11/03(水) 12/22(水) 開講形態:隔週 講座番号 G2133335 受付終了 華道家の一輪挿し教室 花をいける人の思考回路、教えます。 京都 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 京都瓜生山キャンパス 開講日 2021/11/03(水) 、2021/11/17(水) 、2021/12/01(水) 、2021/12/08(水) 、2021/12/22(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 20,500円 (講座料:18,000円、 諸費用:2,500円) 定員 40名 申込締切日 2021/10/24(日) 13:00 無数の色や種類の花が、簡単に手に入る現代。必要な場面にふさわしい1本を、選べる知識を身につけましょう。 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「自信を持って一輪挿しをいけるための知識」を習得する いけ花を習うほどではないけれど、「お家や職場に一輪挿しを飾りたい」方へ向けた講座です。 一輪挿しに、技術はそれほど要りません。必要なのは、どの場面でどの花を選ぶか、どうやって長持ちさせるかなどの、知識や思考の方法です。飲食店などに花をいけにいく“いけこみ”を主な仕事としている講師が、実際に花をいけるときに使っている知識と、それを支えるいけ花の美意識や現代の切り花環境を、講義を中心にデモンストレーションを加えながらお伝えします。 スケジュール 11/03(水) 14:00~16:00 <いけ花とフラワーアレンジメントの違い> いけ花教室やフラワーアレンジメント教室はたくさんあるのに、どうしてそこでは「ちょっとした一輪挿し」のメソッドを教えてもらえないのでしょうか?いけ花とフラワーアレンジメントの違いを切り口に、「花をいける」とはどういうことなのか?というシンプルな問いに向き合います。同時に、現代日本の切り花をとりまく環境を理解することを、講座のスタートとします。 デモンストレーション:一輪挿しの基本 [担当講師: 西村 良子 、三上 純子 ] 11/17(水) 14:00~16:00 <「季節感」とは何か> 2回目以降、具体的な花の選び方にも触れていきます。そのときに最も大切なのが、「季節感」という概念です。なぜこの国では、花をいけるときに季節感を重要視するのでしょうか?2回目の講義は、日本、とりわけ京都の、季節の歴史についてです。 デモンストレーション:季節感のある花を選ぶ/季節感の演出 [担当講師: 西村 良子 、三上 純子 ] 12/01(水) 14:00~16:00 <フローリストの知識> 現代の空間に花をいけるには、いけ花や日本の歴史について知るだけでなく、実際に花店で手に入れることができる切り花についての知識も必要です。3回目は、“お花屋さん”(=フローリスト)が主に扱う、現代日本の切り花の流通や切り花の種類について学びます。 デモンストレーション:明るさと形で花を選ぶ [担当講師: 西村 良子 、三上 純子 ] 12/08(水) 14:00~16:00 <「長持ち」という実は新しい花の価値> 花を飾るなら多くの人が「できるだけ長持ちしてほしい」と思うはず。しかし、その具体的な方法を教えてもらえる場面はあまりありません。その背景には、現代の日本の住環境と価値観の変化が大きく影響しています。4回目のテーマは、花をいけたい人必見の「長持ち」です。 デモンストレーション:切り花を長持ちさせる方法(なぜ切り花は枯れるのか?) [担当講師: 西村 良子 、三上 純子 ] 12/22(水) 14:00~16:00 <「器」が表現するもの> 一輪挿しは、どんなに簡単なものであっても「いけ花」である、というここまでの議論をふまえ、その重要な要素である器について触れます。なぜいけ花では、器が重要なのでしょうか?最後に、日本文化の本質ともいうべき「格」について学び、受講生の皆様が、どんな場面でも自信をもって花をいけられるようになっていただきたいと思います。 デモンストレーション:器の選び方 [担当講師: 西村 良子 、三上 純子 ] 持参物 ※毎回、講座の内容に応じたお花を一輪(40㎝程度)持ち帰っていただきます。必要な方は袋をご持参ください。 備考 【開講時間】14:00~16:00 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○諸費用は、毎回お持ち帰りいただく花材費等となります。 ○「一輪挿し教室」ですが、講義中心の座学となります。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/19(火) 9:39 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 西村 良子 (いけばな嵯峨御流正教授) 嵯峨御流垣花悦甫先生に師事しながら、京都市内の大手花店で勤務。平成27年に京都木屋町通にて西村花店を開店、独立。京都の中心地、木屋町・先斗町のまちづくり活動に参画。先斗町まちづくり協議会事務局次長。京都市建設局都市緑化委員会委員(平成27・28年度)、京都市名勝円山公園再整備検討会委員(平成30~令和2年度)。都市空間としての京都やいけ花の公共性について研究。アムステルダム国立美術館前運河にてフラワーエキシビション(Artist in residence “Deshima AIR”)。学芸出版社まち座にて連載「京都の現代歳時記考」。 担当講師 三上 純子 (いけばな嵯峨御流 師範) 三重県生まれ。井上治(京都芸術大学 准教授/嵯峨御流学術顧問)に師事。古典花道の継承と花道思想の研究に取り組みつつ、家庭では花のある暮らしを実践している。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 アートライティングと届けるかたち 文章を磨き、紙媒体のZineにして届けよう 芸術・文化に関わる発見を書き記す文章術「アートライティング」を学ぶ講座と、人に伝える紙... 美術家と挑むワイヤーアートの世界 ワイヤーアートを通して立体把握能力と表現力を身につける 工事現場などで無骨な存在として扱われがちなワイヤー(針金)ですが、その隠さ... 場をひらく演劇的コミュニケーション入門:対話と場づくりのデザイン実践 ■ 到達目標 演劇的コミュニケーションの視点から「場」とは何かを捉え直し、アート、教育、福祉、地域などの現場で、対話を生み出す場づくり... 芸大生のためのマーケティング発想法:すぐに使える販売手法の戦略を学ぶ 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 関連講座 中世の清水寺参詣道を歩く(対面+現地研修) 「歴史的・文化史的なものの考え方、捉え方」を身につける 歴史や文化には、現在、残っているものと残っていないものがあります。戦国時代... 書と篆刻【水墨II-3】 書と篆刻から「線」の特性を学び、書画同源の意識を深める。 詩・書・画・篆刻は昔から水墨画を学ぶ文人の教養として親しまれてきました。...
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