05/17(土) 05/18(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2515101 受付終了 恢復の試みとしてのサバイバー文学―癌、病、障害を隠喩する 遠隔(WEB) 文学・思想・哲学 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/05/17(土) 、2025/05/18(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2025/05/07(水) 13:00 癌、トラウマ、病の日々を生きる手がかりとなる本 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 脆弱な獣のような肉体を携えた人間は、自らの深い知性や人類としての医学の発展によって、癌、病、障害を経験し、乗り越えもしてきました。語ることができるのは、まだ生き残ることのできた人たちですが、その向こうには広大な死が広がっています。いつか来る死を私たちは選ぶことはできません。表現者たちは、癌、病、障害にどのように向き合ってきたのか。現在、ふたりにひとりが癌、9人にひとりが乳がんにり患します。精神の恢復への試み、病の記録等をテーマとし、文芸作品を読み、詩作品等、ちいさな作品の試みをします。 (この試みは、自らが乳がんサバイバーである、公認心理師資格を保持する編集者・詩人の講師が運営します) スケジュール 05/17(土) 11:00~17:40 11:00-12:20 病の記録文学(西加奈子、篠田節子など、日本の女性作家による現代の乳がん文学を手がかりに) 13:20-14:40 アメリカで語られ始めた、日本人の乳がん文学、ジャーナリズムの系譜(千葉敦子、松井真知子) 14:50-16:10 『魔女になる日 さよならおっぱい』飛鳥純 https://note.com/asukajun_0424 私乳癌小説、オンタイム・ノンフィクションの試み 16:20-17:40 シェアタイム 何を語るのか、語れないのか。 [担当講師: 中村 純 ] 05/18(日) 11:00~17:00 11:00-12:20 スーザン・ソンタグ、メイサートン、アン・ボイヤーが向き合った、病の日常と死。 13:20-14:40 岩崎航、山下重人の詩を読む。 14:50-16:10 精神疾患からの恢復への試みとしての文芸 (当事者文芸のほか、精神科医師 中井久夫、安克昌、宮地尚子を手がかりに) 16:20-17:00 シェアタイム 生き、死につつある我らを苦しめるもの、励ますもの。 2025.3.21 担当講師を追記いたしました。 [担当講師: 中村 純 、山下 重人 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目11:00~17:40、2日目11:00~17:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、各開講日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2515101 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】4/30(水)12:06 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 中村 純 (詩人、編集者、京都芸術大学准教授、月刊誌「詩と思想」編集委員、日本現代詩人会、日本出版学会、新フェミニズム批評の会) 京都芸術大学芸術学部文芸表現学科准教授。2023年4月より京都芸術大学通信制大学院文芸領域の大学院生として小説を書く。2000年~2006年 早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員。 詩集に『草の家』、『海の家族』、『はだかんぼ』、『女たちへ』。エッセイ評論集に『いのちの源流―愛し続ける者たちへ』、インタビュー編著に『憲法と京都』等がある。編集本に『セクシャルハラスメントとどう向き合うか』落合恵子・吉武輝子(岩波ブックレット)、『加藤登紀子詩集 美しき20歳』(春陽堂書店)がある。 担当講師 山下 重人 (絵描き、詩書き) 山下重人 1973年宮崎県生まれ 3歳に進行性筋ジストロフィーと診断され、7歳で絵描きを志す。絵画、作詞作曲、現代詩の活動に取り組む。2024年「可能性アートプロジェクト展2024」(トッパン小石川本社ビル/東京)、詩誌『詩と思想』5月号で詩が掲載され、読者投稿欄で複数回入選。月刊『ココア共和国』で佳作の詩が掲載される。2025年3月、京都芸術大学通信教育部芸術学部芸術教養学科卒業。詳しくはhttps://shigeart.net/about お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 石膏デッサン(木炭) 「基本中の基本」を身につける 「石膏像を何故に描くのか」それは像の美しさは勿論のこと、その白い塊(立体)の存在感を平面の中に表現す... 初めての挑戦!Adobe Premiere Proで動画を作ろう:Vlog・... Premiere Pro入門としての「動画編集」の基本操作・編集方法について学び、<カット・テロップ入れ・BGM>の基本操作が出来るよう... 怪談ばなしの系譜 落語・講談における怪談ばなしの系譜を知る 怪談牡丹燈籠、真景累ヶ淵、四谷怪談、皿屋敷などなど。怪談は、落語・講談といった日本の伝統... 地域とつながる演劇的コミュニケーション:風景と創造のデザイン 参加者が、地域における舞台芸術の実践事例を通して「場づくり」や「風景との関係性」に目を向け、アートの力と地域資源を生かした表現やコミュニ... 関連講座 戦後文学と現代 -はじめて読む大江健三郎 エッセイ講座 自分の気持ちにしっかりと向き合って、それを言葉にして伝えるエッセイは、簡単そうに見えて実は「技術」も必要な文芸です。目には見えない気持ち... 「詩×短歌」の創作を通して芸大生の表現力をためす
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール