10/19(火) 10/20(水) 開講形態:集中 講座番号 G2132223 受付終了 色彩演習「色の調和を生み出そう」 色彩名人を目指そう 東京 美術・工芸 [総合]学芸基礎演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2021/10/19(火) 、2021/10/20(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 30,500円 (講座料:28,000円、 諸費用:2,500円) 定員 20名 申込締切日 2021/10/09(土) 13:00 絵具の混色のための色相環 ー ヨハネス・イッテンに倣って お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 不透明水彩絵具(グワッシュ)を使い配色調和の方法を身に付ける 色の調和は一般的に、目に心地よい配色であると言われますが、何が色を調和させるのでしょうか?伝統的な配色は、色相だけに焦点を当てていることが常で、色彩調和の方法としては単純化されすぎています。色と色の関係性は、明度や彩度の相互比率であるとか、全体的な構図の中における色の分布など、他の要因からも考慮されるべきです。この講座では、紙に不透明水彩絵具(グワッシュ)を画材として使用しつつ、講師が独自に採用している「2色三原色」の考え方に基づいた混色の仕方、色彩の調和を達成するための配色の方法を実践的に伝授します。「色彩名人」を目指しましょう。 スケジュール 10/19(火) 09:30~17:40 すべての色は、色相・明度・彩度といった3種類の属性を備えており、それらが色の外観(見え)を決定づけます。また、それぞれの属性は混色をすることによって個別に調整でき、さまざまな色を産み出すことができますが、「2色三原色」の考え方は、混色に際して、とりわけ色相・彩度への意識を強めます。配色実践では彩度に着目し、彩度を、高彩度域、中彩度域、低彩度域、無彩色グレーの4つのカテゴリーに分け、先ずは低彩度域の色による配色作品を2点制作します。 09:30-10:50 色の三属性のおさらいと2色三原色の説明 11:00-12:20 色に内在する光と彩度別の4つのカテゴリーについて説明 13:20-14:40 課題制作1:低彩度色による習作A 14:50-16:10 課題制作2:低彩度色による習作B 16:20-17:40 引き続き低彩度色による習作B [担当講師: 松田 幸三 ] 10/20(水) 09:30~17:40 前日に引き続き、彩度別の4つのカテゴリーの内、中彩度域の色による配色作品を2点制作します。 これらの課題と参考資料を通して、色の三属性が持つそれぞれの働きの違いや調和をもたらす要素、方法等について理解を深めます。 09:30-10:50 課題制作3:中彩度色による習作A 11:00-12:20 引き続き中彩度色による習作A 13:20-14:40 課題制作4:中彩度色による習作B 14:50-16:10 引き続き中彩度色による習作B 16:20-17:40 彩度別のカテゴリー(今回課題から漏れた高彩度色、複合彩度色も含め)による配色法についてのまとめと課題作品の講評 [担当講師: 松田 幸三 ] 持参物 描画用具一式(ガッシュ、パレット、筆等)。 ※詳細は関連資料1「持参物のご案内」をご確認ください。 備考 【開講時間】9:30~17:40 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 〇諸費用は、実習費(紙代等)となります。 〇参考文献:『デザインの色彩』(中田満雄、北畠耀、細野尚志/ 日本色研事業/2003年[部分改訂版]/1,100円[本体])、『色彩- カラーコーディネーター入門』(大井義雄、川崎秀昭/ 日本色研事業/2007年[改訂増補第2版]/1,500円[本体])※購入および講座への持参は必須ではありません。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/1(金) 11:09 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 松田 幸三 (画家) 1952年佐賀県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1982年フランス政府給費留学生としてパリ国立美術学校で学ぶ。1984年帰国。1986年スイス政府奨学金留学生としてジュネーブ州立美術学校で学び、1987年帰国。東京藝術大学をはじめ多くの学校、教室で講師を歴任しながら制作活動を続けている。個展、グループ展多数。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 知っておきたい卒業制作の著作権基礎 創作や研究は個人的な活動ですが、その制作過程では引用・参照など他者の著作物を利用することがあります。また、展示やSNSを通じて作品や成果... ジェンダーから読む日米韓の女性文学 ジェンダーの視点から文学を読むとはどういうことかを、主に日本の著名な女性作家による作品の読みを通して身につける 1970年代に米国... 『ランドスケープを構想する』を読む 『ランドスケープを構想する』を執筆者と読み、ランドスケープデザインの今後の課題について一緒に考えましょう 「ランドスケープデザイン... 京都みほとけめぐり 「仏教美術について幅広い知識」を身につける 京都の有名な寺院の歴史と仏像について代表作例を中心に解説します。第1回は東寺国宝館の兜... 関連講座 アクリル画入門・表現の基本「静物画に挑む」(質感のちがいをさがす。見つける。... アクリル絵具とメディウムについて体験し、モチーフの質感に焦点を当てて表現する アクリル絵具は水の量を変えるだけで多彩な表現が楽しめ... 手描きパース基礎の基礎(東京) 目の前の風景を読みとけばパース表現は見えてきます パースは図面やプランを的確に表現する手法です。描くためには約束事を学びます。目... 洋画研究講座 -構想と展開- 「それぞれの構想に見合った展開力」を身につける 絵画には描くための基本的技術だけでなく、作者の求める絵の魅力を画面に反映していくこ... 誰でも自宅でできる! 腰機で織る縞の布 「手と簡単な道具で布をつくる技術」を身につける 経糸に棒や糸の仕掛けを取り付けた、腰機で布を織ります。最も原始的な方法である技術の実...
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