03/16(土) 03/17(日) 開講形態:集中 講座番号 G2341210 受付終了 美術を介して、宗教・歴史・文化に迫る イスラーム美術史入門 東京 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2024/03/16(土) 、2024/03/17(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2024/03/06(水) 13:00 INAXライブミュージアム蔵〈型押・釉下彩『ユースフとズライハ』タイル〉(19世紀後半、イラン) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「イスラーム美術の史的・地域的展開についての知識」を身につける グローバル化が進展する今日、イスラーム教を信仰する人々(ムスリム)の存在は私たちにとって身近なものとなりつつあります。だからこそ、今、造形芸術の鑑賞を通じて、彼らの宗教・歴史・文化についての理解を深めませんか。本講座では、7世紀以降、ムスリムによって/ムスリムのために主に中東で作られた工芸品・写本絵画・建築について時系列順に学んだのち、日本とイスラーム美術工芸品との関わりの歴史に迫ります。今年度は、講義内容を一部リニューアルし、日本国内で見ることのできる作品を中心に紹介する予定です。 スケジュール 03/16(土) 13:20~17:40 まず、イスラーム教の教義と各宗派の違いについて概観し、この教えがムスリムのために作られた工芸品・写本絵画・建築にどのような特色をもたらしたのかについて多角的に検討します。続いて、先行するビザンティン・ササン朝文化の影響下で生まれたイスラーム美術が、やがて西はスペイン、東は中央アジアに及ぶ広範な地域で、独自の発展を遂げていく過程を学びます(13世紀半ばまで)。 13:20-14:40 「イスラーム美術」とは何か 14:50-16:10 イスラーム美術のはじまり(c.650–950) 16:20-17:40 カリフ国鼎立・イラン系王朝成立期の美術(c.750–1150) [担当講師: 神田 惟 ] 03/17(日) 09:30~17:40 モンゴルの西アジア遠征(13世半ば)以降19世紀末に至るまでの時代のイスラーム美術の展開について、人や文物の長距離の交流に注目して検討します。講座の最後には、国内で実見することの出来るイスラーム美術工芸品(特に陶器及び絨毯)についての理解を深めます。 09:30-10:50 トルコ系王朝の西進と「月のかんばせ」の流行(c.1050–1250) 11:00-12:20 モンゴル系王朝の西進と中国的モチーフの伝播(c.1250–1500) 13:20-14:40 十字軍時代の地中海世界の美術(c.1150–1500) 14:50-16:10 大航海時代以降の地中海世界・イラン・インドの美術(c.1500–1800) 16:20-17:00 日本とイスラーム美術 17:00-17:40 試験(成績評価・単位連携を希望する方のみ) [担当講師: 神田 惟 ] 持参物 ○筆記用具、手元ライト(プロジェクター投影時に、教室が暗くなる場合があります。必要な方のみお持ちください。) 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:40 ※2日目の試験(17:00~17:40)は、成績評価・単位連携を希望する方のみ受験が必要です。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2341210 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】2/27(火)09:37 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 神田 惟 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 助教、博士) 2015年、英オックスフォード大学東洋学研究科哲学修士課程イスラーム美術・考古学コース修了、2018年、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻博士課程満期退学。米ハーバード大学アガ・カーン・プログラム訪問院生研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)等を経て現職。第39回日本オリエント学会奨励賞(2017年度)、第27回鹿島美術財団賞(2020年度)を受賞。イスラーム美術史、ペルシア語文化圏文化史を専門とする。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 Illustrator・Photoshop入門講座 「デジタル環境でのデザインワークを実践するための基本的知識とスキル」を身につける デジタル環境でのデザインワークを実践するために、... 人物木炭デッサン(ヌード) 対象を捉える力を身につける 裸婦を描くことは物を見て描くことの基本であるばかりでなく、形の美しさを知り、人体の構造を読み取るという... 芸大生のためのマーケティング発想法 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 「電動ロクロ」徹底基礎/春 電動ロクロで基本となる碗など器を作る技術を体験します。 電動ロクロを使って作品を作ることを「水挽き」と言います。初日は、成形に時間... 関連講座 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 鍵善良房とつくる京の和菓子-京都職人WORKSHOP 2025春- 寄席演芸入門 [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール