• 07/09(火)
  • 09/17(火)

開講形態:隔週

講座番号 G2421413

  • 受付終了

-藤沢周平『蝉しぐれ』を読む- 松平定知の朗読塾(2024夏)

  • 東京
  • 文化伝統・歴史
  • 朗読2

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基本開講地・会場 ※
東京外苑キャンパス
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
演習
受講料
定員
23名
申込締切日
2024/06/28(金) 13:00

講座風景

到達目標と講座概要

「蝉しぐれ」の全文完全音読  京都芸術大学の東京藝術学舎が完成したのは2010年の春のこと。その完成と同時に当「松平定知の朗読塾」の講座も始まった。だから、学舎もこの朗読塾も、今年がまる15年目ということになる。そして私は今年度(2024年度)一杯で、引退する。  NHK在職時に、ふとした機会に偶然、手にした藤沢周平作品に魅了され、それからというもの、NHK時代も、退職後も、周平作品はいつも私の傍にあった。私は、周平作品朗読を私のライフワークにしようと思った。「私の本棚」での朗読も思い出に残るが、ラジオ深夜便で毎週1回の周平作品朗読が数年続いたことも忘れられない。この講座もそのライフワークの一環である。嬉しさいっぱいで始まったこの試みも、気が付いたら、まず、あっと言う間に7年が経っていた。そのうち生徒さんや大学側から「古文も一つ、、、、」という話があり、奥の細道、平家物語、徒然草、たけくらべ、、、、どうせやるから一字一句、書かれた「そのまま」を、一切のスキップ無しに「全文完全朗読」を目指し、完遂した。「徒然草」の場合は、2年かかった。この「全文完全朗読」の試みは、生徒さんの達成感も高かったと思う。こうした「2年がかり、全40回で一作品」という試みを許して下さった、学校側のご配慮、ご英断に、感謝々々である。この他に、ま、「私のサービス」として、授業の隙間時間を見つけては、鴎外や漱石や芥川や賢治や太宰らの短編を一人朗読した。なにもかも想い出多い講座だった。そして3年前にまた「周平さん」に戻り、私の「朗読塾」も今年度で15年目。いま、その藤沢氏の代表作「蝉しぐれ」で大団円となる。生徒さんと大学には、感謝しかない。皆さん、本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。さあ、有終の美を。 ※本講座は、京都芸術大学履修証明プログラム「朗読2」に該当します。

スケジュール

14:00~16:40

14:00~16:40

14:00~16:40

14:00~16:40

14:00~16:40

持参物
○筆記用具 ○テキスト:『新装版 蝉しぐれ(上)』(藤沢周平/文春文庫/748円[税込])、『新装版 蝉しぐれ(下)』(藤沢周平/文春文庫/748円[税込]) ※テキストは開講までに各自でご準備ください。
備考

担当講師

松平 定知 (元NHK 理事待遇アナウンサー、京都芸術大学教授)

1969年早稲田大学卒業、NHK 入局。2007年NHK 退職。その間、「連想ゲーム」を4年、「朝」と「夜」の「7時のテレビニュース」など、ニュース畑を15年。「その時歴史が動いた」を9年「ラジオ深夜便・藤沢周平を読む」を9年、「世界遺産100」を7年、「新シルクロード」「世紀を越えて」「マネー資本主義」「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」などのNHK スペシャルは、キャスターやナレーターとして100本以上担当。 著書、朗読CD 多数。会長賞、前島密賞、放送人グランプリ、イタリア国「コンメンダトーレ章」など、受賞多数。

受講生の声

ローマ、美術の旅 [特別編]

書店で見つけた美しい本『フランスの伝統色』を創られた城一夫先生の講義を是非一度受けてみたいと思っていました。また本間紀子先生には国立西洋美術館のカラヴァッジョ展で解説していただきました!

2016年度[春季]/Y.M.さん
(60代/女性/東京都)

日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう

自営業で、休業する水曜日を有意義に過ごしたいという数年来の思いがやっとかないました。「二十四節季」など日本古来のしきたりや伝統文化を学びながら、茶事を経験したりと、毎回とても楽しみです。

2016年度[春季]/S.T.さん
(60代/男性/東京都)
【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

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