11/09(土) 11/10(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2435120 受付中 令和の東京に見る江戸の名残 ー江戸の水辺の物語ー 【ライブ配信】 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2024/11/09(土) 、2024/11/10(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2024/10/30(水) 13:00 江戸時代、隅田川の河口は永代橋辺りでしたが、埋立が進んだ現在、4本も先の築地大橋に!そんな水辺にも江戸の名残は感じられます お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 徳川家康の入府した頃、水辺は軍事的に江戸を守る天然の堀でもありましたが、同時に水害をもたらす厄介な存在でもありました。そんな水辺を、4代にわたる将軍達のもとで大改造したのです。4代将軍家綱の御代、明暦の大火後の復興でようやく江戸の水辺が整ったと言えましょう。天下泰平の世になると、江戸っ子達は、水辺を物流や道として生きてゆくために利用し、その風景や、水辺ならではの遊びを心の糧として満喫しました。本講座では、260年も続いた江戸時代の水辺の変遷を古地図や絵草子から学び、川辺や海辺が江戸の人々に何をもたらしたかを浮世絵から検証します。そして今の時代に至る変遷を浮世写真から、何が消え去り、何が残ったかを推測します。「我々がどこから来たのか、どこへ向かうのか?」という歴史を学ぶ上での重要な課題を皆さんと一緒に考察したいと思います。 スケジュール 11/09(土) 11:00~17:40 11:00-12:20 プロローグ 当時の目線で考える 江戸の時間感覚、空間感覚、経済感覚 13:20-14:40 家康の入府「江戸防衛の物語」 城郭整備と埋め立て工事、軍事物資輸送水路の開設、江戸湾の警備と魚河岸誕生の関係 14:50-16:10 秀忠から家綱まで「治水と利水の物語」 利根川東遷事業と河川の架け替え、日本堤の建設と浅草田圃の誕生、江戸六上水 16:20-17:40 明暦の大火「江戸改造の物語」 両国橋の架橋と本所の発展、湾岸の埋め立てと深川の発展 [担当講師: 浮世写真家喜千也 ] 11/10(日) 11:00~17:00 11:00-12:20 塩の調達から聖地巡礼へ?「成田山詣の物語」 小名木川・船堀川・利根川と江戸の水運、成田詣のルートとは 13:20-14:40 幻の歓楽街「中洲新地の物語」 みつまた埋立、中洲新地の誕生〜繁栄〜取潰し 14:50-16:10 新行楽地開発「吉宗、人気取りの物語」熊野詣の擬似体験、飛鳥山の開発と利用 16:20-17:00 エピローグ 明治維新、そして東京の水辺は何処へ向かったか [担当講師: 浮世写真家喜千也 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目 11:00~ 17:40、2日目 11:00~17:00 ○本講座のアーカイブ配信講座を2024年度冬季に開講予定です。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(zoom遠隔)」をご確認下さい。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで「入室ボタン」を公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。「入室」ボタンをクリックするとボタン下部に青字でZoomURLが表示されますので、ZoomURLをクリックし、本講座のZoomに入室してください。 ※「関連資料(Zoom遠隔)」p.1で、出欠・受講状況確認のため、カメラは原則「ON」で受講いただくようご案内していますが、後日オンデマンド講座として開講する関係で、本講座ではカメラは「OFF」にしてください。 ○質問は、Zoomのチャット機能を使って送るようにしてください。講義中に適宜お答えします。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2435120 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/23(水)11:21 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 浮世写真家喜千也 (フォトアーティスト) 1961年生まれ、東京都出身。慶応義塾大学法学部卒。2013年より、歌川広重「名所江戸百景」を題材にした今昔比較写真の撮影をスタートし「浮世写真家 喜千也」を名乗る。17年12月に、ニコンプラザ新宿「THE GALLERY 2」にて初の個展を開催。19年には「名所江戸百景」全119景の撮影を完了。現在、作品を展示・販売する他、TV出演、講演、野外講座や、各種媒体への執筆活動などを行っている。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画の基礎-はじめての写生- 「写生の大切さと面白さに気づき基本的な観察力」を身につける 花は、野辺に咲く花、庭先の花、卓上の花、蕾が膨らみ咲き誇り枯れてゆく、... 京都デザイン論―京都の空間遺産 京都の魅力とはなんでしょう。 多くの人が惹かれる空間には見えない意匠が仕組まれています。歴史的建造物や文化的環境の魅力をデザイン手法の... ジェンダーから考える詩と世界(2) 石垣りん、堀場清子、石川逸子、パレスチナ、韓国、ミャンマー、ポーランド、チェコの詩人たちの作品を通して、女性の生き方と創作活動を考えまし... 続・狩野派の秘伝書から[混成絵具の秘伝・色見本制作から模写まで] B日程 『日本画を描く人のための秘伝集』とは、狩野派をはじめとした、古からの絵師たちの技法をまとめた秘伝の書物です。その中には日本の風土と歴史の... 関連講座 日本映画の聴きかた 遊女の墓 -弔いからみる遊廓史 知られざる加賀・小松地域の庭園探索 石川県の庭園といえば金沢市の兼六園が有名ですが、実はもう一つ大名庭園があります。それは加賀市指定名勝の「江沼神社庭園」で、加賀大聖寺前... 刺繍・京繍(きょうぬい) 「伝統の技」を身につける 図案の書かれている絹の布を枠に張り、絹糸の平糸で刺繍を致します。 右手左手の両手で刺繍するのですが、初...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール