07/06(火) 08/31(火) 開講形態:隔週 講座番号 G2124333 受付終了 伝統文化はどのように形成されたか 日本の伝統文化と東アジア 大阪 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 大阪サテライトキャンパス 開講日 2021/07/06(火) 、2021/07/20(火) 、2021/08/03(火) 、2021/08/17(火) 、2021/08/31(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 30名 申込締切日 2021/06/26(土) 13:00 「祭礼草紙」(室町時代) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 日本の伝統文化の位置と特色を知る 日本の伝統文化のほとんどが、国外からの影響を受けつつ発展してきました。この講座では、香、茶、庭園および住居の文化について中国や朝鮮文化との影響関係の考察、あるいはそれぞれの特色の比較を通じて、日本の伝統文化の位置と特色をあらためて問い直します。 スケジュール 07/06(火) 14:00~16:00 大阪サテライトキャンパス 第1回:東アジアの中の香文化 香料のほとんどが東南アジアをはじめとする国外から持ち込まれたように、香文化は伝統文化の中でもとくに国際性が豊かであったと言えます。この回では、香料をはじめとする香文化の東アジアにおける交流史を概観します。 [担当講師: 宮﨑 涼子 ] 07/20(火) 14:00~16:00 大阪サテライトキャンパス 第2回:東アジアの中の茶文化 茶道文化の歴史もまた、東アジアとの関係を抜きに語ることはできません。飲茶の習慣から禅文化、唐物・高麗物の茶器に至るまで、日本の茶文化は大陸の影響を受けつつ発展してきました。この回では日本の茶文化について、東アジアとの関わりを中心にみていきます。 [担当講師: 黒河 星子 ] 08/03(火) 14:00~16:00 大阪サテライトキャンパス 第3回:東アジアの伝統的住居 ここでは東アジアを中国大陸、朝鮮半島、台湾列島、日本列島と捉え、各地の代表的な伝統的住居空間をご紹介します。東アジア地域の気候は亜熱帯地方と大陸性の冷帯気候の大きくふたつに分かれており、民族も多彩で各自の生活文化を持ちます。住居においても同様に、様々な伝統的住居がある一方、瓦屋根など共通する部分もみられます。気候・風土・民族・建築材料・設備・生活文化を通して、各地の伝統的な住居の特徴をみていきます。 [担当講師: 叉東 愛 ] 08/17(火) 14:00~16:00 大阪サテライトキャンパス 第4回:東アジアの庭園文化 東アジアの国々はいずれも古くは中国の影響を受け、思想や宗教、文化や芸術などが各地に広まりました。庭園においてもそうした影響から、古代の庭園には池や築山といった共通の特徴がみられます。中国や韓国、日本の庭園の特徴とともに、古い造園技術書である中国の『園冶』や日本の『作庭記』なども踏まえ、東アジアの庭園の役割や思想をみていきます。 [担当講師: 叉東 愛 ] 08/31(火) 14:00~16:00 大阪サテライトキャンパス 第5回:東アジアの風景文化 東アジアには、中国に由来する理想郷や境地を芸術の題材にしたり、風景様式化する文化がみられます。日本では、中国の瀟湘八景に倣った近江八景などの各地の八景や、中国禅宗の境地に倣った京都五山の十境が生み出され、朝鮮では武夷九曲が流行るなどしました。また、中国の廬山や西湖は漢詩や絵画の題材だけでなく、江戸時代には日本庭園のモデルとして取り入れられました。東アジアにおいて文芸や絵画、庭園の題材となった伝統的な風景をみていきます。 [担当講師: 叉東 愛 ] 持参物 筆記用具 備考 【開講時間】14:00~16:00 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】6/18(金) 12:51 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 黒河 星子 (近代茶道史研究者) 日本近現代史研究者。近年は近代茶道とナショナリズムに関する研究と研究書の翻訳等に取り組んでいる。訳書:クリステン・スーラック著、廣田吉崇監訳、井上治・黒河星子訳『MTMJ-日本らしさと茶道』(さいはて社、2018年)。共著に井上治編『伝統文化-入門編』(藝術学舎、2019年) 担当講師 宮﨑 涼子 (京都大学非常勤講師) 京都大学大学院文学研究科二十世紀学専修博士後期課程修了。著書に『未完の聖地-景福宮 宮城再編事業の100年』(京都大学学術出版会、2020年)、共著『伝統文化-入門編』(藝術学舎、2019年)など。 担当講師 叉東 愛 (日本の空間文化研究者) 日本の空間文化研究者。総合不動産会社や建築設計事務所にてビルやマンションの企画設計を担当後、現在は主に日本の伝統的な庭園や住空間における文化や思想を研究。共著に『伝統文化-入門編』「庭園」(芸術学舎、2019年)など。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 フロイスの見た日本の中世社会(対面) 戦国時代の宣教師、ルイス・フロイスの史料に「日本覚書」(または「日欧文化比較」)というものがあります。 彼は日本の文化と西欧の文化につ... 日本画研究講座オンライン 「表現力」を身につける 本講座は、現在、制作に取り組んでいる作品をより良くするために必要なことを学ぶ講座です。一人一人が自己修練や... フロイスの見た日本の中世社会(遠隔) 戦国時代の宣教師、ルイス・フロイスの史料に「日本覚書」(または「日欧文化比較」)というものがあります。 彼は日本の文化と西欧の文化につ... アジアみほとけめぐり 「アジアの仏教美術について幅広い知識」を身につける インドや中国などアジア各地の著名な仏教遺跡や作品を取りあげて、分かりやすく解説... 関連講座 令和の東京に見る江戸の名残 -武士の都「江戸」を知る- アジアみほとけめぐり 「アジアの仏教美術について幅広い知識」を身につける インドや中国などアジア各地の著名な仏教遺跡や作品を取りあげて、分かりやすく解説... 戦後復興期から始まる近代マンガ史【アーカイブ配信】 大江戸考古学入門 考古学の基礎と都市江戸の生活文化を知る 100万都市といわれた「江戸」。かの徳川家康が基礎を築いた大江戸の世界が、いまも東京の地下...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール