03/01(土) 03/02(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2445443 受付終了 「建築」意識の目覚めと「神の国」の空間化 西洋建築史要説1:古代・中世 遠隔(WEB) 建築・インテリア [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/03/01(土) 、2025/03/02(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2025/02/19(水) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 西洋建築史の「様式」を理解して、「建築」を鑑賞するための知識を身につける 西洋文化は建物を「建築」と見ます。「建築」を「様式」で捉えて「歴史」とするのも19世紀西洋の考え方です。西洋の「建築」を、各時代の「様式」を知ることで「歴史」として見て、西洋建築を見る目を養うのが本講座です。「建築」という意識が具体化する「古代」、キリスト教がヨーロッパ独自の「建築」を育む「中世」という、BC5世紀~ AD15世紀くらいまでの、通史の前半に当たる部分を見ます。 スケジュール 03/01(土) 13:20~17:40 具体的な歴史を辿る前に、西洋の「建築」を、歴史を通して見るための考え方の枠組みを考えます。その後、西洋の「建築」という考え方の基盤が形成された「ギリシア」と「ローマ」という古代建築を見た後、古代ローマの末期に西ヨーロッパの最初のキリスト教建築が誕生し、二つの典型的形式が存在した様子を見ます。 13:20-14:40 「建築」という文化、時代区分と様式概念 14:50-16:10 「ギリシア建築」柱と比例のコスモロジー 16:20-17:40 「ローマ建築」建築の強と用と美 [担当講師: 西田 雅嗣 ] 03/02(日) 09:30~17:00 ローマ帝国内に生まれた最初のキリスト教建築が、ローマ帝国が東西に分裂することに伴ってその後どうなったのかを、東の「ビザンティン建築」、西の「プレ・ロマネスク建築」として見た後、西洋における中世建築の二大様式である「ロマネスク」と「ゴシック」の建築を、性格の対照的な本質的に別種の建築様式として考えて見ます。 09:30-10:50 「初期キリスト教建築」キリスト教建築の原形 11:00-12:20 「 ビザンティン建築」と「プレ・ロマネスク建築」ギリシア十字とバシリカ 13:20-14:40 「ロマネスク建築」〈神の国〉の形 14:50-16:10 「ゴシック建築1」〈まことの光〉の空間 16:20-17:00 「ゴシック建築2」ゴシックの国際化 [担当講師: 西田 雅嗣 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○参考文献:『カラー版図説 西洋建築の歴史』(西田雅嗣/学芸出版社/2,500円[本体])、『ヨーロッパ建築史』(西田雅嗣/昭和堂/2,400円[本体])、『図説 西洋建築の歴史 美と空間の系譜』(佐藤達生/河出書房新社/1,850円[本体]) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2445443 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】2/13(木)11:22 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 西田 雅嗣 (京都工芸繊維大学名誉教授) 1958年北海道生まれ。1999年博士(工学)(東京大学)。京都芸術大学・山口大学・武庫川女子大学で非常勤講師。主著に『歴史の建築意匠』(昭和堂)、『シトー会建築のプロポーション』(中央公論美術出版、建築史学会賞)。Vocabulaire de la spacialité japonaise(CNRS)でフランス建築カデミー書籍賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 ルネサンス美術入門_フィレンツェを中心に 「美術を多角的・多層的に見る力」を身につける 西洋美術の精華であるルネサンス美術はイタリアのフィレンツェで14世紀に胎動し、16世... 仏像解剖学(入門編) 皆さんは仏像がどのように作られているのかご存じでしょうか?何で出来ているの?中はどうなってるの?など、きっとさまざまな疑問があると思い... 「表現の自由」の再考 今日の社会の中で何らかの表現を行う際の指針を見つけるきっかけとする。 「表現の自由」は、憲法論における重要なテーマの一つですが、芸... 人間国宝の技と美 ―陶芸と漆芸―(遠隔+対面) 日本の工芸史に名を残す陶芸家と漆芸家の作品を通して工芸(陶芸・漆芸)の鑑賞力を身につける 本講座では、石川県金沢市にある国立工芸館... 関連講座 建築をより深く学ぶ 暮らしに役立つ空間デザイン論 インテリアコーディネート基礎理論【配色編】
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