02/20(土) 02/21(日) 開講形態:集中 講座番号 G2041313 受付終了 「建築」意識の目覚めと「神の国」の空間化 西洋建築史要説1:古代・中世 東京 建築・インテリア [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2021/02/20(土) 、2021/02/21(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 30名 申込締切日 2021/02/02(火) 13:00 クリュニー第Ⅲ教会堂、1130年、フランス お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 西洋建築史の「様式」を理解して、「建築」を鑑賞するための知識を身につける 西洋文化は建物を「建築」と見ます。「建築」を「様式」で捉えて「歴史」とするのも19世紀西洋の考え方です。西洋の「建築」を、各時代の「様式」を知ることで「歴史」として見て、西洋建築を見る目を養うのが本講座です。「建築」という意識が具体化する「古代」、キリスト教がヨーロッパ独自の「建築」を育む「中世」という、BC5世紀~ AD15世紀くらいまでの、通史の前半に当たる部分を見ます。 備考 藝術学舎2020冬季講座案内(冊子)p.33の本講座紹介頁に、以下の誤植がありました。お詫びのうえ、訂正します。 ●単位連携: (誤)[学芸専門演習1-10](1単位) (正)[学芸専門講義1-10](1単位) スケジュール 02/20(土) 13:20~17:40 具体的な歴史を辿る前に、西洋の「建築」を、歴史を通して見るための考え方の枠組みを考えます。その後、西洋の「建築」という考え方の基盤が形成された「ギリシア」と「ローマ」という古代建築を見た後、古代ローマの末期に西ヨーロッパの最初のキリスト教建築が誕生し、二つの典型的形式が存在した様子を見ます。 13:20-14:40 「建築」という文化、時代区分と様式概念 14:50-16:10 「ギリシア建築」柱と比例のコスモロジー 16:20-17:40 「ローマ建築」建築の強と用と美 [担当講師: 西田 雅嗣 ] 02/21(日) 09:30~17:40 ローマ帝国内に生まれた最初のキリスト教建築が、ローマ帝国が東西に分裂することに伴ってその後どうなったのかを、東の「ビザンティン建築」、西の「プレ・ロマネスク建築」として見た後、西洋における中世建築の二大様式である「ロマネスク」と「ゴシック」の建築を、性格の対照的な本質的に別種の建築様式として考えて見ます。 09:30-10:50 「初期キリスト教建築」キリスト教建築の原形 11:00-12:20 「 ビザンティン建築」と「プレ・ロマネスク建築」ギリシア十字とバシリカ 13:20-14:40 「ロマネスク建築」〈神の国〉の形 14:50-16:10 「ゴシック建築1」〈まことの光〉の空間 16:20-17:00 「ゴシック建築2」ゴシックの国際化 17:00-17:40 試験(成績評価を希望する方のみ) [担当講師: 西田 雅嗣 ] 持参物 筆記用具 備考 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 〇参考文献:『ヨーロッパ建築史』(西田雅嗣/昭和堂/2,400円[本体])、『図説 西洋建築の歴史 美と空間の系譜』(佐藤達生/河出書房新社/1,800円[本体])※購入および講座への持参は必須ではありません。 (※)2日目試験の受験は成績評価を希望する方のみ必要です。 担当講師 西田 雅嗣 (京都工芸繊維大学名誉教授) 1958年北海道生まれ。1999年博士(工学)(東京大学)。京都芸術大学・山口大学・武庫川女子大学で非常勤講師。主著に『歴史の建築意匠』(昭和堂)、『シトー会建築のプロポーション』(中央公論美術出版、建築史学会賞)。Vocabulaire de la spacialité japonaise(CNRS)でフランス建築カデミー書籍賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画研究講座オンライン 「表現力」を身につける 本講座は、現在、制作に取り組んでいる作品をより良くするために必要なことを学ぶ講座です。一人一人が自己修練や... 芸大生のためのマーケティング発想法 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 恢復の試みとしてのサバイバー文学―癌、病、障害を隠喩する 脆弱な獣のような肉体を携えた人間は、自らの深い知性や人類としての医学の発展によって、癌、病、障害を経験し、乗り越えもしてきました。語るこ... 人物木炭デッサン(ヌード) 対象を捉える力を身につける 裸婦を描くことは物を見て描くことの基本であるばかりでなく、形の美しさを知り、人体の構造を読み取るという... 関連講座 暮らしに役立つ空間デザイン論 インテリアコーディネート基礎理論【配色編】 [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深...
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