10/12(火) 12/07(火) 開講形態:隔週 講座番号 G2132109 受付終了 「食」から考える日本の中世社会 中世の人びとは何を食べたか? 東京 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2021/10/12(火) 、2021/10/26(火) 、2021/11/09(火) 、2021/11/23(火) 、2021/12/07(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 20,000円 (講座料:20,000円、 諸費用:0円) 定員 30名 申込締切日 2021/10/02(土) 13:00 『酒飯論絵巻』飯室律師好飯の段(部分、国立国会図書館デジタルコレクション) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 文化から歴史を学ぶ方法を身につける 「食」は社会を映し出す鏡ではないか?私はそう考えています。 この授業では、日本中世の食文化、食に携わる人びとの活動・精神性に注目し、西洋の食文化との比較を行いながら、食を通して日本の中世社会の特質を考えることを目指します。そのことは、現代の私たちの食との差異や、後に生まれる「和食」とは何か?を考えることに繋がるでしょう。 これらについてミニグループワークによる話し合い・共有を行って理解を深めます。 スケジュール 10/12(火) 14:00~16:00 禅宗から考える鎌倉時代の食と社会 前半:オリエンテーション。日本史における中世の位置づけや文化史の方法を学びます。 後半:道元『典座教訓』の読解。禅宗と食との関係から鎌倉時代の食と社会を学びます。 [担当講師: 佐々木 創 ] 10/26(火) 14:00~16:00 朝鮮使節の眼から見る室町前期の食と社会 前半:宋希璟『老松堂日本行録』の読解。旅行記から室町前期の食と社会を学びます。 後半:陳外郎の活動から「ういろう」成立までの歴史を学び、さらに理解を深めます。 [担当講師: 佐々木 創 ] 11/09(火) 14:00~16:00 職人から考える室町後期の食と社会 前半:『七十一番職人歌合』の読解。絵画・文学を通して室町後期の食と社会を学びます。 後半:狂言『鱸庖丁』や京料理「若狭焼」の学びを通して、さらに理解を深めます。 [担当講師: 佐々木 創 ] 11/23(火) 14:00~16:00 伝承から考える戦国時代の食と社会 前半:瀬田勝哉「飢饉と京菓子」の読解。伝承を通して戦国時代の食と社会を学びます。 後半:戦国時代に起源を持つとされる食文化の学びを通して、さらに理解を深めます。 [担当講師: 佐々木 創 ] 12/07(火) 14:00~16:00 フロイスの眼から見る織豊期の食と社会 前半:フロイス『日本覚書』の読解。西洋との比較を通して織豊期の食と社会を学びます。 後半:GW・質疑を通して、日本の中世社会の特質について理解を深めます。 [担当講師: 佐々木 創 ] 持参物 筆記用具、手元ライト(プロジェクター投影時に、教室が暗くなる場合があります。必要な方のみお持ちください。) 備考 ◎第4回開講日程について 2021秋季講座案内(冊子)p.13の本講座紹介ページで、第4回開講日が11/30(火)となっていましたが、正しくは、藝術学舎Webサイト記載のとおり、11/23(火)です。お詫びのうえ訂正いたします。 [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2132109 【開講時間】14:00~16:00 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○使用予定テキスト:毎回レジュメを配布します。 ○参考文献 『典座教訓・赴粥飯法』(道元、中村璋八/講談社/1,070円)、『老松堂日本行録 朝鮮使節の見た中世日本』(宋希環/岩波書店/550円)、『職人歌合 中世の職人群像』(岩崎佳枝/平凡社/ 2,300円)、「飢饉と京菓子」『増補 洛中洛外の群像 失われた中世京都へ』(瀬田勝哉/平凡社/ 1,700円)、『ヨーロッパ文化と日本文化』(L・フロイス、岡田章雄/岩波書店/ 700円)、『フロイスの日本覚書 日本とヨーロッパの風習の違い』(松田毅一、E・ヨリッセン/中央公論社/ 480円)、『日本料理の歴史』(熊倉功夫/吉川弘文館/ 1,700円) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】9/27(月) 11:01 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 佐々木 創 (共立女子短期大学非常勤講師) 専門は日本中世史(文化、宗教、古記録学)。共著に『変貌する北野天満宮 中世後期の神仏の世界』平凡社、『北野天満宮 信仰と名宝 天神さんの源流』京都文化博物館など。食文化や異文化交流の講座も持つ。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 写真をめぐる作家たち(対面) 多様な写真作品表現の背後にある、制作意図や姿勢について学ぶ 1839年の写真の発明以前から、作家たちは様々な表現や技術の開発に携わ... 知っておきたい卒業制作の著作権基礎 創作や研究は個人的な活動ですが、その制作過程では引用・参照など他者の著作物を利用することがあります。また、展示やSNSを通じて作品や成果... 写真をめぐる作家たち(遠隔) 多様な写真作品表現の背後にある、制作意図や姿勢について学ぶ 1839年の写真の発明以前から、作家たちは様々な表現や技術の開発に携わ... ふたたびの筆づかい(筆墨入門) 筆墨表現の基本を身につける 毛筆で思いや好きな言葉を表現してみませんか。筆を持つのは、小学校以来の方も大丈夫。筆の持ち方、動かし方... 関連講座 俳句の入り口・夏 17音の言葉の力を知り、豊かな表現力を身につける 京都の夏は暑い、とよくいわれます。しかし、実は木陰に入れば風が流れ、「涼」を楽し... 京都みほとけめぐり 「仏教美術について幅広い知識」を身につける 京都の有名な寺院の歴史と仏像について代表作例を中心に解説します。第1回は東寺国宝館の兜... 庭園学講座32 -京都近代の庭園と建築 目的 京都に残る近代庭園・建築について、講義と実地訪問によって、その魅力や特徴を探ります。 講座の概要 近代の日本において... 上賀茂神社・平安神宮と石清水八幡宮(遠隔+対面)
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール