禅寺三門 集合 13:30-14:00 塔頭:牧護庵(五世仏燈国師塔所) 14:00-15:30 塔頭:金地院(中興本光国師塔所) 15:30-16:15 塔頭:南陽院(毒湛禅師塔所) 16:15-17:15 大寧軒 [担当講師: 加藤 友規 、町田 香 ] 持参物 ○事前配付の資料集(A4判)2冊 ※Web申込の方にも郵送します。開講当日、現地でお渡しできる予備はありません。忘れずに必ずご持参ください。 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目 13:00~17:30、2日目 9:00~17:15 ○諸費用は、拝観料、保険料等となります。現地までの交通費、現地での移動交通費、宿泊費は含みません。両日とも現地集合・現地解散となります。また、宿泊先は各自でご手配ください。 ○集合場所は、2日間とも「南禅寺三門」です。詳細は、関連資料1「学外研修のご案内」をご参照ください。 ○見学先やスケジュールは一部変更になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。 ○解散時間は、当日の交通事情等によって、多少前後する可能性があります。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに開講中止の判断をする場合があります。開講中止になった場合でも現地までの交通費等についての補償はできませんので、あらかじめご了承ください。 ○徒歩での長距離移動を伴いますので、歩きやすい靴を履いてきて下さい。また、室内用に予備の靴下(白靴下)もご用意ください。 担当講師 加藤 友規 (学術博士、京都芸術大学教授、植彌加藤造園(株)代表取締役社長) 1966年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後家業に入り、2005年より現職。日本の庭園文化を継承しつつ、最高の技術と感性、美意識で伝統を創造する、粋なプロの職人集団を目指し、日々修行を積む。博士論文『渉成園の空間的特質に関する研究』は、 2013年日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。文化財庭園の保存と活用の実績として、2018年日本イコモス賞受賞。著書に『日本庭園のフォスタリング<こころとわざ>の継承と創造』(昭和堂/2025年)ほか。 担当講師 町田 香 (庭園史家・京都芸術大学准教授) 北海道大学工学部建築工学科卒業。京都造形芸術大学大学院芸術研究科博士後期課程修了。博士(学術)。国際日本文化研究センター機関研究員などを経て現職。京都芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター研究員、京都先端科学大学非常勤講師など兼任。主に、日本庭園史研究、文化財庭園の学術調査、日本庭園に関わる公開講座などに携わる。著書に『近世初期宮廷庭園の文化史論的研究』(学位論文)、『すぐわかる日本庭園の見かた』(共著、東京美術、2009年)、『都市歴史博覧』(共著、笠間書院、2011年)、『京都を学ぶ【洛西編】-文化資源を発掘する-』(共著、ナカニシヤ出版、2020年)ほか。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 暮らしに役立つ空間デザイン論 住空間の整理収納をデザインすることを通して、デザインの先にある⾃分サイズの⼼地よい「調える」暮らし⽅という新しいライフスタイルを創出する... ノーコードで作るポートフォリオサイト この講義ではノーコードツール、「Studio」を利用したポートフォリオサイトの制作を行います。 クリエイターの方々は、ご自身の作品をS... 社会人芸大生のキャリア・リデザイン 大学生・社会人が芸術を武器に就職するために必要な能力の基礎を身に付ける。 人生100年時代に求められる社会人芸大生(新卒対象者も含... 立ち絵が上手くなるキャラクター解剖学 人体の構造を理解しキャラクターを整合性のある造形にする。講座概要: キャラクターを作るためのキャラ人体解剖学を学びます。 キャラクター... 関連講座 寄席演芸入門
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