11/12(火) 11/13(水) 開講形態:集中 講座番号 G2431416 残りわずか 日本画を描く人のための秘伝集 続・狩野派の秘伝書から[混成絵具の秘伝・色見本制作から模写まで] B日程 東京 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2024/11/12(火) 、2024/11/13(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 36,500円 (講座料:31,000円、 諸費用:5,500円) 定員 18名 申込締切日 2024/11/01(金) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 『日本画を描く人のための秘伝集』とは、狩野派をはじめとした、古からの絵師たちの技法をまとめた秘伝の書物です。その中には日本の風土と歴史の中で育まれた、日本画家達の驚くべき知恵と工夫が凝縮しています。この講座では、その中から現代にも役立つ魅力的な技法を紹介します。今回は絵具の混色の技法を約65法試みる事から始めます。数少ない絵具から多様な色彩を生み出した先人の知恵と工夫を、模写(色彩は自由)によって体験します。歴史に裏付けされた本格的な技法が楽しく学べる講座です。先達に学び、日本画の奥深さに触れて下さい。 スケジュール 11/12(火) 09:30~17:40 諸多の絵具に墨を加え暗色を調整する「墨の合わせ絵具10法」、胡粉をベースに様々な絵具を混ぜ不透明色を調整する「泥絵具17法」、絵具同士を混ぜ合わせる「合わせ絵具38法」の技法を学び、今後の制作の為に『色見本』を作ります。また、模写用の下地色を和紙に塗ります。その他、画材の保存法の豆知識「墨を久しくしまい置く法」を3法を紹介します。 09:30-10:50 ガイダンス。「混成絵具その1、その2」 11:00-12:20 『色見本』つくり。模写の下地塗り 13:20-14:40. 「混成絵具その3」と『色見本』つくり 14:50-16:10. 『色見本』つくりを続ける 16:20-17:40 『色見本』を完成させる [担当講師: 磯部 光太郎 ] 11/13(水) 09:30~17:40 彩色作業や絵皿上の絵具を使う場所での注意点、筆の使用法、アウトラインの見せ方等、「彩色諸注意5項」、また、光沢のある墨の作り方「艶墨の法」を学びます。図柄を墨や混成絵具の線で『模写』を始め、色見本を参考に自由に彩色していきます。また、仕上げようの金泥を作る「金箔を泥とする法」や、絵具や道具類の手入れの仕方の豆知識「絵具、彩色用具後始末の法」を学びながら、模写を完成させます。 09:30-10:50「裏焼き筆の法」で図版を転写。骨描き 11:00-12:20 『色見本』を参考にして自由に彩色。模写 13:20-14:40 「金箔を泥とする法」と模写 14:50-16:10 豆知識「絵具、彩色用具後始末」と模写 16:20-17:40 模写を完成させ、講評会 [担当講師: 磯部 光太郎 ] 持参物 ○持参物の詳細は、受講票の「関連資料1 持参物のご案内」をご確認ください。 ※持参物の教材購入を希望される方は、「関連資料2 教材購入申込書」にてお申し込みいただけます。 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○諸費用は、実習費(絵具や支持体、金箔等)となります。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2431416 担当講師 磯部 光太郎 (画家) 1970年東京都生まれ。1997年東京藝術大学大学院修士課程美術研究科日本画専攻修了。近年はビオトープをテーマに、昆虫やカエルなどの野生生物を描いている。現在、関東を中心に個展・グループ展多数発表。2010年Art Award Next審査委員賞受賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画の基礎-はじめての写生- 「写生の大切さと面白さに気づき基本的な観察力」を身につける 花は、野辺に咲く花、庭先の花、卓上の花、蕾が膨らみ咲き誇り枯れてゆく、... 刺繍・京繍(きょうぬい) 「伝統の技」を身につける 図案の書かれている絹の布を枠に張り、絹糸の平糸で刺繍を致します。 右手左手の両手で刺繍するのですが、初... 令和の東京に見る江戸の名残 ー江戸の水辺の物語ー 【ライブ配信】 徳川家康の入府した頃、水辺は軍事的に江戸を守る天然の堀でもありましたが、同時に水害をもたらす厄介な存在でもありました。そんな水辺を、4代... 着衣のはじまりとホモ・サピエンス 「人間はどうして衣服を着るのか」と問われれば、「恥ずかしいから」、「身を守るため」、「自分らしさを演出するため」と答える人は多いでしょう... 関連講座 イメージの即興表現・コラージュ:「箱の中の世界」編 アッサンブラージュ 「コラージュ制作によって柔らかくイメージを展開できる力」を身につける コラージュが誕生した瞬間、表現の可能性は画期的に広がりました... はじめよう鉛筆デッサン 「ものの見方」をしっかり身につける 講座では、はじめに鉛筆の使い方の実際や、立体を捉えることの基本をわかりやすく体験します。そして... 日本画の基礎-はじめての写生- 「写生の大切さと面白さに気づき基本的な観察力」を身につける 花は、野辺に咲く花、庭先の花、卓上の花、蕾が膨らみ咲き誇り枯れてゆく、... 美術家と挑むワイヤーアートの世界 ワイヤーアートを通して立体把握能力と表現力を身につける 工事現場などで無骨な存在として扱われがちなワイヤー(針金)ですが、その隠さ...
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