01/19(水) 03/23(水) 開講形態:隔週 講座番号 G2142321 受付終了 近代フランス絵画の100年 アカデミスムとモダニスムの相克をめぐって 東京 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2022/01/19(水) 、2022/02/09(水) 、2022/02/23(水) 、2022/03/09(水) 、2022/03/23(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 20,000円 (講座料:20,000円、 諸費用:0円) 定員 30名 申込締切日 2022/01/07(金) 13:00 上段:アレクサンドル・カバネル、《ヴィーナスの誕生》、1863年、カンヴァスに油彩、130×225cm、オルセー美術館(パリ)、下段:エドゥアール・マネ、《オランピア》、1863年、カンヴァスに油彩、130.5×190cm、オルセー美術館(パリ) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 近代西洋美術史における諸運動、重要な作家・作品の特徴などについての概括的な知識を身につける アカデミスムとモダニスムという2つのキーワードを手掛かりに、革命期(1789-99)から19世紀末までの近代フランス絵画史を概観します。マネ・印象派などの前衛的なモダニスム諸運動が保守的なアカデミスムに勝利した闘争の歴史としての近代美術史観に対し、近年では批判も高まっています。そうした成果を踏まえつつ、美術の意味や役割が大きく変化したこの時代、芸術家がいかに振舞い、創ったのかについて、より多角的な視座に立って考察していきます。 スケジュール 01/19(水) 14:00~16:00 第1回:近代美術とは何か?:アカデミスムとモダニスム 近代美術は、それ以前と異なった社会条件のもとに成立しました。それらがいかなる特徴を備えていたのか、2つのキーワードを手がかりにまずは概観していきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 02/09(水) 14:00~16:00 第2回:新古典主義 vs ロマン主義 新古典主義の巨頭アングルと、ロマン主義の旗手ドラクロワを中心に、王政復古~七月王政期のフランスを彩った二大潮流を辿ります。 [担当講師: 大森 弦史 ] 02/23(水) 14:00~16:00 第3回:クールベのレアリスム、マネのモダニスム 第二共和政~第二帝政にかけ相次いで登場した2人の反逆児、クールベとマネの活動について詳しく論じます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 03/09(水) 14:00~16:00 第4回:印象派の登場と、アカデミスム 1874年の「第1回印象派展」以降、加速度的に勢いを増していくモダニスム運動を辿りつつ、その一方で顕在化したアカデミスムの問題を考えていきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 03/23(水) 14:00~16:00 第5回:印象派以後、象徴主義、世紀末の美術 19世紀末期に展開した印象派以後の諸傾向を概観しながら、アカデミスムを支えた美術のシステムが、なぜ崩壊へと向かったかについて考えていきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 持参物 筆記用具、手元ライト(プロジェクター投影時に、教室が暗くなる場合があります。必要な方のみお持ちください。) 備考 【開講時間】14:00~16:00 ○キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。" ○参考文献:『増補新装 カラー版 西洋美術史』(高階秀爾監修/ 美術出版社/1,900円[本体]) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】12/28(火) 10:40 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 大森 弦史 (東京工芸大学芸術学部准教授) 1974年埼玉県生まれ。2003年、東京藝術大学大学院博士後期課程満期退了。西洋美術史専攻。特に19世紀イギリス・フランス美術史、近代の版画・諷刺画・色彩版画について研究しています。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 地域とつながる演劇的コミュニケーション:風景と創造のデザイン 参加者が、地域における舞台芸術の実践事例を通して「場づくり」や「風景との関係性」に目を向け、アートの力と地域資源を生かした表現やコミュニ... 怪談ばなしの系譜 落語・講談における怪談ばなしの系譜を知る 怪談牡丹燈籠、真景累ヶ淵、四谷怪談、皿屋敷などなど。怪談は、落語・講談といった日本の伝統... 石膏デッサン(木炭) 「基本中の基本」を身につける 「石膏像を何故に描くのか」それは像の美しさは勿論のこと、その白い塊(立体)の存在感を平面の中に表現す... 初めての挑戦!Adobe Premiere Proで動画を作ろう:Vlog・... Premiere Pro入門としての「動画編集」の基本操作・編集方法について学び、<カット・テロップ入れ・BGM>の基本操作が出来るよう... 関連講座 京都の名石と名庭を巡るⅢ 日本庭園の構成要素「石」に注目して庭を観る 日本最古の作庭書と言われる『作庭記』は、冒頭「石をたてん事まつ大旨をこころうへき也」と... 庭園学講座32 -京都近代の庭園と建築 目的 京都に残る近代庭園・建築について、講義と実地訪問によって、その魅力や特徴を探ります。 講座の概要 近代の日本において... 東京ホテル考現学 ホテルの魅力を客観的に読み取る洞察力を身につける 東京の最新ホテル事情、ホスピタリティ業界の現況などの講義を受けた後、実際に東京の... 奈良公園の鹿で学ぶ民俗学[歴史・文化編]
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール