05/27(土) 05/28(日) 開講形態:集中 講座番号 G2314203 受付終了 日本庭園における眺望の伝統 借景の京都 訪問 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2023/05/27(土) 、2023/05/28(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 35,000円 (講座料:20,000円、 諸費用:15,000円) 定員 30名 申込締切日 2023/05/01(月) 13:00 大河内山荘からの東山の眺め お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 自然景観と融合した京都の庭園の空間構造を理解する 『作庭記』の編者である橘俊綱と白河上皇の庭園談義にみられるように、平安時代以来、日本庭園では「眺望」が重要な要素としてみなされてきました。その伝統はやがて、圓通寺に代表される「借景」庭園として定着し、近代へと受け継がれています。 三方を山に囲まれた京都は、まさに借景の宝庫と言えるでしょう。眺望景観(借景)には山を仰ぎ見る「仰瞰」と高みから見渡す「俯瞰」の2タイプがあります。その醍醐味を存分に味わってみてください。 スケジュール 05/27(土) 12:30~17:30 古来より名所として名を馳せた嵐山にある眺望の素晴らしい庭園を見学します。昭和に築かれた往年の名優・大河内伝次郎の大河内山荘からの雄大な眺望は圧巻です。また、法輪寺からの渡月橋の眺めも味わいましょう。 12:30 「大河内山荘受付」集合 13:00-14:30 大河内山荘見学 14:30-15:00 嵐山公園亀山地区 歌碑及び展望台 見学、福田美術館 *移動途中に見学 15:00-16:00 大亀山宝厳院 見学 16:15-17:00 嵐山虚空蔵法輪寺 見学 17:30 嵐山公園中の島地区にて解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、加藤 友規 ] 05/28(日) 09:00~17:00 7世紀中頃の宇治橋架橋以降、奈良・京都・滋賀を結ぶ水陸交通の要衝として発展した宇治の事例を取上げます。借景が見事な松殿山荘及び平等院を見学した後、興聖寺から宇治の町を展望します。 09:00 「JR木幡駅 」改札口前集合 09:30-11:30 松殿山荘 見学 12:00 京阪「木幡」駅 一時解散 14:00-15:00 平等院 再集合。平等院 見学 15:40-16:00 興聖寺 見学 17:00 京阪「宇治」駅 解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、加藤 友規 ] 持参物 ①資料集(A4判)・1冊 ※Web申込の方も含め、全受講生に事前に郵送します。開講当日ご持参ください。現地でお渡しできる予備はありません。忘れないよう必ずご持参ください。 ②鉛筆・消しゴム(境内ではボールペンは使用不可です。筆記用具は、必ず鉛筆をご用意ください。) ③健康保険証、④雨具(必要な天候の場合は持参)、⑤歩きやすい服装、履きなれた靴 ⑥両手がふさがらない鞄 、⑦白い靴下(履き替え用。建物に⼊る時に履き替えるか、靴下の上に重ね履きしていただきます。雨天の際は、替えが必要となる場合があります。) 備考 【開講時間】1日目12:30-17:30 2日目9:00-17:00 ○1日目(5/27)は「大河内山荘 受付」に12:30集合です ○2日目(5/28)は「JR木幡駅 改札口前」に9:00集合です。 ※2日目(5/28)の集合場所は、「京阪木幡駅」から「JR木幡駅」に変更となりました。お間違えのないようご注意ください。 ○諸費用は、拝観料、保険料等となります。現地までの交通費、宿泊費は含みません。現地集合・現地解散となります。また、宿泊先は各自でご手配ください。 ○見学先やスケジュールは一部変更になる可能性があります。また、解散時間は当日の交通事情等によって、多少前後する可能性があります。あらかじめご了承ください。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに開講中止の判断をする場合があります。開講中止となった場合も、現地までの交通費等についての補償はできません。あらかじめご了承ください。 ○見学先を何件かまわるため、体温調整しやすい服装、歩きやすい靴で参加してください。また、室内では素足ではなく靴下を着用してください。雨天の際は替えが必要となる場合があります。 ○写真撮影の可否、大きな⼿荷物の扱い等は、現地でその都度指示します。 担当講師 尼﨑 博正 (京都芸術大学名誉教授、日本庭園・歴史遺産研究センター名誉所長) 1946年生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会関西支部顧問、日本造園修景協会京都府支部相談役、史迹美術同攷会名誉会長ほか。1992年日本造園学会賞受賞(設計作品部門)。2014年京都市文化功労者。著書に『植治の庭-小川治兵衛の世界』(淡交社/1990年)、『市中の山居―尼﨑博正作庭集』(淡交社/2006年)、『七代目小川治兵衛-山紫水明の都にかへさねば』(ミネルヴァ書房/2012年)ほか、多数。 担当講師 加藤 友規 (学術博士、京都芸術大学教授、植彌加藤造園(株)代表取締役社長) 1966年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後家業に入り、2005年より現職。日本の庭園文化を継承しつつ、最高の技術と感性、美意識で伝統を創造する、粋なプロの職人集団を目指し、日々修行を積む。博士論文『渉成園の空間的特質に関する研究』は、 2013年日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。文化財庭園の保存と活用の実績として、2018年日本イコモス賞受賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 誰もが描けるようになる!『背景』講座~正面・斜め構図の建物 (屋内と屋外)編... 「正面から見た構図」と「斜めから見た構図」で建物が描けるようになる。 今回は風景や背景作画の基本となる 「正面から見た構図」(一点... 芸大生のためのマーケティング発想法 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 初めての挑戦!AdobePremiere Proで動画を作ろう Premiere Pro入門としての「動画編集」の基本操作・編集方法について学び、<カット・テロップ入れ・BGM>の基本操作が出来るよう... Illustrator・Photoshop入門講座 「デジタル環境でのデザインワークを実践するための基本的知識とスキル」を身につける デジタル環境でのデザインワークを実践するために、... 関連講座 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 寄席演芸入門 鍵善良房とつくる京の和菓子-京都職人WORKSHOP 2025春- ネオ民藝の旅 民藝と民具/甲賀・伊賀・信楽[見聞篇]【ネオ民藝I-1】 <到達目標> 1.里山で生まれる芸術の現場に学ぶ 2.里山で育まれる芸術的暮らしを感じ取る 3.これからの芸術的暮らしを考える ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール