02/27(土) 02/28(日) 開講形態:集中 講座番号 G2041433 受付終了 銅版画の魅力 銅版画の基礎体験 東京 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2021/02/27(土) 、2021/02/28(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 32,000円 (講座料:28,000円、 諸費用:4,000円) 定員 16名 申込締切日 2021/02/17(水) 13:00 レンブラントの貝 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 銅版による版表現を通し、素材とイメージの合致を体験する 金属(銅版)に鋭いニードル(鉄筆)で直に版に描くドライポイントは銅の素材感をダイレクトに実感できる直接技法です。エッチングは線、点、面をニードルで描き腐触液で、それらを腐触し凹を作る間接技法です。共に版画にできた傷や窪みにインクを詰め拭きあげた後に紙をのせてプレス機を通します。プレス圧で転写されたインクのマチエールは紙という平面に立ち上がるレリーフなのです。ドライポイントとエッチングを基礎にした「銅版画の魅力」を体験してみて下さい。 スケジュール 02/27(土) 09:30~17:40 版画の基礎知識と銅版画の歴史と技法を学び、その後ドライポイント制作と印刷工程を体験します。 09:30-10:50 版画の基礎知識と銅版画の歴史と技法の説明 11:00-12:20 下絵と版の準備。エッチング用の版に防食液(グランド)を施す 13:20-14:40 ドライポイントの技法説明。制作 14:50-16:10 ドライポイントの制作。試し刷り 16:20-17:40 ドライポイントの本刷り [担当講師: 三塩 佳晴 ] 02/28(日) 09:30~17:40 腐触銅版のエッチング制作を行います。前日グランドを掛けた表面に、ニードルで描き込み、腐触液で凹を作ります。線の質と腐触時間の長短を利用し凹を作る間接技法を体験します。刷りによる絵作りを経験しながら完成を目指します。 09:30-10:50 銅版に下絵の転写後、描画 11:00-12:20 ニードルによる描画 13:20-14:40 描画と腐触を進行させる 14:50-16:10 版の完成と試し刷り 16:20-17:40 本刷りと講評 [担当講師: 三塩 佳晴 ] 持参物 筆記用具、軍手、ゴム手袋、ニードル、スクレーパー(バニッシャー付スクレイパーでも可)、バニッシャー、エッチング用作品の下絵(15cm×20cm)、クロッキー帳(A4以上、下絵、刷り上った作品を挟む用)、エプロンまたは汚れても良い服装。 ※エッチング用作品の下絵(15cm×20cm)は2B~3Bの鉛筆で必ずクロッキー帳に濃い目に線描きしてきてください。 ※1日目のドライポイントはエッチングの練習用なので、下絵は必要ありませんが、描きたいものがある方は10×15cmサイズの下絵(クロッキー帳に2B~3Bの鉛筆で濃い目に線描)をお持ちください。 ※持参物の教材購入を希望される方は、関連資料1「教材購入申込書」にてお申し込みいただけます。 備考 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○諸費用は、実習費(銅板、インク、紙代等)となります。 「受講票」は、規定どおり開講初日2週間前をメドに発行していますが、緊急事態宣言発令期間中の講座は、以下のとおり対応します。 ■2/22(月)~3/7(日)の講座は、2/19(金)に開講有無を判断します。2/19(金)の時点で緊急事態宣言が解除された場合は、以下のとおり開講します。 ------------------------------------------------------------------------------- ○首都圏全て(東京・神奈川・千葉・埼玉)の緊急事態宣言が解除された場合 ⇒東京藝術学舎は開講 ○関西圏全て(京都・大阪・兵庫)の緊急事態宣言が解除された場合 ⇒京都藝術学舎、大阪藝術学舎、関西圏フィールドワークを含む講座は開講 ------------------------------------------------------------------------------- ※その他の地域での緊急事態宣言解除は、判断対象といたしません。 ※2/19(金)の時点で緊急事態宣言が発出されている場合は、3/7(日)までの全講座(遠隔講座を除く)は、原則中止とします。中止講座の受講許可者には、文書を郵送してお知らせします。 ■2/22(月)~3/7(日)の講座の無料キャンセル対応について 2/19(金)を待たずにキャンセルを希望される場合は、無料キャンセル対応します。藝術学舎のメールアドレスgakusha@office.kyoto-art.ac.jpかFAX(075-791-9021)に、件名を「緊急事態宣言による無料キャンセル希望」として、下記5項目をご連絡ください。 ----------------------------------------------- (1)受講許可となっている講座名、講座番号 、(2)藝術学舎受講生番号(7桁の数字、受講票に記載しています) 、(3)氏名、(4)住所、(5)電話番号 ---------------------------------------------- ※受講生の方がWebサイト上でキャンセルされると、所定のキャンセル料が自動的に発生します。無料キャンセルは大学側で一括処理しますので、ご自身でキャンセルされないようお願いします。 ※既に無料キャンセルの申し出をいただいている方にも、入れ違いで「受講票アップロード通知メール」が送信される可能性があります。ご了承ください。無料キャンセル処理については、別途ご連絡します。 担当講師 三塩 佳晴 (版画家) 1956年生まれ。東京藝術大学大学院修了。学生時代からビュランに取組み、さまざまな展覧会で受賞を重ねる。文化庁芸術家国内研修員(1984年)、文化庁芸術家在外研修員(1998~1999年、ウィーン国立芸術大学)。1985年シロタ画廊個展をはじめ個展多数。グループ展多数。東京国立近代美術館、東京藝術大学等に作品収蔵。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 地域とつながる演劇的コミュニケーション:風景と創造のデザイン 参加者が、地域における舞台芸術の実践事例を通して「場づくり」や「風景との関係性」に目を向け、アートの力と地域資源を生かした表現やコミュニ... 「わびすき」から「きれいさび」茶の湯空間の系譜 茶の湯空間の成立とその展開について、「わびすき」と「きれいさび」をキーワードに理解する。 茶はアジア大陸から古代の日本にもたらされ... 手描きパース基礎の基礎(大阪) 「パースの基礎的な作図法」を身につける 「パース(透視図法)」を描くことに興味があっても学んだことが無いという人のための超・入門講... PIGMENT TOKYOと絵画素材をまなぶ -三原色でカラーホイールをつく... 絵画素材を理論と感覚から理解する 三原色を混色し、美術の教科書にのっていたあのカラーホイールをオリジナルで作成いたしましょう。 ... 関連講座 石膏デッサン(木炭) 「基本中の基本」を身につける 「石膏像を何故に描くのか」それは像の美しさは勿論のこと、その白い塊(立体)の存在感を平面の中に表現す... ネオ民藝の旅 民藝と民具/木曽・平沢[蒐集篇]【ネオ民藝Ⅱ-2】 風土のなかでの創造性を観察する力を身につける 木曽十一宿の一つ奈良井宿の枝郷の平沢はでは江戸時代から塗りの櫛や曲げわっぱの生産が盛... 洋画研究講座 -構想と展開- 「それぞれの構想に見合った展開力」を身につける 絵画には描くための基本的技術だけでなく、作者の求める絵の魅力を画面に反映していくこ... 「観る 感じる 描く」感性を広げるドローイング 「表現の幅」を身につける 画家は、表情のある下地を作ってから絵を描き始めることがあります。全くの白紙に描写を始めるのではなく、あら...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール