04/30(土) 05/01(日) 開講形態:集中 講座番号 G2212118 受付終了 大江戸考古学入門 地下に眠る江戸の粋と華 東京 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2022/04/30(土) 、2022/05/01(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 30名 申込締切日 2022/04/20(水) 13:00 坂町遺跡から出土した磁器椀(新宿区提供) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 考古学の基礎と都市江戸の生活文化を知る 100万都市といわれた「江戸」。その大江戸の世界が、いまも東京の地下に眠っています。東京オリンピック開催以降も引き続き、都心部では多くの再開発が行われ、新たな遺跡が多数発見されています。本講座では、最新の発掘調査の成果も踏まえつつ、大江戸考古学の世界をご紹介していきたいと思います。陶磁器や土器など発掘された「モノ」から甦る、江戸っ子や将軍、大名たちの生活や文化について考えてみたいと思います。 スケジュール 04/30(土) 13:20~17:40 東京の地下に眠る「江戸」。近年の再開発の影響で、多くの遺跡が発掘され、新しい江戸の姿が明らかになりつつあります。1日目は徳川家康が始めた都市江戸のまちづくりについて、いまに残る地形も踏まえて考えたいと思います。 13:20-14:40 考古学と江戸時代-都市再開発と遺跡発掘- 14:50-16:10 江戸のはじまり-御城と大江戸八百八町- 16:20-17:40 江戸のインフラと地形-水道・下水・掘割- [担当講師: 石神 裕之 ] 05/01(日) 09:30~17:40 2日目は、江戸っ子の暮らしぶりを出土した遺物を通してみていきます。今回は陶磁器の生産・流通や食文化、災害や生と死、遊びに関わる出土遺物も取り上げて、江戸文化の多彩さをご紹介したいと思います。 09:30-10:50 江戸の器(うつわ)①-磁器の誕生と生産- 11:00-12:20 江戸の器②-陶磁器・土器の流通と食文化- 13:20-14:40 災害都市江戸-火事・水害・地震- 14:50-16:10 江戸の生と死-人生儀礼の考古学- 16:20-17:00 江戸の遊び-土製玩具の考古学- 17:00-17:40 試験(成績評価を希望する方のみ) [担当講師: 石神 裕之 ] 持参物 筆記用具、手元用ライト(プロジェクター投影時に教室が少し暗くなるため、必要な方は持参) 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:40 〇キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 〇キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○テキストは特に使用しません。下記の参考文献が手に入る方は、事前学習のひとつとして読んできてください。 ○参考文献 ※購入および講座への持参は必須ではありません。 『考古学入門』(鈴木公雄/ 東京大学出版会/1,800円[本体])『近世・近現代考古学入門』(鈴木公雄ゼミナール/ 慶應義塾大学出版会/2,800円[本体])『江戸を掘る』(古泉弘/ 柏書房/1,600円[本体])『事典 江戸のくらしの考古学』(古泉弘編/ 吉川弘文館/3,800円) ○2日目の試験(17:00~17:40)は、成績評価を希望する方のみ受験が必要です。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】4 / 13(水) 11:44 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 石神 裕之 (考古学者、京都芸術大学教授) 1973年神奈川県生まれ。2005年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。2006年、博士(史学)。慶應義塾大学准教授を経て現職。考古学を専門とし、学生時代より東京都内の再開発に伴う発掘に数多く従事してきたことから、地域に残る文化遺産を継承していくための方法論に関心を持っている。近著に『47都道府県 遺跡百科』丸善出版、2018年。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 ジェンダーから読む日米韓の女性文学 ジェンダーの視点から文学を読むとはどういうことかを、主に日本の著名な女性作家による作品の読みを通して身につける 1970年代に米国... パースを学んで描く水彩画 ーパースの基礎と、透明水彩の技法を身につけるー 風景画を描く時、建物や人物や動物などのモチーフを不自然にならないように構成するには... フレスコ画・はじめての古典技法 「模写を通じてフレスコ画の技法、および歴史的背景を学ぶ」 1305年に描かれたジョットのスクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画は、今尚その輝... 知っておきたい卒業制作の著作権基礎 創作や研究は個人的な活動ですが、その制作過程では引用・参照など他者の著作物を利用することがあります。また、展示やSNSを通じて作品や成果... 関連講座 俳句の入り口・夏 17音の言葉の力を知り、豊かな表現力を身につける 京都の夏は暑い、とよくいわれます。しかし、実は木陰に入れば風が流れ、「涼」を楽し... クリムトの芸術 クリムトの芸術観について基礎的な知識を身につける 19世紀末を生きたクリムトの芸術観の特徴のひとつは唯美的な芸術至上主義でした。ク... 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の災害と復興-【アーカイブ配信】 奈良公園の鹿で学ぶ民俗学[歴史・文化編]
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