06/22(土) 06/23(日) 開講形態:集中 講座番号 G2413406 受付終了 模写で学ぶ絵画の源流 フレスコ画・はじめての古典技法 大阪 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 大阪サテライトキャンパス 開講日 2024/06/22(土) 、2024/06/23(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 28,500円 (講座料:25,000円、 諸費用:3,500円) 定員 22名 申込締切日 2024/06/12(水) 13:00 フレスコ模写制作例 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「模写を通じてフレスコ画の技法、および歴史的背景を学ぶ」 1305年に描かれたジョットのスクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画は、今尚その輝きを保ち続けています。それはフレスコ画が持つ壁と絵画を一体化させる画法の賜物です。油絵などの絵画に慣れ親しむと一見不思議な制作方法に思えますが、そもそもフレスコ画は絵画の源流のひとつでもあります。本講座ではその歴史を学びながらフレスコ画の実践を行います。特殊な画材を用いますので通常のフレスコ画よりも手軽に描くことが可能です。油絵などでは得ることができない発色、絵肌感を持つフレスコ画を過去の偉人たちの作品を模写することで学んでいきましょう。 スケジュール 06/22(土) 09:30~17:40 1日目 フレスコ画の説明および小講義。画材などの説明。模写をする画像の選択(ジョルナータの設定。下地材塗り。描画用漆喰作りおよびその塗布。前半の描写の開始。 9:30~11:30 導入後、まずは下地漆喰制作、および下地塗り 11:30~12:20 小講義、材料説明 13:20~15:00 模写画像選択、描画漆喰づくり 15:10~17:40 描画漆喰塗り、描画 [担当講師: 藤田 つぐみ 、大路 誠 ] 06/23(日) 09:30~17:40 2日目 本日分の描画層漆喰を作り、ジョルナータの部分から制作再開。途中加筆用カゼインテンペラの解説および制作。そして仕上げ材の蜜蝋ワニスの解説、および制作を行い、作品の完成を目指す。 09:30-10:30 カゼインテンペラメディウムと蜜蝋ワニスの説明、および制作 10:40-12:20 描画用漆喰づくり、ジョルナータ箇所からの描画再開 13:20-14:40 描画 14:50-16:10 カゼインテンペラによる加筆と仕上げ 16:20-17:40 作品講評会 [担当講師: 藤田 つぐみ 、大路 誠 ] 持参物 ○持参物の詳細は、油性ボールペン(赤色が好ましいが黒色でも可)、マスキングテープ(20mm厚のもの)、ペインティングナイフ、水彩筆4号~12号を5本(リセーブルのような軟毛筆でも可)、面相筆2〜3本、平筆4~6号を2本、絵刷毛10号程度を1本、紙パレット(Mサイズ)、筆洗、雑巾。 ○必要な人は、ゴム手袋、ふたつき小瓶2個(薬などの空き瓶など)。 ○当日は汚れてもいい服装か、エプロンなどをご持参ください。 ○講義では基本的に過去の作品の模写を描いていただきますが、もしオリジナル作品を描きたいという場合はA4サイズでご用意ください。あまり細かすぎず、明るい色の方がフレスコでは描きやすいです。 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○諸費用は、実習費(漆喰、パネル、顔料等)となります。 ○参考文献:『よくわかる今の絵画材料- 絵画素材の科学 』(青木芳昭/ 生活の友社/4,571円[本体]) [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2413406 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】6/10(月) 11:58 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 藤田 つぐみ (画家、京都芸術大学専任講師) 1986年 広島市生まれ。2014年東京藝術大学卒業、2016年 École nationale supérieure des Beaux-Arts(フランス)留学、2018年東京藝術大学大学院修了。〈多世界解釈〉や〈感覚〉をテーマに絵画作品を制作。 担当講師 大路 誠 (洋画家、京都芸術大学専任講師) 1999年京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)卒業、卒業制作展学長賞 2000年雪梁舎フィレンツェ賞展優秀賞 2002年大路誠洋画展(阪急うめだ本店/大阪)(04,06,14,17,20,23年)広島県呉市文化事業「野呂山芸術村構想」招聘(〜15年)2005年「光の肖像画」展(広島市立大学芸術資料館/広島)(06,08年)2007年第83回白日会展入選(以後毎年)2010年「光の肖像画」展inLondon(ブルネイギャラリー/イギリス)2011第30回損保ジャパン美術財団選抜奨励展(損保ジャパン美術館/東京)2018年大路誠洋画展(日本橋三越本店/東京)(21年)、風の会イタリア展(Accademia della Arri del Disegno/イタリア)など お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 美術と映画 -映画のなかの画家たち- 西洋の有名な画家の生涯と作品に親しむ 映画の中で西洋の名高い画家たちはどのように描かれてきたのか。その絵画作品と比較しながら、画家... 静物デッサンの遠近法 遠近法を理解し、静物デッサンの自然な形の捉え方を身につける デッサン・絵画からデザインパース画にいたるまで、対象を写実的に描こうと... 現役俳優から学ぶ《言葉のニュアンスを伝える朗読法》 聴き手に伝わる「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を、価値観として理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて読みますか?気持... 恢復の試みとしてのサバイバー文学―癌、病、障害を隠喩する 脆弱な獣のような肉体を携えた人間は、自らの深い知性や人類としての医学の発展によって、癌、病、障害を経験し、乗り越えもしてきました。語るこ... 関連講座 静物デッサンの遠近法 遠近法を理解し、静物デッサンの自然な形の捉え方を身につける デッサン・絵画からデザインパース画にいたるまで、対象を写実的に描こうと... 人物木炭デッサン(ヌード) 対象を捉える力を身につける 裸婦を描くことは物を見て描くことの基本であるばかりでなく、形の美しさを知り、人体の構造を読み取るという... [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深... [セット講座]池田雅文の特別レッスン「散歩と芸術:今、絵画に求められること」 「美しさを実感し、美しいままに描く力」を身につける ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール