04/03(土) 04/04(日) 開講形態:集中 講座番号 G2111102 受付終了 はやり歌と近代日本 レコードに録音された<文化> 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2021/04/03(土) 、2021/04/04(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2021/03/24(水) 13:00 はやり歌のSPレコード お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 はやり歌を通して近代日本文化を知る 時代、時代によって生まれてくるはやり歌の数々。これらはレコードが出現する以前は歌い継がれなければ消えていくものでした。しかし近代になりレコードという録音複製技術ができることによって、はやり歌もその立場が大きく様変わりします。この講座ではレコードを軸に、近代日本のはやり歌の諸相と文化について考えてみたいと思います。 スケジュール 04/03(土) 13:20~17:40 1877年T. エジソンによって発明された録音技術は瞬く間に世界を席巻し、音楽のあり方を大きく変えるものとなりました。日本のはやり歌もまたその大きな波にのまれてゆきます。1日目は、レコード産業の発達と近代日本のはやり歌との関わり、そして新民謡運動について述べていきます。 13:20-14:40 レコードとはやり歌(1)-記録・保存 14:50-16:10 レコードとはやり歌(2)-娯楽産業へ 16:20-17:40 新民謡(1)-民謡と新民謡運動 [担当講師: 寺田 真由美 ] 04/04(日) 09:30~17:00 2日目は、新民謡が地方の観光産業と結びつき、芸者歌手の録音によって拡大していく過程と、演歌の消長についてみていきます。そして、寄席音曲演奏家(音曲師)の柳家小春師をお招きして当時のはやり歌を演奏していただくとともに、受講生も一緒にはやり歌を歌ってみたいと思います。 09:30-10:50 新民謡(2)-観光産業と新民謡 11:00-12:20 近代のはやり歌を聴く、歌う(1) 13:20-14:40 近代のはやり歌を聴く、歌う(2) 14:50-16:10 演歌-政治運動からはやり歌へ 16:20-17:00 まとめ: はやり歌を通して見る近代日本 [担当講師: 寺田 真由美 、柳家 小春 ] 持参物 筆記用具 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:00 ○本講座では、オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用します。受講にあたっては、Zoom の基本的な操作ができることが必要です。 ○使用予定テキスト:なし ○参考文献 『サウンドとメディアの文化資源学: 境界線上の音楽』(渡辺裕/ 春秋社/4,200円[本体]) ※購入は必須ではありません。 〇ZOOM情報については、関連資料1「ZOOM情報について」をご参照ください。 〇事後レポート課題の提出については、関連資料2「事後レポート課題・提出について」をご参照ください。 〇ZOOMに不安がある方は、「ZOOMマニュアル」をご参照ください。 担当講師 寺田 真由美 (相模女子大学非常勤講師、玉川大学非常勤講師) 神戸大学大学院総合人間科学研究科修了。博士(学術)取得。大学在学時より三味線音楽の研究および清元節、小唄、端唄の稽古を始める。明治期以降における端唄、小唄、俗曲の教授の変容や民俗音楽と俗曲の関わりなどについて研究を行っている。 担当講師 柳家 小春 (音曲師) 1991年、名人といわれた寄席音曲師、粋曲の柳家紫朝に弟子入り。江戸音曲の数々(端唄俗曲、新内)を習得し、寄席出演を経て、現在は枠に留まらずライブスペースでの演奏活動など活動の幅を広げ、師匠譲りの粋な芸を伝承する一方で、さまざまなジャンルのアーティストと共演を重ねる。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 PIGMENT TOKYOと絵画素材をまなぶ -日本の伝統画材で花をえがく- 絵画素材を理論と感覚から理解する PIGMENT TOKYOの壁一面に並ぶ色のなかに、鉱石を砕いてつくられる「岩絵具」という顔料が... 「エピソードトーク」ドリル 何気ない日常の出来事でも、語り方ひとつで“伝わる体験”に変わります。本講座では、そうしたエピソードトークを「実際に考えて・話して・直して... 茶の湯空間のしくみ 茶の湯空間(茶室)のしくみについて、「自然」、そして「平等」「もてなし」というキーワードで読み解く。 茶の湯のための建築は、「自然... これからの京都学 2025 京都芸術大学では「京都文藝復興」「藝術立国」の理念のもと、東洋の思想を基盤とした藝術教育を行っています。その一環として故芳賀徹名誉学長が... 関連講座 やきもの鑑賞入門 -中国宋代を中心に- 中国陶磁史を概観しながら、東洋陶磁の基礎的な装飾技術とその発展について学びび、多様な陶磁器鑑賞の方法について知る。 とくに日本文化に大... 日本文化と国際交流(遠隔+対面) 「日本文化を英語で紹介する方法」を身につける 日本文化を海外に紹介する方法を学びます。日本文化の国際交流の歴史、日系人・外国人によ... 現役俳優と学ぶ《言葉のニュアンスが伝わる朗読法》(冬) 作家の書いた言葉を大切に、聴き手に伝える為の「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて... 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(冬) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」古き良き「日本のしきたり」を知る。 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化と風習を...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール