02/08(土) 02/09(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2445446 受付終了 プロフェッショナルに聞く日本庭園の学びと仕事 庭園×○○=∞(無限大) 遠隔(WEB) 環境・コミュニティ [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/02/08(土) 、2025/02/09(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2025/01/29(水) 13:00 さまざまなプロフェッショナルを魅了する日本庭園 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「日本庭園の可能性を想像する力」を身につける 日本庭園のメッカである京都において、京都芸術大学は日本庭園を学ぶことができる数少ない大学の一つです。本学で日本庭園を学んだ学生さんは、造園分野だけではなくさまざまな世界で活躍されています。この講義では、日本庭園を学んだ大学院修了生に、どのような研究テーマを選び、その日本庭園の学びが今の仕事にどのように活かされているのか、研究成果と交えながらご講義いただきます。今回は、香りディレクター、園芸療法士、庭園専門誌編集長といったプロフェッショナルの方々をお迎えします。お庭初心者大歓迎です! スケジュール 02/08(土) 13:00~17:00 13:00-15:00 お庭の基礎知識(町田 香) まずは、お庭の基礎を勉強しましょう。庭園史家の立場から歴史的なお庭のかたちやモチーフ、 古代から現代までのお庭の歴史をわかりやすくお話します。 15:00-17:00 お庭と香り(小泉祐貴子) 日本庭園は視覚だけで楽しむものではありません。「香り」と日本庭園を結び付けた私自身の博士課 程の研究から、大河ドラマでも話題となった『源氏物語』に描かれる庭園の香り風景を紐解きます。 ※質疑・休憩込 [担当講師: 町田 香 、小泉 祐貴子 ] 02/09(日) 10:00~17:00 10:00-12:00 お庭とこころ(寺田裕美子) 園芸療法士の立場から日本庭園についてお話いただきます。修士論文のテーマは 「園芸療法にとっての「庭」と心身の健康回復に関する研究―ヒューマントータルケアの視点から―」。 13:00-15:00 お庭とメディア(澤田 忍) 庭園専門誌『庭NIWA』の編集長として文化財庭園から現代庭園まで「日本の庭」をどのように見て きたのかをお話しします。修士論文も大正期から昭和初期の中流住宅の庭園を、当時の雑誌を通して 分析・研究しました。 15:00-17:00 お庭とその遊び(町田 香) お庭での女性の遊びは何とも華やかなものでした。現在では、ほっと心を落ちつかせるようなお庭も、 江戸時代の女性にかかれば奇想天外で賑やかな空間に早変わりしました!その様子を歴史資料から紹 介します。 ※質疑・休憩込 [担当講師: 町田 香 、寺田 裕美子 、澤田 忍 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目 13:00~ 17:00、2日目 10:00~17:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○講師や講義内容、スケジュールは、一部変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。 ○参考文献:『庭園史をあるく』(武居二郎・尼﨑博正監修/ 昭和堂/2,400円[本体])※購入および講座への持参は必須ではありません。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2445446 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】1/22 (水)12:41 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 町田 香 (庭園史家・京都芸術大学准教授) 北海道大学工学部建築工学科卒業。京都造形芸術大学大学院芸術研究科博士後期課程修了。博士(学術)。国際日本文化研究センター機関研究員などを経て現職。京都芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター研究員、京都先端科学大学非常勤講師など兼任。主に、日本庭園史研究、文化財庭園の学術調査、日本庭園に関わる公開講座などに携わる。著書に『近世初期宮廷庭園の文化史論的研究』(学位論文)、『すぐわかる日本庭園の見かた』(共著、東京美術、2009年)、『都市歴史博覧』(共著、笠間書院、2011年)、『京都を学ぶ【洛西編】-文化資源を発掘する-』(共著、ナカニシヤ出版、2020年)ほか。 担当講師 小泉 祐貴子 (香りディレクター、学術博士、京都芸術大学非常勤講師、東京農業大学非常勤講師) 慶應義塾大学卒業後、㈱資生堂で香りの生理心理学的影響に関する研究などに従事。香りの奥深さに魅せられてスイスの大手香料会社に転職後は十数年にわたり日本および世界市場を舞台に香りの開発・マーケティングに携わる。仕事を続ける傍ら本大学の尼﨑博正教授に師事し『匂いの風景論』により環境デザイン分野にて学位取得。現在はパリを拠点とするフレグランススクールの公式日本パートナーとして「サンキエムソンス ジャポン」の代表も務める傍ら、香りビジネスのコンサルティング、香りの空間演出、など香りの魅力を伝えるべく幅広く活動している。(株)セントスケープ・デザインスタジオ代表取締役。 担当講師 寺田 裕美子 (日本庭園・歴史遺産研究センター客員研究員ほか) 本学にてランドスケープデザインコース卒業後、(株)SEN環境計画室にて公共公園の実施設計に従事する中で、園芸療法に出会う。アメリカの知的障害者就労施設をはじめ、日本のアルコール依存自助グループ、重度重複障害者施設などで学ぶ。日本庭園研究センターでは、園芸療法の探求にと「心と庭研究会」、「人間性と創造講座」を企画運営担当。現在、社会福祉法人太陽の家にて障害をもつ利用者と共に庭の手入れ活動を実施、また、公益財団法人京都市都市緑化協会では花と緑の普及員として、都市公園内で「園芸セルフケア教室」を担当。 京都造形芸術大学通信大学院 環境デザイン領域日本庭園分野修士卒。 日本園芸療法学会認定園芸療法士、認知症予防専門士、公園管理運営士。 担当講師 澤田 忍 (季刊『庭』編集長 エディター/ライター) 京都芸術大学大学院 環境デザイン領域日本庭園修了。住友林業(株)を経て、㈱商店建築社入社。『月刊商店建築』にて編集に携わる。『indoor green style』(2001年~2007年)『URBAN GREEN』(2007年)編集長。2008年~フリーランス。インテリアデザイン、グリーン、ランドスケープ関係の雑誌、書籍の編集、執筆に携わる。2013年より現職。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 伝統芸能を支える技・技・技(2026年) 日本のさまざまな技が結集して支えている伝統芸能の現状と今日的な課題について知る。 「伝統芸能」というと日常生活との間に距離があるよ... 知って広がる水彩画 「水彩、アクリル、色鉛筆による混合技法でより自由な表現」を身につける 透明水彩絵具で描いた下描きの上にアクリルガッシュや色鉛筆で加... 現代文学ゼミナールー名作短編小説を読む 戦後作家の名作短編小説を読み深めることで、文学を批評的に考察する視座の獲得を目指します。 80年前、大きな戦争を経験した日本、混沌... 村松美賀子の"伝える編集"講座 「思いや考えを表現する、伝える力」を身につける 思いや考えを伝えるには、そのための「術」が必要です。伝えたいことの芯を見つけ、ふさ... 関連講座 立ち絵が上手くなるキャラクター解剖学 人体の構造を理解しキャラクターを整合性のある造形にする。講座概要:人間の表情は感情にともなう筋肉(表情筋)の働きです。ある一つの感情によ... 西洋建築入門 - 様式と歴史 2:近世・近代 西洋建築史の「様式」を理解して、「建築」を鑑賞するための知識を身につける 建物を「建築」と考える見方は西洋文化に始まります。この「建築... 芸大生のためのマーケティング発想法:すぐに使える広告宣伝手法の戦略を学ぶ 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 茶の湯空間のしくみ 茶の湯空間(茶室)のしくみについて、「自然」、そして「平等」「もてなし」というキーワードで読み解く。 茶の湯のための建築は、「自然...
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