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  • 07/06(水)

開講形態:隔週/遠隔

講座番号 G2211105

  • 受付終了

京都芸術大学舞台芸術研究センター提供連続講座 少しだけ深く読み解く「詩劇としての能」01-『井筒』のすべて-

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  • 文化伝統・歴史
  • [総合]学芸基礎講義1~10

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基本開講地・会場 ※
遠隔(WEB)
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
200名
申込締切日
2022/04/30(土) 13:00

到達目標と講座概要

700年の歴史と変化を通して学ぶ、「現代に生きる能」の魅力 現在、内外の芸術界から熱い視線が注がれている能楽(能と狂言)ですが、その長い歴史のゆえに、能楽についてのわたしたちの理解はいささか表面的で、画一的なものになっています。それは今にはじまったことではなく、400年は昔にさかのぼる現象ですが、この講座では、本学の春秋座で上演されてきた能のなかから1曲をとりあげ、その映像を用いて、能の作者、上演史、素材、テ-マ、趣向、演出、変化、逸話などについてじっくりと学び、「能」という舞台芸術の特色と魅力を伝えたいと思っています。今回は『井筒』をとりあげます。これから能を知りたいと思っている方、能についてもう少し深く知りたいと思っている方の受講を歓迎します。なお、毎回、最後の30分を質問にあて、5回のうち1回は演者をお呼びします。 講座詳細 まず、『井筒』という能を理解する場合、講師が思いつく問題点を順不同で列挙しておきます。この講義でふれるものもあれば、ふれないものもありますが、受講の参考にしてください。また、これは毎回予定されている質問の参考にもなると思います。 ①『井筒』のシテが紀有常女とされ、その夫が在原業平とされていること。 ②『井筒』の舞台が大和の在原寺であること。また、在原寺は現存するのかどうか。 ③前場で里女(紀有常女の化身)が語る物語が、〔高安通い→筒井筒の昔語〕の順になっていること。 ④紀有常女の舞(序ノ舞)は「移り舞」と呼ばれているが、この「移り舞」はどう解釈すればよいのか。 ⑤序ノ舞の前の文句が流儀によって「恥ずかしや」と「懐かしや」と異なること。 ⑥『井筒』一曲における序ノ舞の意味について。 ⑦後場に紀有常女の霊が業平の直衣と冠を身につけて登場すること。 ⑧『井筒』の小書(特殊演出)とその意図について. ⑨『井筒』の作り物(舞台装置)の薄がついた井戸について。 ⑩紀有常女の霊が井戸の作り物を覗く場面の演技について。 ⑪観世寿夫(昭和53年没/享年53)と『井筒』について. ⑫『井筒』の前場と後場の関係、あるいは夢幻能という形式について。 ⑬作者の世阿弥は『井筒』をどう評価していたのか。 ⑭『井筒』に仕組まれている趣向(演劇的工夫)について。 ⑮『井筒』が描こうとしていること(主題、テーマ)について。 ⑯『井筒』がわたしたちに与える感動の質について。

スケジュール

19:00~21:00

19:00~21:00

19:00~21:00

19:00~21:00

19:00~21:00

持参物
備考

担当講師

天野 文雄 (京都芸術大学舞台芸術研究センター特別教授)

1946年、東京都に生まれる。早稲田大学第一法学部卒業後、国学院大学大学院文学研究科修了。文学博士。大阪大学名誉教授。専門は能楽研究。著書に、『翁猿楽研究』(平成7年、和泉書院)、『能に憑かれた権力者』(平成9年、講談社選書メチエ)、『現代能楽講義』(平成16年、大阪大学出版会)、『世阿弥がいた場所』(ぺりかん社、平成19年)、『能楽名作選(上下)』(角川書店、平成29年)、『能楽手帖』(角川ソフィア文庫、平成30年)、共著に、『岩波講座能・狂言Ⅰ〔能楽の歴史〕』(昭和62年)、共編著に『能を読む』(全4冊、角川学芸出版、平成25年)など。研究の延長として、大槻文藏、梅若実玄祥、福王茂十郎の諸氏や国立能楽堂企画制作課と協同して、平成初年以来、廃絶曲の復元上演、現行曲の見直しにも数多く参画している。観世寿夫記念法政大学能楽賞、日本演劇学会河竹賞受賞。

担当講師

片山 九郎右衛門 (観世流能楽師)

昭和39年 九世 片山九郎右衛門(人間国宝)の長男として生まれる。祖母は京舞井上流四世家元 井上八千代、姉は五世家元 井上八千代。幼少より父に師事し、長じて故八世 観世銕之亟に教えを受ける。父とともに片山定期能楽会を主宰。全国各地で多数の公演に出演するほか、ヨーロッパ、アメリカなど海外公演にも積極的に参加している。各地での薪能、ホール能など能楽堂以外での公演も制作、プロデュースしており、令和4年4月には新作能「媽祖ーMASOー」の企画・指揮を手掛けた。京都府文化賞奨励賞、京都市芸術新人賞、日本伝統文化振興財団賞、文化庁芸術祭新人賞、京都府文化功労賞、第39回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。◎第4回(6/22)ゲスト講師としてご登壇いただきます。

受講生の声

日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう

自営業で、休業する水曜日を有意義に過ごしたいという数年来の思いがやっとかないました。「二十四節季」など日本古来のしきたりや伝統文化を学びながら、茶事を経験したりと、毎回とても楽しみです。

2016年度[春季]/S.T.さん
(60代/男性/東京都)

ローマ、美術の旅 [特別編]

書店で見つけた美しい本『フランスの伝統色』を創られた城一夫先生の講義を是非一度受けてみたいと思っていました。また本間紀子先生には国立西洋美術館のカラヴァッジョ展で解説していただきました!

2016年度[春季]/Y.M.さん
(60代/女性/東京都)
【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

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