10/13(水) 12/15(水) 開講形態:隔週 講座番号 G2132430 受付終了 ログウッド染めと絣技法でつくる腰機の織物 暮らしの手仕事・草木から色をつむぎ織るよろこび 東京 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2021/10/13(水) 、2021/10/27(水) 、2021/11/10(水) 、2021/12/01(水) 、2021/12/15(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 39,000円 (講座料:35,000円、 諸費用:4,000円) 定員 16名 申込締切日 2021/10/27(水) 17:00 ログウッドで染め、緯絣をつくります お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 植物染料で染め分ける絣の方法を身につける 木綿糸のログウッド染めと絣技法の理解、実践が到達目標です。織物は経糸と緯糸のみで柄を織り出してゆくので、昔から様々な工夫がされてきました。絣もその一つ。絣は糸染めの段階で糸の一部を防染(染まらないようにする)し、染め分けた糸で柄を織り出します。描くのとは違い、多少生じる線のズレには筆でかすったような味わいがあり、絣の言葉の由来とされています。今回は緯糸で絣柄を作ります。紫系統の色が染まるログウッドを用い、織りの表現を広げていただくことをめざします。 スケジュール 10/13(水) 14:00~16:40 整経と経糸の準備 整経(せいけい※織るのに必要な糸の本数や長さを整える)し、織る幅出し、綜絖(そうこう※経糸を開口する装置)つくりをします。 [担当講師: 高橋 淑恵 、乾 育子 ] 10/27(水) 14:00~16:40 絣技法を学び、糸括りをする 絣技法の基本を学び、デザインに添って柄をつくるための糸括りをします。 [担当講師: 高橋 淑恵 、乾 育子 ] 11/10(水) 14:00~16:40 ログウッドによる染色 ログウッドを用いて前回準備した糸を染めます [担当講師: 高橋 淑恵 、乾 育子 ] 12/01(水) 14:00~16:40 織る(1)染め分けた糸を使って、どのようにしたら、うまく柄が表現できるのかを学び、布を織っていきます。 [担当講師: 高橋 淑恵 、乾 育子 ] 12/15(水) 14:00~16:40 織る(2)前回から引き続き布の完成をめざします。これまでにかけてきた時間を生かして得られた成果を共有します。 [担当講師: 高橋 淑恵 、乾 育子 ] 持参物 腰機セット(第1回から使用します)、筆記用具、握りはさみ。 はじめて腰機クラスを受講される方は、受講料のほか「腰機セット」(3,900円)のご購入が必要となります。「腰機セット」の購入を希望される方は、関連資料1 「教材購入申込書」にてお申し込みください(単品での購入も可能です)。 備考 【開講時間】14:00~16:40 ○キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○諸費用は、教材代(糸、染料、媒染剤)となります。 ○これまでに腰機で布を織った事がある方対象の講座です。 ○継続した内容の実習となります。特に第1回に欠席・遅刻をされると受業についてくるのが困難です。欠席・遅刻をしないようにお願いします。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】9/27(月) 15:43 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 高橋 淑恵 (染織作家、Studio del Sol代表) 戸板女子短期大学専任講師を経て現職。大学、専門学校等で染織文化論、染色、織物、色彩学、色彩検定対策講座等の講義を行うかたわら、1985年よりグループ展や公募展に織物、手描き友禅、紅型等の多様な技法を取り入れた独自の表現を追究し作品を発表している。2001年、京都親彩染色研究展にて京都市長賞、2006年、日本手工芸美術展にて日本手工芸文化協会委員長賞、2007年、ネオ・ジャポニズム特別展(オーストリア/ウィーン)にてパレパルフィー賞等受賞。共著に『色彩用語辞典』(東京大学出版会/2003年)、『徹底図解 色のしくみ』(新星出版社/2009年)等。 担当講師 乾 育子 (染織作家) 1984年京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業。1984年~ 1988年、志村ふくみ(重要無形文化財「紬織」保持者[人間国宝])に師事。1988年より、天然染料を用いた染織着物作品を発表。個展:ギャラリーれぐ まつなみ(名古屋)、一口坂ギャラリー(東京)など。グループ展:銀座 鳩居堂画廊(東京)、三越美術画廊(大阪)など。最近の主な展覧会に2017年「第20回小桉会織物展(志村ふくみ門下生による)」(京都文化博物館)。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 テンペラ画・はじめての古典技法 「絵具を自分の手で作り出す!卵テンペラ絵具を通じてその歴史的背景を学ぶ」 この講座で作り出す卵テンペラ絵具、石膏下地などは油絵具やアク... ふしぎ物語資源学~奈良市・ならまち<都市景観形成地区>〜(対面+現地研修) “ふしぎ物語資源学”の学びをもとに、日常の町並みに潜む非日常を発見する力を身に付ける 『ふしぎ物語資源学』は、地域のブランドやアイ... 日本画の基礎-はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自で予め作成頂いた写生または原画を基に、日本画に取り組む講座で... バスケタリー かごを編む技法と立体造形 「かごを編む技法を知り、自由な発想で制作する力」を身につける 草やつるなどの自然素材ばかりでなく、糸や布などの柔らかい素材も強く撚... 関連講座 バスケタリー かごを編む技法と立体造形 「かごを編む技法を知り、自由な発想で制作する力」を身につける 草やつるなどの自然素材ばかりでなく、糸や布などの柔らかい素材も強く撚... 洋画研究講座 「それぞれの素材の扱い方を覚え描画力」を身につける 絵画には構想やデッサン力も大切ですが、いくら良いエスキースができても油彩やアク... 銅版画(エッチング)の魅力 銅版による版表現を通し、素材とイメージの合致を体験する 金属(銅版)に鋭いニードル(鉄筆)で直に版に描くドライポイントは銅の素材感... 対話型鑑賞を体験する 他者とコミュニケーションを通じて美術作品を読み解く対話型鑑賞を体験する 近年、日本国内では、地域芸術祭やアートイベントやSNSで、...
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