11/18(土) 11/19(日) 開講形態:集中 講座番号 G2334205 受付終了 細見、日本庭園 文化財庭園の保存修復にみる職人の技 訪問 環境・コミュニティ [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2023/11/18(土) 、2023/11/19(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 30,000円 (講座料:23,000円、 諸費用:7,000円) 定員 25名 申込締切日 2023/10/26(木) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 文化財庭園には時空を超えた様々な情報が秘められています。史資料の調査と発掘調査などによってそれらを的確に読み取った上で、遺構保存を前提とした修復を行うのが作法といえるでしょう。得られる情報は立地環境と造成過程、空間構成、地割、意匠、素材といった基本的な事柄ですが、ことに職人さんの美意識と遊び心が滲み出ている場面に遭遇すると心が躍ります。名古屋城二之丸庭園と近代における白壁町の変容、および桑名の諸戸氏関連施設と修復成った近代庭園を巡ることによって、その醍醐味を味わってみましょう。 スケジュール 11/18(土) 12:00~17:30 【名古屋城二之丸庭園の保存修復と白壁町の変容】 名古屋城二之丸庭園の保存修復現場を、学芸員の解説をまじえて見分します。また武家町であった白壁町が近代になって高級住宅街へと変容していった過程も興味深いものです。 12:00 名城公園噴水前集合(徒歩移動) 12:15~13:30 学芸員による講義(徒歩移動) 13:45~15:45 名古屋城二之丸庭園修復現場(徒歩移動) 16:00~17:30 白壁町界隈 17:30 現地解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、佐竹 康太郎 ] 11/19(日) 09:30~17:00 【桑名の諸戸氏関連施設と庭園の保存修復】 桑名の諸戸氏関連の施設・庭園を巡ります。独自の給水施設である諸戸水道の水源地を確認したあと、市文化財担当者の解説をまじえて、六華苑および修復成った旧諸戸氏庭園を見学します。 9:30 桑名駅西ロータリー集合(徒歩移動) 9:45 諸戸氏水道貯水池遺構(徒歩移動) 10:30 桑名駅バス停(市内循環バス移動) 10:45 桑名城跡・七里の渡跡(徒歩移動) 11:30~12:30 六華苑…市文化財担当者による講義 <昼食・一時解散> 13:30~15:00 六華苑(旧諸戸清六邸)(徒歩移動) 15:15~17:00 旧諸戸氏庭園 17:00 現地解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、町田 香 ] 持参物 ○事前配付資料集(A4判)をWeb申込の方も含む全員に郵送します。当日現地で配れる予備はありませんので、忘れないよう必ずご持参ください。 備考 【開講時間】1日目 12:00~ 17:30、2日目 9:30~17:00 ○諸費用は、見学料、保険料等となります。 ○現地までの交通費、宿泊費は受講料に含みません。また、宿泊先は各自でご手配いただき、公共の交通機関を用いて移動してください。 ○2日間ともに現地集合・現地解散です。集合場所の詳細は、受講票の関連資料1「学外研修のご案内」をご確認ください。 ・1日目(11/18)の解散場所は、白壁町界隈を予定しています。 ・2日目(11/19)午前中のバス移動にともなう運賃は、各自でお支払いとなります。午前中に六華苑で一度解散し、午後、同場所で再集合します。昼食はその間に各自で取っていただきます。また、室内用に予備の靴下もご用意下さい。 ○徒歩移動を伴いますので、歩きやすい靴を履いてきて下さい。 ○見学先やスケジュールは一部変更になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。 ○解散時間は、当日の交通事情等によって、多少前後する可能性があります。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに開講中止の判断をする場合があります。開講中止になった場合でも現地までの交通費等についての補償はできませんので、あらかじめご了承ください。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2334205 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】11/6(月)13:30 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 尼﨑 博正 (京都芸術大学名誉教授、日本庭園・歴史遺産研究センター名誉所長) 1946年生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会関西支部顧問、日本造園修景協会京都府支部相談役、史迹美術同攷会名誉会長ほか。1992年日本造園学会賞受賞(設計作品部門)。2014年京都市文化功労者。著書に『植治の庭-小川治兵衛の世界』(淡交社/1990年)、『市中の山居―尼﨑博正作庭集』(淡交社/2006年)、『七代目小川治兵衛-山紫水明の都にかへさねば』(ミネルヴァ書房/2012年)ほか、多数。 担当講師 町田 香 (庭園史家・京都芸術大学准教授) 北海道大学工学部建築工学科卒業。京都造形芸術大学大学院芸術研究科博士後期課程修了。博士(学術)。国際日本文化研究センター機関研究員などを経て現職。京都芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター研究員、京都先端科学大学非常勤講師など兼任。主に、日本庭園史研究、文化財庭園の学術調査、日本庭園に関わる公開講座などに携わる。著書に『近世初期宮廷庭園の文化史論的研究』(学位論文)、『すぐわかる日本庭園の見かた』(共著、東京美術、2009年)、『都市歴史博覧』(共著、笠間書院、2011年)、『京都を学ぶ【洛西編】-文化資源を発掘する-』(共著、ナカニシヤ出版、2020年)ほか。 担当講師 佐竹 康太郎 (文化財庭園保存技術者協議会 副代表) 1965年愛知県生まれ。2015年京都造形芸術大学大学院芸術研究科(通信教育)芸術環境専攻日本庭園分野修士課程修了。文化庁より選定保存技術保存団体に認定されている「文化財庭園保存技術者協議会」において副代表を務める。岐阜県立国際園芸アカデミーにて非常勤講師(~2022年)、名古屋市立大学大学院工学研究科実習講師など、後進の育成にも取組んでいる。平成28年度 第3回名古屋市まちなみデザイン賞受賞(「高針の丘にある蓮教寺」) 。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 人物木炭デッサン(ヌード) 対象を捉える力を身につける 裸婦を描くことは物を見て描くことの基本であるばかりでなく、形の美しさを知り、人体の構造を読み取るという... 「電動ロクロ」徹底基礎/春 電動ロクロで基本となる碗など器を作る技術を体験します。 電動ロクロを使って作品を作ることを「水挽き」と言います。初日は、成形に時間... 芸大生のためのマーケティング発想法 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 初めての挑戦!AdobePremiere Proで動画を作ろう Premiere Pro入門としての「動画編集」の基本操作・編集方法について学び、<カット・テロップ入れ・BGM>の基本操作が出来るよう... 関連講座 ネオ民藝の旅 民藝と民具/甲賀・伊賀・信楽[見聞篇]【ネオ民藝I-1】 <到達目標> 1.里山で生まれる芸術の現場に学ぶ 2.里山で育まれる芸術的暮らしを感じ取る 3.これからの芸術的暮らしを考える ... ネオ民藝の旅 民藝と民具/甲賀・伊賀・信楽[蒐集篇]【ネオ民藝II-1】 <到達目標> 1.里山で生まれる芸術の現場に学ぶ 2.里山で育まれる芸術的暮らしを感じ取る 3.これからの芸術的暮らしを考える ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール