02/27(土) 02/28(日) 開講形態:集中 講座番号 G2041314 受付終了 松隈洋の近代建築講義 モダニズム建築から見えてくるもの 東京 建築・インテリア [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2021/02/27(土) 、2021/02/28(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 30名 申込締切日 2021/02/05(金) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「モダニズム建築の現代的意味についての理解」を身につける 20世紀に世界的なスケールで展開されたモダニズム建築(ModernArchitecture)とは、どのような歴史的背景と社会的要請から生まれたのか、また、そこにはどのような初心と方法が込められていたのか、そして、これからの建築と都市環境を考える上で、それらがどのような現代的意味をもっているのか。先駆者たちの仕事を通してわかりやすく概説します。 スケジュール 02/27(土) 13:20~17:40 モダニズム建築は長い建築の歴史の中でどのような位置にあるのか、「工業化以前」、「工業化以後」という区分で説明します。続いて、モダニズム建築の先駆者たちの仕事の意味を考察します。 13:20-14:40 時間の中の建築、建築の中の時間 14:50-16:10 ル・コルビュジエとはだれか 16:20-17:40 アントニン・レーモンドと日本 [担当講師: 松隈 洋 ] 02/28(日) 09:30~17:40 ダニズム建築に独自の位置を占めた村野藤吾に触れた後、その到達点を20世紀後半に活躍したアメリカのルイス・カーンに見ていきます。最後に、モダニズム批判として大きな思想変動となったポスト・モダンとは何だったのか、現代建築の課題と共に考えます。 09:30-10:50 前川國男の求めたもの 1 11:00-12:20 前川國男の求めたもの 2 13:20-14:40 村野藤吾のヒューマニズム建築思想 14:50-16:10 ルイス・カーン―構築への意志 16:20-17:00 ポスト・モダンと現代建築の課題 17:00-17:40 試験(成績評価を希望する方のみ) [担当講師: 松隈 洋 ] 持参物 筆記用具 備考 ○参考文献:『時間のなかの建築』(ムスタファヴィ、レザボロー著、黒石いずみ訳/ 鹿島出版会/2,800円[本体])、『日本近代建築の歴史』(村松貞次郎/ 岩波現代文庫/1,100円[本体])、『逝きし世の面影』(渡辺京二/ 平凡社ライブラリー/1,900円[本体])、『人間はどこから来たのか、どこへ行くのか』(高間大介/ 角川文庫/590円[本体])、『残すべき建築 モダニズム建築は何を求めたのか』(松隈洋/ 誠文堂新光社/1,800円[本体])、『近代建築を記憶する』(松隈洋/ 建築資料研究社/2,800円[本体])、『坂倉準三とはだれか』(松隈洋/ 王国社/1,900円[本体])、『前川國男 現代との対話』(松隈洋/ 六耀社/2,400円[本体])、『再読/ 日本のモダンアーキテクチャー』(共著/ 彰国社/4,800円[本体])、『日本建築様式史』(共著/ 美術出版社/2,500円[本体])、『建築の前夜―前川國男文集』(前川國男/ 而立書房/3,000円[本体]) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 (※)2日目試験の受験は成績評価を希望する方のみ必要です。 担当講師 松隈 洋 (神奈川大学建築学部教授、京都工芸繊維大学名誉教授) 1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業後、前川國男建築設計事務所に入所。2000年4月京都工芸繊維大学助教授。2008年10月より教授。2023年4月より神奈川大学建築学部教授。博士(工学)。専門は近代建築史、建築設計論。著書に『建築の前夜 前川國男論』、『ル・コルビュジェから遠く離れて』、『ルイス・カーン』、『近代建築を記憶する』、『坂倉準三とはだれか』、『残すべき建築』、『モダニズム建築紀行』など。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 東京藝術学舎アートファクトリー2025 芸術の発想力を身につける アーティストが、世界にも日本にもたくさんいるというのに、芸術系の大学や専門学校がいっぱいあるというのに、... 書芸術(仮名-基礎) 仮名の基本的な書法を身につけることを目指します。歴史的背景を理解し、古筆の臨書を中心に用筆法を学び、仮名作品の表現方法を学びます。 茶の湯空間の近代 茶の湯空間が近代において、いかに近代性を獲得したか、あるいは茶の湯空間に本来備わっていた近代性が周囲の建築へ影響を与えたかを理解する。 ... 和装 -文様の意味と役割- 着物の中で文様の果たす役割は大変大きなものです。その意味と役割を学び、TPOにふさわしい装いの知恵と知識を学びます。 洋服と異なり... 関連講座 暮らしに役立つ空間デザイン論:嗜好傾向から導くインテリアスタイル構築法 自分の内面にある嗜好を見つめ直し、空間の印象に影響するインテリア要素を理解することで、自分らしい住空間をデザインできる力を養うことを目標... 和紙と銅線でつくる自分だけのおやすみランプ 「和紙によるあかりの造形表現と空間演出法」を身につける 焚き火やろうそくの灯をずっと眺められるように、人はあかりというものに魅了さ... インテリアコーディネート理論:心理と脳科学から考える住空間の整え方 ココロと脳の視点で学ぶ「なんだか落ち着く」の理由と方法 インテリアを整えたい時、「素敵」「好き」といった感覚や使い勝手だけではなく... 重ね染めと腰機で織る縞の布 草木染めの重ね染による色の混色を学びます。藍染の青に赤や黄色を染め重ねることで紫と緑の色を染めてみましょう。6色に染め分けた糸を組み合わ...
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