到達目標と講座概要
ワインは一つの嗜好品であると同時に、文化や歴史をはじめ、広くその風土を内包する飲料であると言えます。本講座ではかかるワインについて、そもそも「何故探求の対象となるのか?」、また「如何なるアプローチが可能であるのか?」といった点を明確にすべく実施するものです。極力専門的な内容は避け、「教養としてのワイン」を意識した授業内容となります。オンデマンド授業の前半は「ワイン概論」としてワインやそのバックボーンに対する客観的理解を目指し、後半ではブドウ栽培やワイン醸造からその味わい方まで、実際のテイスティング体験を通してより具体的かつ印象的な理解が得られることを目標とします。
本講座受講に際しては、ワインの本質的な理解により、その楽しみ方の一層の拡がりと深化が期待できるでしょう。またテイスティングスキルを知ることで、日常のワインライフの充実やその楽しさ、楽しみ方の倍増にもつながる筈です。