12/10(火) 12/11(水) 開講形態:集中 講座番号 G2431312 受付中 表現の可能性を大いに秘めたコラージュを体感する イメージの即興表現・コラージュ:「箱の中の世界」編 アッサンブラージュ 東京 美術・工芸 [総合]学芸基礎演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2024/12/10(火) 、2024/12/11(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 28,500円 (講座料:28,000円、 諸費用:500円) 定員 20名 申込締切日 2024/11/29(金) 13:00 受講生作品 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「コラージュ制作によって柔らかくイメージを展開できる力」を身につける コラージュが誕生した瞬間、表現の可能性は画期的に広がりました。ピカソとブラックがパピエ・コレとしてあみ出し、今なお、あらゆるジャンルで形を変え広がりを続けるコラージュ表現。「紙を貼る」こんな簡単な方法が、芸術の可能性を無限に広げたのですから驚きです。本講座では、コラージュにより、平面から立体が立ち現れる瞬間も体感し、最後に、箱を使った立体作品を制作します。箱の内部や表面を使用し、平面と立体の間を行き来しながら、一つの世界を表現します。コラージュならではの表現の自由さ、面白さ、不思議さを体感してください。 スケジュール 12/10(火) 09:30~17:40 ガイダンスの後、コラージュの前身と言える、キュビズムやコンストラクション、パピエ・コレの紹介を行います。その後、ピカソの絵画から、人物・生物などの様々なパーツを切り抜いて立体物として制作を試みます。次に、持参した生物の写真(人や動物などの正面、背面、斜め、顔、全身など、大きさや向きも様々)やその他の画像を構成して立体的な「いきもののようなもの」を作り、その作品がいる場をコラージュにより制作します。平面でも立体でも可とします。 09:30-10:50 ガイダンス。コラージュの誕生を紹介 11:00-12:20 平面と立体:ピカソのプリントによるレッスン 13:20-14:40 平面と立体:「いきもののようなもの」をつくる 14:50-16:10 「いきもの」がいる風景をつくる 16:20-17:40 ミニ講評:明日の制作のヒント [担当講師: 井川 淳子 ] 12/11(水) 09:30~17:40 1日目の制作物を踏まえて、箱に世界をつくります。制作したものを分解、再構成して組み込んでも構いません。制作しながら思いつく様々なアイデアを試します。箱の内部や表面を利用して、平面と立体の間を行き来しながら、その不可思議さを体感しましょう。そして、箱を設置する空間についても考えていきます。状況に応じ、適宜、参考作品を紹介します。最後に皆で作品を鑑賞しながら講評会を行います。 09:30-10:50 「箱の中の私の世界」を制作 11:00-12:20 昨日の制作物を分解、再構成して組み込んでも良い 13:20-14:40 平面と立体:箱の空間を意識しながら制作 14:50-16:10 色々な試みによって発見を重ねながら制作 16:20-17:40 制作終了後、皆で作品を鑑賞し講評会 [担当講師: 井川 淳子 ] 持参物 ○持参物の詳細は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○諸費用は、実習費(紙代等)となります。 担当講師 井川 淳子 (美術家) 東京藝術大学大学院壁画専攻修了。モザイク、紙の立体作品を経て、2000年より写真を発表。主な展覧会に、2017年「白」かんらん舎、「カオスモス5 一粒の砂に世界を見るように」佐倉市立美術館、第6回都美セレクショングループ展「海のプロセス-言葉をめぐる地図(アトラス)」東京都美術館、2020年Hikarie Contemporary Art Eye vol.13「9人の眼-9人のアーティスト」[監修:小山登美夫]渋谷ヒカリエ8/02/CUBE、「いつか」nohako、2021年「いつか私は(リプライズ)」藍画廊など。 【ブログ、webサイトURL】ikawa-junko.tumblr.com お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 京都デザイン論―京都の空間遺産 京都の魅力とはなんでしょう。 多くの人が惹かれる空間には見えない意匠が仕組まれています。歴史的建造物や文化的環境の魅力をデザイン手法の... 続・狩野派の秘伝書から[混成絵具の秘伝・色見本制作から模写まで] B日程 『日本画を描く人のための秘伝集』とは、狩野派をはじめとした、古からの絵師たちの技法をまとめた秘伝の書物です。その中には日本の風土と歴史の... 着衣のはじまりとホモ・サピエンス 「人間はどうして衣服を着るのか」と問われれば、「恥ずかしいから」、「身を守るため」、「自分らしさを演出するため」と答える人は多いでしょう... 学ぶ、作る、楽しむ、ペーパークラフトの世界!! 「紙の造形法と楽しみ方」を身につける 紙はとても身近な素材です。平面のまま使うことが多いですが、少し手を加えることで紙は立体になり... 関連講座 続・狩野派の秘伝書から[混成絵具の秘伝・色見本制作から模写まで] B日程 『日本画を描く人のための秘伝集』とは、狩野派をはじめとした、古からの絵師たちの技法をまとめた秘伝の書物です。その中には日本の風土と歴史の... はじめよう鉛筆デッサン 「ものの見方」をしっかり身につける 講座では、はじめに鉛筆の使い方の実際や、立体を捉えることの基本をわかりやすく体験します。そして... 日本画の基礎-はじめての写生- 「写生の大切さと面白さに気づき基本的な観察力」を身につける 花は、野辺に咲く花、庭先の花、卓上の花、蕾が膨らみ咲き誇り枯れてゆく、... 美術家と挑むワイヤーアートの世界 ワイヤーアートを通して立体把握能力と表現力を身につける 工事現場などで無骨な存在として扱われがちなワイヤー(針金)ですが、その隠さ...
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