05/13(火) 06/03(火) 開講形態:隔週/- 講座番号 G2515227 受付終了 畏怖の念と偶像崇拝が生み出したマンガ文化の考察 日本文化の創世記とマンガ史概論 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/05/13(火) 、2025/05/20(火) 、2025/05/27(火) 、2025/06/03(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 80名 申込締切日 2025/05/03(土) 13:00 縄文から仏教伝来へ お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 マンガの要素である物語性と表現技法の歴史をメディアの進化と共に学ぶ グローバル化した日本のマンガの原点は日本文化の本質と同期しながら、異質な文化と交わりながら多くの作品を生み出してきた。海外の漫画ファンはマンガの中に描かれている日本文化に興味関心を持っている。日本文化の本質を捉えたマンガがどのような経緯で生み出されてきたかを物語性・描画手法・メディアの観点から日本の歴史の中での転換点を考察し、クールジャパンの原動力となっているマンガの歴史について事例を交えながら考察し、日本に根付いたマンガについて講義を行う。 スケジュール 05/13(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第1回配信】[視聴期間]5/13(火)~5/19(月) 前半75分 有史以前の縄文時代の造形美と偶像崇拝は日本文化の源流であると捉え、日本独特の造形美と土偶などの偶像崇拝を中心に現代マンガに描かれる事例を踏まえてマンガの抽象性を考察する 後半75分 魏志倭人伝に記される国づくりと日本の神話に登場する神々が現代マンガに広く応用され、その創作はアニメやゲームにも影響を与えているポイントを中心にキャラクター作りの考察を行う [担当講師: 荻野 健一 ] 05/20(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第2回配信】[視聴期間]5/20(火)~5/26(月) 前半75分 日本文化の物語性と見立ての美学について、伝統芸能などを事例として、講義を進める。マンガ表現の基礎となる物語の構成や見立ての仕方について、歴史的な背景を中心に考察を行う。 後半75分 日本に伝来した仏教画から描写技法を学び、大和絵から浮世絵まで多くの絵師が生まれた背景を中国の伝統的な描写技法や仏教画の世界観を通じたマンガの精神性を学んでいく。 [担当講師: 荻野 健一 ] 05/27(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第3回配信】[視聴期間]5/27(火)~6/2(月) 前半75分 平安時代に普及した絵巻物に描かれた縁起物語として、日本独自のスタイルを成立させた背景について大和絵からの進化を現代の漫画と比較した事例を交えて考察する。 後半75分 中国から伝わった鉄線描から平安時代・鎌倉時代へと表現が多様化し、中国の最古の地理書から得られたものを物怪としての可視化と現代のマンガ表現への影響について考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 06/03(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第4回配信】[視聴期間]6/3(火)~6/9(月) 前半75分 鳥獣戯画に影響された手塚治虫先生のマンガアニメの考え方などを事例として、日本のマンガアニメの原点が時代と共にどのように表現として継承されていったのか、事例を交え考察していく。 後半75分 縄文時代から続く抽象化され擬人化されたキャラクターの生まれた背景と、物語と連動した表現手法の歴史的な転換点、新しいメディアの登場による表現の多様化についての考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 持参物 ○筆記用具 備考 ○本講座はオンデマンド型オンライン授業(録画配信)です。 パソコン・スマートフォン・タブレット等のインターネットに接続できる端末をご準備ください。 ○講義動画の視聴期間は、全4回とも「開講日」欄に記載された日の14:00から7日間(~翌週月曜23:59まで)です。視聴期間中は繰り返し視聴できます。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して受講します。 ○講義動画、Webアンケート(出席確認)、配布資料、課題内容、成績評価等を通信教育課程の学習用サイト「airUマイページ」に掲載します。Webアンケートや課題(事後レポート等)もairUマイページ(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)からの提出となります。具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(オンデマンド講義・アーカイブ配信講義)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2515227 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】4/28(月)13:17 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 荻野 健一 (京都芸術大学教授) 広告代理店でプランニング、シンクタンクで次世代ネットワーク研究開発を担当。漫画雑誌創刊時に、著作権管理や漫画賞などを担当。日テレグループでプロデューサー業務。大学院では次世代メディアとモバイルを活用したコミュニケーション研究活動。地域資源発掘とコンテンツ展開を目的とした「聖地創生プロジェクト」を運営、自治体などと連動したインバウンド施策を実践し、豊島区のトキワ荘協議会と「トキワ荘大学」運営など各地で日本文化の国内外への発信を実施している。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 芸大生のためのマーケティング発想法 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... Illustrator・Photoshop入門講座 「デジタル環境でのデザインワークを実践するための基本的知識とスキル」を身につける デジタル環境でのデザインワークを実践するために、... 初めての挑戦!AdobePremiere Proで動画を作ろう Premiere Pro入門としての「動画編集」の基本操作・編集方法について学び、<カット・テロップ入れ・BGM>の基本操作が出来るよう... 日本画研究講座オンライン 「表現力」を身につける 本講座は、現在、制作に取り組んでいる作品をより良くするために必要なことを学ぶ講座です。一人一人が自己修練や... 関連講座 寄席演芸入門 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 鍵善良房とつくる京の和菓子-京都職人WORKSHOP 2025春-
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール