10/05(火) 10/06(水) 開講形態:集中 講座番号 G2132427 受付終了 金箔の技法(A日程) 日本画技法講座:金箔の技法 東京 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2021/10/05(火) 、2021/10/06(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 33,500円 (講座料:31,000円、 諸費用:2,500円) 定員 18名 申込締切日 2021/09/25(土) 13:00 Biotopお山の大将 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「金箔を自在に扱う力」を身につける 日本画の歴史の中で培われてきた金箔の技法を学びます。長い年月を経ても美しい輝きを放ち続ける金箔は、源氏物語絵巻や、狩野派の障壁画等にも多様な方法で扱われ尊ばれてきました。本講座では、代表的な平押しの技法を学び金箔地を制作し、その上に絵を描きます。同時に、切り金や砂子、そして、とっておきの技法も紹介します。金箔ならではの技法の特徴と注意点を分かり易く指導します。時に華やかに、時に幻想的に光を反射する、金箔でしか味わえない表現を学びましょう。 スケジュール 10/05(火) 09:30~17:40 ガイダンスにて本講座の説明を行います。その後、金箔の平押しで最も重要と言える下処理に関して、後々、問題が生じない為の方法を学びます。次に、金箔平押しを行います。平押しした金箔が剥がれている箇所を修正し、止めドーサを行います。箔の作業の乾き待ち時間を利用して、下図制作や箔あかしを行い、様々な箔技法(砂子や切り金・好きな形に箔を貼るなど)も紹介します。 09:30-10:50 ガイダンス。箔平押しのための捨て膠を行う 11:00-12:20 乾き待ちの間に、下図制作や箔あかしなど準備 13:20-14:40 捨て膠など下作業を整へ、箔押しを行う 14:50-16:10 平押しした箔が剥がれている部分を修正 16:20-17:40 修正後、止めドーサを行う。乾き待ちに、他の箔技法の紹介 [担当講師: 磯部 光太郎 ] 10/06(水) 09:30~17:40 均一に美しく貼れた金箔画面に、いよいよ絵を描きます。まずは、前日に完成した下図を画面に転写します。その後、岩絵具や水干絵具などで彩色作業を行います。箔の上に描く時ならではの注意点や、絵具の選び方など学び、丁寧に数度に分け重ね塗りを行います。面相筆を使い細部の仕上げ作業を行い、画面全体の緊張感や描き込みに気を配り完成させます。制作終了後、皆で作品を鑑賞し講評会を行います。 09:30-10:50 金箔画面への下図の転写と、彩色作業の説明 11:00-12:20 全体のバランスをみて一周目の薄塗りの彩色を行う 13:20-14:40 二周目の彩色でムラを押さえ重ね塗りし、イメージ通りの色彩に近づける 14:50-16:10 細部の表情の描き込みによって徐々に画面に緊張感が現れる 16:20-17:40 更に粘って描き込み仕上げる。皆で作品を鑑賞し講評会 [担当講師: 磯部 光太郎 ] 持参物 〇日本画画材用具一式、金箔作業用具一式、金箔ほか。 ※詳細は、関連資料1「持参物のご案内」をご確認下さい。 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○諸費用は、実習費(F4号雲肌麻紙ボード、膠、膠作業用具、みょうばん、あかし紙等)となります。 ※F4白麻紙からF4号雲肌麻紙ボードに変更になりましたので、お知らせいたします 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】9/22(水) 12:05 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 磯部 光太郎 (画家) 1970年東京都生まれ。1997年東京藝術大学大学院修士課程美術研究科日本画専攻修了。近年はビオトープをテーマに、昆虫やカエルなどの野生生物を描いている。現在、関東を中心に個展・グループ展多数発表。2010年Art Award Next審査委員賞受賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 鎌倉時代の病 歴史資料を読む⼒を⾝につける 平安末期から鎌倉時代にかけては、自然災害や飢饉が多く発生しました。貴族・武士・庶民とそれぞれに影響を... 古都における日本茶の歴史 渡来文化である喫茶文化が日本文化となるまでを理解する 古代・中世の日本茶の歴史は、「首都」京都や「南都」奈良、加えて「武家の都」と... 多言語カフェ(大辻店) 「フランス語」の初歩をマスターする 「多言語カフェ」は、単なる語学学習の枠を超え、「ことば」そのものが持つ魅力を探る連続講座です。... タタラによる造形 -まな板皿と取り皿- タタラでまな板皿と取り皿を制作し、技法と陶土の伸ばし方を学びます。 タタラとは、柔らかい土の表裏を繰り返し叩き延ばした板で造形する... 関連講座 手描きパース基礎の基礎(東京) 目の前の風景を読みとけばパース表現は見えてきます パースは図面やプランを的確に表現する手法です。描くためには約束事を学びます。目... 静物デッサン 夏 「観察から表現への手がかり」を知る 私たちが絵を描く時によく使用する「線と調子」の効用について学びます。静物モチーフを手がかりにし... PIGMENT TOKYOと絵画素材をまなぶ -三原色でカラーホイールをつく... 石膏デッサン(木炭) 「基本中の基本」を身につける 「石膏像を何故に描くのか」それは像の美しさは勿論のこと、その白い塊(立体)の存在感を平面の中に表現す...
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