03/26(土) 03/27(日) 開講形態:集中 講座番号 G2142323 受付終了 日本の色ー江戸の重ね染の色ー 草木染の魅力 東京 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2022/03/26(土) 、2022/03/27(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 21,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:5,000円) 定員 30名 申込締切日 2022/03/16(水) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「草木染の歴史、染色技法」を身につける 四季折々、自然の色は多彩に変化しています。その色を表現するため、古くから天然染色により数多くの「日本の色」が生まれてきました。蘇芳(すおう)、楊梅(やまもも)、夜叉附子(やしゃぶし)、鬱金(うこん)、紅花、藍、苅安(かりやす)、黄蘗(きはだ)の特徴を解説しながら江戸の重ね染のデモンストレーションを行います。草木染の魅力を体感し、染色技法を習得してみましょう。 スケジュール 03/26(土) 13:20~17:40 絹布をヤマモモの明ばん媒染とスオウの明ばん媒染で重ね染して檜皮(ひわだ)色を染めます。藍染した絹布をヤシャブシのおはぐろ媒染で重ね 染して藍御納戸(あいおなんど)色、またヤマモモのおはぐろ媒染で重ね染して憲法(けんぽう)染(吉岡染)を染めます。それぞれ染料や染色技法の特徴について解説します。 13:20-14:40 ヤマモモ(楊梅)染-明ばん媒染- 14:50-16:10 檜皮色-ヤマモモ染とスオウ染の重ね染- 16:20-17:40 藍御納戸色と憲法染(吉岡染)-おはぐろ媒染- [担当講師: 山崎 和樹 、山崎 広樹 ] 03/27(日) 09:30~17:40 絹布をウコンで染色、紅木綿から紅色素を再抽出して重ね染を行い、紅 鬱金を染めます。藍染した絹布に、キハダ(無媒染)で重ね染して萌葱(もえぎ)色、またえカリヤス(灰汁媒染)で重ね染して木賊(とくさ)色を染めます。それぞれ染料や染色技法の特徴について解説します。 09:30-10:50 ウコン(鬱金)染 11:00-12:20 紅花染 13:20-14:40 紅鬱金ー鬱金と紅花の重ね染ー 14:50-16:10 キハダ(黄蘗)染とカリヤス(苅安)染 16:20-17:00 萌葱色と木賊色を染める 17:00-17:40 試験(成績評価を希望する方のみ) [担当講師: 山崎 和樹 、山崎 広樹 ] 持参物 ・筆記用具 ・クリップボード(必要な方のみ。本講座では受講生の皆様にはイスのみ用意します。この為、メモをとる際にはA4サイズ程度のクリップボードがあると便利です。なお、2日目の試験時には机を用意します。) ・防寒具(教室の扉と窓は常に開放し、教室内では扇風機を回して換気を行います。この為、ひざ掛けをご用意いただく等、必要な方は防寒対策を行って来て下さい。授業中、上着を着ていただいても構いません。) 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:40 ○諸費用は、実習費(布代等)となります。 ○キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○各キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○本講座は重ね染のデモンストレーションを伴う講義科目です。デモンストレーションは講師と一部の受講生とで行う予定でしたが、新型コロナウィルス感染症対策の為に講師のみで行うことに変更させていただきます。ご了承ください。 ※2日目の試験は、成績評価を希望する方のみ受験が必要です。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】3/9(水) 10:28 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 山崎 和樹 (草木染研究家) 1957年群馬県生まれ。1982年明治大学農学部修士課程修了後、父・青樹(群馬県指定重要無形文化財保持者)のもとで草木染の研究を始める。2002年信州大学工学系研究科博士後期課程修了(学術博士)。草木染の普及のため各地で講習会開催。天然染色国際会議(フランス、韓国、アメリカ、インド)に参加し研究発表、作品展示やワークショップを開催。 担当講師 山崎 広樹 (草木染作家・草木染研究家) 東京農業大学国際バイオビジネス学科卒業後、父・和樹の主宰する草木工房で草木染の研究を始める。松原染織工房で松原與七氏より型染を学ぶ。 「中国杭州天然染色会議」に参加、父と共にワークショップを行う。銀座もとじ、岡谷市蚕糸博物館、高崎市染料植物園の展示会に型染帯を出品する。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 ふたたびの筆づかい(筆墨入門) 筆墨表現の基本を身につける 毛筆で思いや好きな言葉を表現してみませんか。筆を持つのは、小学校以来の方も大丈夫。筆の持ち方、動かし方... パースを学んで描く水彩画 ーパースの基礎と、透明水彩の技法を身につけるー 風景画を描く時、建物や人物や動物などのモチーフを不自然にならないように構成するには... 写真をめぐる作家たち(対面) 多様な写真作品表現の背後にある、制作意図や姿勢について学ぶ 1839年の写真の発明以前から、作家たちは様々な表現や技術の開発に携わ... 知っておきたい卒業制作の著作権基礎 創作や研究は個人的な活動ですが、その制作過程では引用・参照など他者の著作物を利用することがあります。また、展示やSNSを通じて作品や成果... 関連講座 竹と共に編む、京の涼-京都職人WORKSHOP2025夏- ワインの文化と風土(遠隔+対面) 庭園学講座32 -京都近代の庭園と建築 目的 京都に残る近代庭園・建築について、講義と実地訪問によって、その魅力や特徴を探ります。 講座の概要 近代の日本において... 鎌倉時代の病
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