10/31(火) 11/01(水) 開講形態:集中 講座番号 G2331420 受付終了 ハッチングを理解し身につける 表現の基礎「銀筆画」 ハッチングで植物を描く!! 東京 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2023/10/31(火) 、2023/11/01(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 30,000円 (講座料:28,000円、 諸費用:2,000円) 定員 20名 申込締切日 2023/10/20(金) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「銀筆画でハッチング」を身につける 銀筆(シルバーポイント)は鉛筆が発明される以前の西欧の描画道具です。銀の細い棒を研いで使います。紙には下地を施します。銀の棒の先は鋭くとがらせますから細密な描画も可能です。形態を線や点の集積で構築するハッチングは西欧絵画に通底する基本中の基本です。本講座ではモチーフを植物に限定し、その形態をハッチングによって表現します。形態に合致する線を見つけ、複合的な線で形を作り込むモデリングを理解し、その意味と技を身につけましょう。※本講座では加筆指導を行います。 スケジュール 10/31(火) 09:30~17:40 銀筆に適した硬めの紙を水張りし、下地を施します。練習用に持参したスケッチブックにも数枚程度の下地を施し乾燥させます。下地が乾く間、銀の細棒を研ぎます。好みのモチーフ(植物)を各々のテーブルにセッティングしたら観察し、形態に合致した線をイメージしましょう。ハッチングの種類や、その効果について説明します。銀という金属で描く独特な素材感をつかみ取ってください。 09:30-10:50 銀筆の歴史。参考作品を見ながら描き方(ハッチング)の説明を行う 11:00-12:20 紙を水張りし下地を施す。銀の細棒の研ぎ、ハッチングの基礎練習 13:20-14:40 練習用の紙で銀筆の練習。植物に適したハッチングの説明を行う 14:50-16:10 モチーフをセットし、観察と画面構成(空間)を意識しながら描き始める 16:20-17:40 モチーフの質感の違いと形態構造を意識しながらハッチングで描く [担当講師: 三塩 佳晴 ] 11/01(水) 09:30~17:40 初日の続きを描きます。常に形態を意識し、そこに合致したハッチングで紙の上に彫刻をするような気持ちで描いていきます。線と線が複合的に重なることで立体的な形態と線の関係が徐々に理解できるようになるでしょう。銀筆の色調に不足する濃度は鉛筆を併用することでさらに形が立ち上がってきます。植物の美しさを際立たせるために、仕上げに色鉛筆で彩色することも可能です。 09:30-10:50 形態・質感・陰影にある形を意識しつつ描く 11:00-12:20 銀筆のみで完成を目指し、さらに描き込む 13:20-14:40 銀筆の描き込みの進行状況に合せ、鉛筆の併用を始める 14:50-16:10 銀筆で描き出せない密度や濃度に、鉛筆の10H~ 2B程度の中から適切に選び加筆していく 16:20-17:40 銀筆と鉛筆の併用で完成させる。彩色を必要とする場合は色鉛筆で仕上げる。講評 [担当講師: 三塩 佳晴 ] 持参物 ○銀筆(銀芯+ホルダー) ※購入を希望される方は、受講票の関連資料1「教材購入申込書」にてお申し込みください。 ○鉛筆(10H・9H・4H・H・HB・B 各1本)、色鉛筆(12色以上。モチーフに合わせてお持ちください。)、練り消しゴム、プラスチック消しゴム、スケッチブック(F4号(334mm×242mm)以上。画用紙のもの。) ○自分の描きたい植物のモチーフ(生花、ドライフラワー、葉物、枝物等、種類は問いません。造花は不可。小さすぎるものはお勧め出来ません。生花の場合は、大学でガラス製の花瓶を用意しますが、ご自身でお持ちいただいてかまいません。)、ケースや袋。 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○諸費用は、教材代(紙代等)となります。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2331420 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/13(金)10:46 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 三塩 佳晴 (版画家) 1956年生まれ。東京藝術大学大学院修了。学生時代からビュランに取組み、さまざまな展覧会で受賞を重ねる。文化庁芸術家国内研修員(1984年)、文化庁芸術家在外研修員(1998~1999年、ウィーン国立芸術大学)。1985年シロタ画廊個展をはじめ個展多数。グループ展多数。東京国立近代美術館、東京藝術大学等に作品収蔵。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 初めての挑戦!AdobePremiere Proで動画を作ろう Premiere Pro入門としての「動画編集」の基本操作・編集方法について学び、<カット・テロップ入れ・BGM>の基本操作が出来るよう... はじめての日本画 日本画材のあつかいと、絵を描くポイントを身につける 本講座は普段の生活の中で、家でも気軽に日本画が描けるように、必要最低限の基礎と... 「電動ロクロ」徹底基礎/春 電動ロクロで基本となる碗など器を作る技術を体験します。 電動ロクロを使って作品を作ることを「水挽き」と言います。初日は、成形に時間... 人物木炭デッサン(ヌード) 対象を捉える力を身につける 裸婦を描くことは物を見て描くことの基本であるばかりでなく、形の美しさを知り、人体の構造を読み取るという... 関連講座 [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深... はじめての日本画 日本画材のあつかいと、絵を描くポイントを身につける 本講座は普段の生活の中で、家でも気軽に日本画が描けるように、必要最低限の基礎と... 写生[さまざまな描き方]春編 写生のための技法と観察力を身につける オリジナルな写生帳を持つ事。写生は日本画に必要不可欠で、古くから多くの日本画家が見応えのある... 日本画の基礎 -はじめての写生- 「写生の大切さと面白さ」に気づき、基本的な観察力を身につける 花は、野辺に咲く花、庭先の花、卓上の花、蕾が膨らみ咲き誇り枯れてゆく...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール