06/04(火) 06/25(火) 開講形態:集中/- 講座番号 G2415224 受付中 戦後復興期から始まる近代マンガ史【アーカイブ配信】 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2024/06/04(火) 、2024/06/11(火) 、2024/06/18(火) 、2024/06/25(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2024/05/25(土) 13:00 トキワ荘から始まる近代マンガ史 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 終戦後アメリカの統制により制限を受けた日本文化の復興に影響したマンガの反骨精神や未来への期待について学ぶ GHQの統治下において日本文化の制限を受け、アメリカから入った文化を享受しながらも日本独自の解釈により新たな表現やメディアを得て進化するマンガ文化を事例を交えながら考察する。歴史的に繰り返してきたn次創作という物語の拡張性が新たなメディアを得ることにより多様化していくジャンルや表現手法の分析を通じた講義を行う。 スケジュール 06/04(火) 14:00~23:59 遠隔(WEB) 【第1回配信】6/4(火)~6/10(月) ・戦後復興から子供達を支えた日本文化とGHQにより統制された武道マンガの復興を中心に現代マンガにつながるジャンルの多様性の事例を考察する。(80分) ・戦後復興の最中に物資不足の影響により児童文学からマンガまで貸本業によるシェアリング文化と紙芝居による物語の復興、その創作は少年誌の復興と多様性に影響を与えているポイントの考察を行う。(80分) [担当講師: 荻野 健一 ] 06/11(火) 14:00~23:59 遠隔(WEB) 【第2回配信】6/11(火)~6/17(月) ・戦前から始まった赤本や貸本の文化が投稿雑誌の登場により時代の潮流を変えていくターニングポイントを中心に新たに登場する作家による物語とキャラクター作りの変遷を事例を交えて考察を行う。(80分) ・アール・ヌーヴォーの影響を受けた大正ロマンから戦後復興期に登場する少女マンガ雑誌などを事例として、講義を進める。日本固有の少女マンガ表現の基礎となる物語の構成や表現方法について、世界的に稀な歴史的な背景を中心に考察を行う。(80分) [担当講師: 荻野 健一 ] 06/18(火) 14:00~23:59 遠隔(WEB) 【第3回配信】6/18(火)~6/24(月) ・戦前から続いてきた月刊少年誌はマンガが中心となり、統廃合により週刊漫画雑誌へと変貌していく過程を時代背景とともに考察する。新たに登場するメディの影響により、マンガからアニメへと表現の多様性が新しい時代の物語づくりの礎になった若者文化の変遷を学ぶ。(80分) ・少年マンガ雑誌の相次ぐ創刊によるマンガジャンルの多様性を事例として、多様な物語が年齢層の拡大により大人向けの劇画へと拡張していくと共に表現手法がどのように継承されていったのかを原作者の視点と事例を交え考察していく。(80分) [担当講師: 荻野 健一 ] 06/25(火) 14:00~23:59 遠隔(WEB) 【第4回配信】6/25(火)~7/1(月) ・少年ジャンプ創刊はそれまでの少年漫画雑誌に大きな衝撃を与え、週刊漫画雑誌そのものの意義を大きく変化させたことをファン雑誌の出現と同人誌と2次創作という新たな視点を交えて考察する。多くの世代にサブカルチャー文化の恩恵を与えていく70年代の始まりとなる転機について学んでいく。(80分) ・インターネットの登場とデジタル化の波によりマンガの歴史的な転換点、新しいメディアの登場による表現の多様化についての考察を行う。デジタルアーカイブという新たなメディアの登場により、マンガの国際化や時代を超えた市場の拡張がもたらしたものを事例を交えて考察していく。(40分) [担当講師: 荻野 健一 ] 持参物 ○筆記用具 備考 ○本講座は、2023年度冬季に「ライブ講義」(Zoom配信)として開講した同タイトルの講座を録画・編集し、「アーカイブ配信」として再開講するものです。 ○講義動画の視聴期間は、全4回とも「開講日」欄に記載された日の14:00から7日間(~翌週月曜23:59まで)です。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して受講します。具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 ○質問は、Zoomのチャット機能を使って送るようにしてください。講義中に適宜お答えします。 担当講師 荻野 健一 (デジタルハリウッド大学大学院教授、京都芸術大学教授) 広告代理店でプランニング、シンクタンクで次世代ネットワーク研究開発を担当。漫画雑誌創刊時に、著作権管理や漫画賞などを担当。日テレグループでプロデューサー業務。大学院では次世代メディアとモバイルを活用したコミュニケーション研究活動。地域資源発掘とコンテンツ展開を目的とした「聖地創生プロジェクト」を運営、自治体などと連動したインバウンド施策を実践し、豊島区のトキワ荘協議会と「トキワ荘大学」運営など各地で日本文化の国内外への発信を実施している。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 描いてわかる!イラスト&漫画の背景講座 「正面から見た構図」と「斜めから見た構図」で建物が描けるようになる。 今回は風景や背景作画の基本となる 「正面から見た構図」(一点... クリエイティブに役立つ色彩論 到達目標・色の意味を理解し、その活かし方を知る 講座概要・色彩の基礎知識からスタートし、色彩の心理的効果、文化や歴史、地域、宗教な... 松尾大社の祭事(遠隔+対面) 神社信仰の有りようを身につける 洛西に位置する松尾大社は、賀茂神社とともに京都市のなかでも最も古くからある神社です。古代から今日に... 詩があれば人生は豊か 詩を読み詩を書く経験を通じて日常生活から新たな発見ができるようになる。 詩は生活の中に新鮮な気づきをもたらし人生を豊かにしてくれる... 関連講座 松尾大社の祭事(遠隔+対面) 日本文化の創世期とマンガ史 奈良公園の鹿で学ぶ民俗学[環境・モノ編]【アーカイブ配信】 はじめて学ぶ民俗学
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール