• 11/09(土)
  • 11/10(日)

開講形態:集中/-

講座番号 G2435121

  • 受付中

人は最初に何を身にまとったのか 着衣のはじまりとホモ・サピエンス

  • 遠隔(WEB)
  • 文化伝統・歴史
  • [総合]学芸基礎講義1~10

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開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
50名
申込締切日
2024/10/30(水) 13:00

スルマ族の体表に描かれた模様

到達目標と講座概要

「人間はどうして衣服を着るのか」と問われれば、「恥ずかしいから」、「身を守るため」、「自分らしさを演出するため」と答える人は多いでしょう。でもそれは現代社会に暮らす私たちの理由であって、ホモ・サピエンスが本質的に衣服を着る理由ではありません。それについて考えようと思えば、着衣のはじまりを想像しなくてはならないでしょう。着衣のはじまり、それは毛皮でしょうか、それとも一本の腰紐でしょうか。いえ、それは〈文(あや)〉だったと考えます。〈文(あや)〉とは模様や形のことです。その模様や形を体表に描いたものこそが、ホモ・サピエンスの着衣のはじまりではないかと、私は考えています。では、それを身にまとうことで、ホモ・サピエンスに一体何が起こったのでしょう。またそれを起点とみなすことで、私たちの現代の着衣行動をどのように捉え直すことができるでしょう。本講座は、ファッションが地球環境を脅かす社会問題として捉えられている昨今にあって、着衣の起源にまでさかのぼり、その問題の一端を探していこうとする試みです。

スケジュール

11:00~17:40

11:00~17:00

持参物
○筆記用具
備考

担当講師

百々 徹 (大阪成蹊短期大学生活デザイン学科教授)

大阪大学大学院人間科学部博士課程前期修了。修士。1993年から21年間、神戸ファッション美術館に学芸員として勤務。『アンティークレースの世界』、『日本の男服』展などの展覧会企画のほか、同館で実施されていた学校団体向け服飾講座のメインレクチャラーも務める。2014年から旧・京都造形芸術大学空間演出デザイン学科准教授として勤務ののち、2018年から現職。専門は、服飾文化史のほか、最近ではホモ・サピエンスの着衣の起源についても考察を進めている。

受講生の声

日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう

自営業で、休業する水曜日を有意義に過ごしたいという数年来の思いがやっとかないました。「二十四節季」など日本古来のしきたりや伝統文化を学びながら、茶事を経験したりと、毎回とても楽しみです。

2016年度[春季]/S.T.さん
(60代/男性/東京都)

ローマ、美術の旅 [特別編]

書店で見つけた美しい本『フランスの伝統色』を創られた城一夫先生の講義を是非一度受けてみたいと思っていました。また本間紀子先生には国立西洋美術館のカラヴァッジョ展で解説していただきました!

2016年度[春季]/Y.M.さん
(60代/女性/東京都)
【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

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開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

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