• 11/16(土)
  • 11/17(日)

開講形態:集中/-

講座番号 G2435230

  • 受付中

遊女の墓 -弔いからみる遊廓史

  • 遠隔(WEB)
  • 文化伝統・歴史
  • [専門]学芸専門講義1~10

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基本開講地・会場 ※
遠隔(WEB)
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
50名
申込締切日
2024/11/06(水) 13:00

到達目標と講座概要

近世以降、「遊女」との呼称に代表される娼婦が多くおり、売春防止法が施行される前世紀半ばまで我が国は公娼制度(準公娼制度)を維持していた。 様々な議論を巻き起こした美術展『大吉原展』がそうであったように、遊女はときに「ただの娼婦ではない芸能者」と持ち上げられ、反対に「性奴隷」と見做されるなど、評価が極端に分かれる。歴史とは、様々な見地から評価が変わるものだが、こと性売買/性搾取に対する評価が両極に分かれるそれ自体が、性価値観が大きく変化する現代社会の反映ではなかろうか。 従来、遊廓の地域数や遊女の人数などを挙げ、史実を定量化することで、実証的な遊廓史の理解を試みる書籍などが発行されてきた。いっぽうで、地域ごとの特色は分類されることで、かえって「例外」が埋没し、遊女とされた女性個人の尊厳は「数字」の中に置き忘れてしまっている感がある。 各地に残されている遊女の墓を通じて、当時の遊廓(遊所)を取り巻く地域社会との関わり、現代における地域住人による保存活動ないし忘れ去られている現状を紹介する。遊廓を観光資源として活用している実例地域の現状と問題も取り上げる。 なお、本講座は昨年も開催したが、昨年以降続けてきた取材した成果を加えている。

スケジュール

11:00~17:40

11:00~17:00

持参物
○筆記用具
備考

担当講師

渡辺 豪 (株式会社カストリ出版 代表取締役社長)

1977年、福島県生まれ。2010年頃から全国の遊廓跡およそ500箇所を調査・撮影。2015年、遊廓に関連する文献の復刻を行う、株式会社カストリ出版を起業、翌2016年に吉原遊廓跡に遊廓専門書店・カストリ書房を開店。著書に『遊廓』(新潮社)、『赤線本』(イーストプレス)、『戦後のあだ花 カストリ雑誌』(三才ブックス)。テレビ番組(NHK『新日本風土記』『歴史探偵』、日本テレビ『マツコデラックス特番』)、書籍、ラジオ、雑誌の歴史考証、取材協力、出演多数。

受講生の声

ローマ、美術の旅 [特別編]

書店で見つけた美しい本『フランスの伝統色』を創られた城一夫先生の講義を是非一度受けてみたいと思っていました。また本間紀子先生には国立西洋美術館のカラヴァッジョ展で解説していただきました!

2016年度[春季]/Y.M.さん
(60代/女性/東京都)

日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう

自営業で、休業する水曜日を有意義に過ごしたいという数年来の思いがやっとかないました。「二十四節季」など日本古来のしきたりや伝統文化を学びながら、茶事を経験したりと、毎回とても楽しみです。

2016年度[春季]/S.T.さん
(60代/男性/東京都)
【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

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