• 06/13(火)
  • 03/20(水)

開講形態:集中

講座番号 G2311422

  • 受付終了

「想像」と「創造」から抜け出し美しさを実感する [セット講座]池田雅文の特別レッスン「散歩と芸術:今、絵画に求められること」

  • 東京
  • 美術・工芸
  • 絵画1

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基本開講地・会場 ※
東京外苑キャンパス
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
演習
受講料
定員
13名
申込締切日
2023/06/02(金) 13:00

「無題」撮影 平松 壮

到達目標と講座概要

「美しさを実感し、美しいままに描く力」を身につける  「散歩」と言っても、運動のためではありません。本講座での「散歩」は、見るために行います。まず、デッサンによって目の感度を高めます。高められた目で意識して周囲を見直すと、世界の見え方は一変します。外界が「こんなに美しい‼︎」と、驚きを感じることでしょう。美しさに出会うと私達は幸せを感じます。その感動を与えてくれる美しさは、見ている対象である外界に在り、私達の周囲で探し出されるのを待っています。しかし、困ったことに、いつの間にか美しさは頭の中で創られると考えるようになってしまいました。これは、社会の意識化に伴い、芸術・絵画でも「見る対象」が、「外界」から「頭の中」へ移り、やがて概念重視になった為と考えられます。現代、社会や芸術・絵画は、人の頭の中で溺れているように見えます。人によって美しさは違っているとしても、美しいモノを美しく表現することが芸術の本質です。頭の中で想像し、創造していても、すぐにイメージは枯れ果ててしまい、美しさは逃げてしまいます。大切な情報は外界に充満しています。今、社会や芸術・絵画も、あらためて外界を能動的に探索し、意識とのバランスを取ることが求められているのではないでしょうか。 知識やスタイルにとらわれず、今すぐに、私達を取り巻く周囲を、見つめ直すことからはじめましょう。たちまち、自らが変化し、豊かな日常が送れることを実感できるはずです。本講座では「デッサン」で深い観察力を身につけ、そして、能動的に外界を探索することを「散歩」と呼び、散歩を習慣にしながら「絵画」を描きます。芸術活動の中で絵画にこだわり「散歩と芸術」を実践し続けている池田雅文が、絵画、そして、見ることの大切さを皆さんと一緒に考え歩みを進めます。   ◯本講座では、「デッサン(鉛筆)」「デッサン(水彩)」「散歩=能動的な外界の探索」によって観察力を向上させ、感覚を鍛え、絵画(20号サイズ)を1枚以上描きます。◯受講資格:今までに10枚以上の絵画の制作経験を有する方で、かつ「自分らしい表現を探し続けたい!」という向上心をお持ちの方。※絵画の素材は問わないが、基本的には、油画、アクリル絵画、水彩画とします。 <単位認定について> 2日間の連続する開講日程を受講し課題に合格することで、「1単位」修得できるカリキュラムで講座を構成しています。全8日間全てに出席・課題に合格することで4単位(1単位×4セット)の修得が可能です。1単位を修得するための開講日程は次のとおりです。 (1)6/13(火)、6/14(水)[1単位]、(2)8/22(火)、8/23(水)[1単位]、(3)11/14(火)、11/15(水)[1単位]、(4)2024/3/19(火)、3/20(水)[1単位]、計4単位 ○上記の2日間1セットのうち、1日でも「欠席・遅刻・早退」が発生した場合はそのセットの単位は取得できませんが、他のセットに出席・課題合格することで残りの単位取得が可能です。 ○通信教育部での単位認定科目名は(1)[絵画Ⅰ-1](1単位)、(2)[絵画Ⅰ-2](1単位)、(3)[絵画Ⅰ-3](1単位)、(4)[絵画Ⅰ-4](1単位)となります。 ○airUに表示される科目名も、池田雅文の特別レッスン:「散歩と芸術:今、絵画に求められること」(1)~(4)となります。 ※本講座は京都芸術大学 履修証明プログラム「絵画Ⅰ-1~4」に該当します。

スケジュール

09:30~17:40

09:30~17:40

09:30~17:40

09:30~17:40

09:30~17:40

09:30~17:40

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持参物
○初回は、鉛筆デッサン用具一式(①鉛筆 各硬度を1~2本ずつ(6H,5H,4H,3H,2H,H,F,HB,B,2B,3B,4B,5B,6B)※ユニ、ハイユニ、FABER‒CASTELL、STAEDTLER 等の、デッサンに適した鉛筆を準備ください。②消しゴム:練り消しゴム(ホルベインNO5など)、プラスチック消しゴム(パイロットER-F10など)、ノック式 ホルダー消しゴム(mono zeroモノゼロ 丸型 ペン消しゴムEC-EH-KUなど)。③カッターナイフ。④ポケットティッシュ。⑤羽ぼうき。⑥散歩手帳(A4サイズのスケッチブック)。⑦各自の作品資料(作品写真3~8枚程度。写真の大きさはA5程度)。詳細は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。2回目からの持参物については、1回目の講座内でご案内しますが、各自が必要な画材や筆等をご持参いただく予定です。                          
備考

担当講師

池田 雅文 (画家)

1956年東京都生まれ。東京藝術大学博士課程を終える。「個展」(1996年、秋山画廊/東京)、「個展」(2003年、スペース23℃/東京)、「個展」(2005年、ゆーじん画廊/東京)、「榎倉康二の回りの作家展(劉旭光セレクション)」(2007年、23℃/東京)、「視触手考画説」(2013年、Tokyo Art Museum/東京)他個展、グループ展多数。

受講生の声

無敵のアクリル画「自画像を描く」

アクリル画は絵の具の乾きが早く筆の後始末も簡単にできると聞き申し込みました。先生には一対一でご指導いただき、どういう絵にしたいのかと問われ、わからない事がわからなかった私に示唆を与えてくださりました。

2015年度[冬季]/T.H.さん
(70代/女性/東京都)

手描きパース基礎の基礎(東京)

これまで風景のデッサンなどでは家が傾いたりしていたが、パースで考えるとちゃんと描ける!わからなかったものが描けてくる。何歳なっても学ぶことは楽しい。知らないことを知ることはうれしい。

2016年度[春季]/S.T.さん
(70代/女性/東京都)

藍染めと腰機(こしばた)でつくる涼の織物

通常、織物は大型の機が必要で敷居が高いのですが、本講座の腰機の織物は簡単なキットで織りができ、先生も丁寧に教えてくださるので、スキルのあるなしに関わらず、染織の世界に触れられてとても楽しめました。

2016年度[夏季]/I.T.さん
(40代/男性/東京都)
【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

スケジュール

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