10/17(火) 12/13(水) 開講形態:隔週/- 講座番号 G2335152 受付終了 自然と共にある知恵「茅葺き」を知り、現代における可能性を探る 熱狂!茅葺き学 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2023/10/17(火) 、2023/10/31(火) 、2023/11/14(火) 、2023/11/28(火) 、2023/12/13(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2023/09/27(水) 13:00 芸術と掛け合わせ、茅葺きを今にフィットさせる茅葺き職人 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 伝統的な茅葺きの文化と現代における可能性を知り、藝術的観点からみた茅葺きの新しい価値を提案すること 「茅葺きと藝術」をキーワードに、現代における茅葺きの可能性を共に探っていきます。①導入として、伝統的・現代的な茅葺きの事例と、伝統としてかつてあたりまえにあった茅葺きの文化・知恵を学び、②そこから少し解像度を高めて茅葺き屋根の美しさや、その材料である茅の素材性、そして茅葺きの暮らし、文化的背景の中にある藝術性を見出し、③最後には茅による新しいものづくりのアイデアの提案とディスカッションをします。 ※「熱狂」講座シリーズは、小山薫堂副学長が率いるオレンジ・アンド・パートナーズ社がプロデュースする「深くのめり込み熱狂できる何かに出会う学びの場」です。2023年度秋季は7講座を開講します。 スケジュール 10/17(火) 19:00~21:00 茅・茅葺きとは何か?についての総合的な説明と、海外の茅葺き事例や伝統をアップデートした現代的な茅葺きの事例紹介。 茅葺き屋根とは、身近に大量に手に入る植物で葺かれた屋根のこと。みなさんの知っていそうなところで言うと白川郷の合掌づくりや伊勢神宮、京都なら美山町の茅葺き集落などが思い付くと思いますが、そんな昔ながらの三角屋根だけだと思っていませんか? 現代社会の中で再評価されつつある茅葺きの、様々な事例を紹介しつつ、茅葺きとは何か?をお伝えします。もしかしたら気付いていないだけで、あなたの身近なところにも、茅葺きがあるかもしれません。 [担当講師: 相良 育弥 ] 10/31(火) 19:00~21:00 「茅葺きと暮らし」をテーマに、茅葺きをつくり続け、住み続ける中であたりまえに受け継がれてきた伝統的な"知恵"と現代における茅葺きの知恵についての講義。 茅葺きとは、言葉の本当の意味での持続可能な営みのひとつのカタチ。アジアの東の島国という閉じた空間で、数千年間途切れる事なく続けられて来た茅葺きは、自然と人のお互いの言い分の真ん中に建ち、暮らしや営みや生きる事の答えやヒントを、初めから持っている。色々と行き詰まりつつある現代生活に対して、真新しい視点を与えてくれる可能性を探ります。 [担当講師: 相良 育弥 ] 11/14(火) 19:00~21:00 【トーク回】茅葺きに関わる若い世代を突撃取材!オンラインで数名の若者(弟子、職人、てったい等)とトークする中で今の時代の茅葺きの魅力と課題を引き出していく。 [担当講師: 相良 育弥 ] 11/28(火) 19:00~21:00 「茅と藝」をテーマに、職人の目を通して伝える茅葺きの美しさと、そこから生まれるものづくりについて。新しいものづくりの可能性についてチャット機能で意見を募りながら、茅を見る解像度を高める。 茅葺きの持つ多面的な魅力を、現代にアップデートするにはどういう切り口があるか。 茅葺きの新築住宅が増えたら良いのか?プラスチックの代わりに茅を用いたプロダクトが増えたら良いのか?それとも茅を育む草原に価値があるのか?はたまた茅葺きが成り立って来たシステムに魅力があるのか?建築学、民俗学、歴史学、芸術学、生態学などなど、だれも見たことのないモノやコトを生み出すような、まっさらな切り口を考えていきます。 ※第4回終了後に簡単なレポートの提出があります(任意)。第5回(12/13)で、そのレポートの一部を発表させていただきます。 [担当講師: 相良 育弥 ] 12/13(水) 19:00~21:00 藝術的観点を交えて自分の考える新しい茅葺きの在り方を提案してもらい、それに対するフィードバックを行う。 [担当講師: 相良 育弥 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】19:00~21:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、各開講日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○質問は、Zoomのチャット機能を使って送るようにしてください。講義中に適宜お答えします。 ○第4回(11/28)の授業終了後に簡単なレポートの提出があります(任意)。第5回(12/13)で、そのレポートの一部を発表させていただきます。 担当講師 相良 育弥 (茅葺き職人) 1980年⽣まれ。株式会社くさかんむり代表。くさかんむりとは、「茅葺き」と「芸術・芸能」という字に草冠が⼊っているためにつけられた屋号。このままでは廃れていく茅葺き業界を、芸術・芸能の⼒と掛け合わせる形で様々な建築活動を⾏う。現在は兵庫県神⼾市北区淡河町を拠点に、 伝統的な茅葺きの修復から、オランダの⼿法を取り⼊れた現代的な茅葺きへの挑戦、 より多くの⽅々に茅葺を知ってもらうための⼦ども向けのワークショップやセミナーも開催する。空と⼤地、都市と農村、⽇本と海外、昔と今、百姓と職⼈のあいだを草であそびながら、 茅葺きを今にフィットさせる活動を展開中。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 Illustrator・Photoshop入門講座 「デジタル環境でのデザインワークを実践するための基本的知識とスキル」を身につける デジタル環境でのデザインワークを実践するために、... はじめての日本画 日本画材のあつかいと、絵を描くポイントを身につける 本講座は普段の生活の中で、家でも気軽に日本画が描けるように、必要最低限の基礎と... 芸大生のためのマーケティング発想法 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 初めての挑戦!AdobePremiere Proで動画を作ろう Premiere Pro入門としての「動画編集」の基本操作・編集方法について学び、<カット・テロップ入れ・BGM>の基本操作が出来るよう... 関連講座 寄席演芸入門 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 鍵善良房とつくる京の和菓子-京都職人WORKSHOP 2025春-
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール