到達目標と講座概要
京都のギャラリー文化と現代美術を知る
芸術鑑賞の醍醐味は、美術史や芸術学として理解するのみならず、さまざまな想像によって「私だけの価値」を見いだすところにあります。本講座では、京都の町に点在する、主に現代美術を専門に扱っているギャラリーに各自で足を運ぶ、という経験を通じて、現代美術鑑賞のコツ・楽しみ方のツボを感じ取っていただきます。小さなギャラリーを丹念に訪ねることで、これまで以上に京都の美術と親密な関係を結ぶきっかけを作っていただけたら何よりです。
本科目は授業期間中に1回、ギャラリーの訪問記録をairU上に掲出して、他の受講生と意見交換を行います。
授業の流れ:
・5月11日(土)京都の指定地に集合後、グループにわかれてテキスト『京都をたずねる ― 現代美術ギャラリー篇 ―』所収のコースを参考に京都のギャラリーを実際に訪問する。
・当日京都に来ることができない場合も受講可。その場合は5月中にテキスト所収のコースを参考に京都のギャラリーを実際に訪問する。
・5月31日(金)までに、自分の訪問したギャラリー(最低4箇所)について、airU上で訪問記を掲出する。 ギャラリー自体と展示作品について、また実際に訪問して何が得られたのか、など(1箇所につき100〜400字程度。許諾のある画像添付可)。
・6月7日(金)までに、自分と同じ訪問先についての他の受講生の訪問記にもコメントする(1箇所につき1回以上。感想、質問、意見など。文字数不問)。
・6月8日(土)午後(13:20-16:10)に、京都瓜生山キャンパスにて対面で、あるいは遠隔受講により、教員の全体講評、補足講義、質疑応答に参加。
・最後に講評を踏まえて、400〜800字のレポートを提出(成績評価対象物)。