07/06(火) 09/21(火) 開講形態:隔週 講座番号 G2121304 受付終了 貴族の日記から飢饉や病の様相を知る 院政期の病と穢 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 史料学2 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2021/07/06(火) 、2021/07/20(火) 、2021/08/24(火) 、2021/09/07(火) 、2021/09/21(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 100名 申込締切日 2021/06/26(土) 13:00 『病草紙』国会図書館デジタルコレクションより お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 歴史資料を読む⼒を⾝につける 平安末期から鎌倉時代初頭にかけては、自然災害や飢饉が多く発生しました。京都の貴族たちも影響を受けています。本講座では院政期の史料、特に貴族の日記を中心に読み解きながら、該当時代の病や、それに伴う穢について考えてみたいと思います。 史料を読みこなし、時代の様相を知ることが獲得目標となります。 ※本講座は京都芸術大学履修証明プログラム「史料学2」に該当します ◎定員増(40→80名)について(6/9・水、追記) 6/8(火)の申込受付開始より、本講座にはたくさんの申込があり、初日中に当初設定の定員数に達しました。担当講師とも協議し、完全オンラインという講座特性等を考慮して定員を増員することとしました。 スケジュール 07/06(火) 14:00~23:59 ■講義動画①(7/6-7/12) 平安時代後期から鎌倉時代初期は、上皇が「治天の君」として政治を行う院政がしかれていました。この時代は「院政期」とも呼ばれます。まずはこの院政期の政治動向や社会の様相など、史料を読み込むための時代背景を理解するため、通史を概観します。 [担当講師: 野村 朋弘 ] 07/20(火) 14:00~23:59 ■講義動画②(7/20-7/26) 院政期の病を知るために、絵画資料である『病草紙』と文献史料の『頓医抄』などを中心に、当時の医学史を紐解きたいと思います。 [担当講師: 野村 朋弘 ] 08/24(火) 14:00~23:59 ■講義動画③(8/24-8/30) 藤原師通の日記『後二条師通記』を中心に、院政期の病について取り上げます。師通が日記に記した自身の病とそれに関連する記録から、当時の病との関わり方について見ていきます。 [担当講師: 石井 伸宏 ] 09/07(火) 14:00~23:59 ■講義動画④(9/7-9/13) 藤原宗忠の日記『中右記』から、院政期の穢について取り上げます。前近代の人々、とりわけ公家社会では日常生活から切り離せなかった穢の問題について、彼らの日常生活における穢への対応と考え方ついて、史料を基にその一端を読み解いていきます。 [担当講師: 石井 伸宏 ] 09/21(火) 14:00~23:59 ■講義動画⑤(9/21-9/27) 九条兼実の日記『玉葉』と藤原定家の『明月記』に記された病を取り上げます。彼らの病歴を史料によって読み解きつつ、院政期の病と穢について、全体的なまとめを行います。 [担当講師: 野村 朋弘 ] 持参物 筆記用具 備考 ○本講座はオンデマンド型オンライン授業(録画配信)です。 ○パソコン・スマートフォン・タブレット等のインターネットに接続できる端末をご準備ください。 ■受講のながれ 全5回とも、各回の講座開始日時から7日間中にインターネット上で講義動画(120分)を視聴し学習してください。また、毎回の講座の出席確認としてWebアンケートにお答えいただきます。講義動画および出席アンケートのURLは「関連資料1」をご確認ください。 成績評価を希望する方は事後レポートの提出が必要です。課題内容、提出方法・場所、提出期日等の詳細は「関連資料3」をご確認ください。 ※各回の開講時間が14:00~23:59と表示されていますが、開講初日の14:00以降、最終日(7日目)の23:59まで、常時視聴可能です。 ■講義動画の視聴環境(以下の機材・条件が必要です) 【PC】OS:Windows8.1 以上、MacOSX v10.14 以上/ブラウザ:Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Google Chrome、Ssfari の各最新版 【タブレット、スマートフォン】OS:Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上/ブラウザ:Google Chrome、Ssfari の各最新版 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】6/21(月) 10:07 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 野村 朋弘 (京都芸術大学教授) 北海道生まれ。幼少の頃から歴史好き。しかし「歴史では食べていけない 」といわれ工業高校に進学。上京し郵便局員として仕事をしつつ、大学で日本中世史を専攻。大学院進学に合せて公務員を辞め、それからは持って生まれた器用貧乏さで、さまざまな領域に迷い込み現在に至る。 担当講師 石井 伸宏 (鳥取市歴史博物館学芸員) 1981年神奈川県生まれ。國學院大學文学研究科博士課程後期単位取得退学。専門分野は日本中世史。在学中に就職活動を始めた矢先に、現職の募集を受検して運良く採用に至る。朝廷史から鳥取(因幡)の地域史に鞍替えをして日々業務に勤しみ現在に至る。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 現役俳優から学ぶ《言葉のニュアンスを伝える朗読法》 聴き手に伝わる「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を、価値観として理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて読みますか?気持... [セット講座]池田雅文の特別レッスン「散歩と芸術:今、絵画に求められること」 「美しさを実感し、美しいままに描く力」を身につける ... 日本文化の創世記とマンガ史概論 マンガの要素である物語性と表現技法の歴史をメディアの進化と共に学ぶ グローバル化した日本のマンガの原点は日本文化の本質と同期しながら、... ジェンダーから読む日米韓の女性文学 ジェンダーの視点から文学を読むとはどういうことかを、主に日本の著名な女性作家による作品の読みを通して身につける 1970年代に米国... 関連講座 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 鍵善良房とつくる京の和菓子-京都職人WORKSHOP 2025春- 寄席演芸入門 日本文化の創世記とマンガ史概論
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール