07/06(火) 07/07(水) 開講形態:集中 講座番号 G2123417 受付終了 運筆の基礎 運筆を習得し、大家のように滑らかに描く! 京都 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 京都瓜生山キャンパス 開講日 2021/07/06(火) 、2021/07/07(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 25,000円 (講座料:25,000円、 諸費用:0円) 定員 20名 申込締切日 2021/06/26(土) 13:00 葉枝に鳥 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「運筆の技術」を身につける 運筆とは文字通り筆の扱い方であり、数々の日本画や陶磁器絵付、染織作品などの名品はその訓練から生れてきました。筆を扱う場合、その基本となる運筆は欠かせないものですが、現代では徐々にその技術は廃れつつあります。水を如何にふくませ筆を如何に扱うかの基本を学べば、自在に筆を扱うことで実現できる世界があります。本講座では多くの画派の基礎となった、円山四条派の本格的な運筆の基本を習得することを目的に学びます。 スケジュール 07/06(火) 09:30~17:40 運筆の歴史をひも解き、その必要性を講義で学び、それぞれの筆法の実際を講師による実演で理解を深めます。また粉本をもとに片隈や手首の回転、筆の腹を扱う練習などを繰り返し基礎訓練します。 09:30-10:50 円山四条派の成り立ち 画塾と系譜 11:00-12:20 円山四条派の筆法 付け立て、片くまの紹介 13:20-14:40 大根や瓢箪を筆や刷毛を使って「片隈」で描いてみる。 14:50-16:10 葉付き大根、椿の描き方 葉の表裏 16:20-17:40 復習 粉本や画手本を見て筆法練習 [担当講師: 塚下 秀峰 ] 07/07(水) 09:30~17:40 1日目で学んだ筆法を更に理解し習得するため、粉本を手本に様々なものの描き方を試しながら、目的とする片隈の基礎習得を目指し、各自が自由に選んだ手本を元に描画を行います。 09:30-10:50 椿、羽箒、瓢箪、宝珠、打出の小槌を描く 11:00-12:20 広葉の描き方 胡瓜、葛、葡萄、河骨、ハス 13:20-14:40 高難度の葉の描き方 藤、茶葉、水仙、春蘭 14:50-16:10 粉本を見て、大家の筆法を学ぶ 16:20-17:40 難しい筆法を取り上げやさしく解説 実演 [担当講師: 塚下 秀峰 ] 持参物 筆(長流筆または円山筆の大、デザイン用平筆9~10号1,200円程度、墨雲堂などの刷毛1.5寸)、筆洗(プラスチック可)、絵具皿(18.5cm2枚+8.5cm 数枚)、硯(プラスチック不可。できれば掌くらいの大きさがあるもの)、墨(墨運堂製大玄~ 3丁程度)、毛氈下敷き(49×60cm)、顔彩(18色セット2,000円程度)、水さじ、文鎮、家庭用布巾などをご準備ください。詳細は関連資料1「持参物のご案内」をご確認ください。 備考 【開講時間】9:30~17:40 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○参考文献:『京の絵手本 円山四条派の画法』上下巻(松尾芳樹/ 日貿出版社/ 各2,800円[本体]) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】6/18(金) 16:07 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 塚下 秀峰 (日本画家、一系会会員) 芸大を志すが、絵画の師であった幸野豊一氏より在野で学ぶことを薦められる。その後、中島雲渓(円山派)に運筆を、塚下良雄(塚下塾)にデザインを、里見米庵(院展)に運筆・日本画を学ぶ。日本画家としてのみでなく、多くの壁面装飾などを手がけ、現在、京都芸術大学で後進の指導にもあたる。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 InDesign入門講座〜万能レイアウトツールとしての使い方を学ぶ〜 「InDesign」を駆使した総合的なレイアウトデザイン力を身につける デザインの世界でのスタンダートなソフトウェア群であるAdo... 静物デッサン 夏 「観察から表現への手がかり」を知る 私たちが絵を描く時によく使用する「線と調子」の効用について学びます。静物モチーフを手がかりにし... 誰もが描けるようになる!『背景』講座 ~植物表現と自然風景編~ 「あらゆる植物が表現できる」とともに「自然風景」が描けるようになる! 今回は風景や背景作画の基本となる 「物の見え方の法則性」を踏... 石膏デッサン(木炭) 「基本中の基本」を身につける 「石膏像を何故に描くのか」それは像の美しさは勿論のこと、その白い塊(立体)の存在感を平面の中に表現す... 関連講座 運筆の基礎 「運筆の技術」を身につける 運筆とは文字通り筆の扱い方であり、数々の日本画や陶磁器絵付、染織作品などの名品はその訓練から生れてきま... 静物デッサン 夏 「観察から表現への手がかり」を知る 私たちが絵を描く時によく使用する「線と調子」の効用について学びます。静物モチーフを手がかりにし... 「観る 感じる 描く」感性を広げるドローイング 「表現の幅」を身につける 画家は、表情のある下地を作ってから絵を描き始めることがあります。全くの白紙に描写を始めるのではなく、あら... ココロ 遊ぶ 水彩画 水彩画の楽しみ方と各種表現技法を身につける 身近な画材である水彩を基礎から学び、にじみやたらし込み、ドライブラッシュなど、水彩特有...
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