07/09(土) 07/10(日) 開講形態:集中 講座番号 G2223227 受付終了 盆踊りの伝統とデザイン 新しい江州音頭をつくる 京都 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 京都瓜生山キャンパス 開講日 2022/07/09(土) 、2022/07/10(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 25,000円 (講座料:25,000円、 諸費用:0円) 定員 20名 申込締切日 2022/06/29(水) 13:00 京都市左京区での復活盆踊り大会の様子 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 地域での文化創造に寄与できる見識を身につける 「盆踊り」に参加したことはありますか? 地域の伝統行事と思われている「盆踊り」も時代の流れの中で、行事としても音楽としても大きく姿を変えてきました。 関西では広い地域で「江州音頭」というものが、歌い踊られています。この講座では「江州音頭」がどんな風に生まれ、どんな風にアレンジされてきたのかを、コミュニティ・ミュージックに精通したミュージシャンのワークショップを通じて学んでいきます。また、オリジナルの歌詞による新しい音頭づくりにも挑戦します。 この講座では、地域の伝統を理解し創造的に更新していく方法について、事例研究と制作体験を通じて理解を深め、地域での文化創造に寄与できる見識を身につけることを目標とします。 スケジュール 07/09(土) 09:30~17:40 1日目は、まず盆踊りと江州音頭の歴史をたどり、そこから生まれた得意な楽曲構造について学びます。そして、その構造を無視した「新江州音頭」の例を踏まえつつ、伝統を活かした新たな音頭を構想します。音頭バンド「サンポーヨシ」メンバーの演奏をバックに、江州音頭の基本的な振り付けや節回しを学びます。 09:30〜10:50 ガイダンス(講師紹介、進め方、評価法などを説明)、講義「盆踊り概論〜その歴史と現在」 11:00〜12:20 講義「江州音頭の歴史となりたち」 13:20〜14:40 音頭ワークショップ「踊ってみよう!江州音頭」 14:50〜16:10 体験ワークショップ「音で遊ぶ」(音遊び&直感音楽) 16:20〜17:40 講義「江州音頭の歌の構造」 [担当講師: 下村 泰史 、鈴木 潤 、和田 史子 ] 07/10(日) 09:30~17:40 2日目は、江州音頭の構造を踏まえて歌詞をつくり、オリジナルの江州音頭に仕上げます。声と倍音の体験、歌詞づくりとそのプレゼンテーションなどのワークショップを重ねつつ、最終的には生バンドで、歌い踊ります。そのプロセスを経て、地域の伝統とその更新の勘所について考えます。 09:30〜10:50 講義「地域における音頭ワークショップ研究」、ワークショップ「歌詞のネタを探す」 11:00〜12:20 音頭ワークショップ「歌詞をつくる①」 13:20〜14:40 体験ワークショップ「音と声の不思議をさぐる:倍音のひみつ」、音頭ワークショップ「歌詞をつくる②」「歌詞をあじわう」 14:50〜16:10 グループ発表「歌って踊ろう!」 16:20〜17:40 ディスカションと考察 [担当講師: 下村 泰史 、鈴木 潤 、和田 史子 ] 持参物 ○筆記用具、何か音の出るものを一つ(楽器である必要はありません) 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○簡単な盆踊り体験がありますので、動きやすい服装、歩きやすい靴で受講してください。 ○キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○キャンパスの入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】6 / 22(水) 12:29 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 下村 泰史 (京都芸術大学教授) 1964年生まれ。東京大学にて緑地計画学を修める。1990年より住宅・都市整備公団にて都市設計、緑地計画の実務に従事。2001年より京都造形芸術大学にて都市デザイン、地域計画等の教育・研究にあたる。天若湖アートプロジェクト、NPO 法人アートプランまぜまぜ等の多くの市民グループに関わり、ワークショップやコミュニティ・ミュージックのセッションなどを通じて、多数の声や音の中から生まれる風景を模索中。 担当講師 鈴木 潤 (鍵盤プレイヤー、作曲家) キーボーディストとして、国内外の様々なレゲエアーティストや、JuJu, EXILE ATUSHI,OVALL, Lampなどの、レコーディングやライブで演奏。同時に江州音頭バンド「サンポーヨシ」や「校歌部」など京都での地域密着型のさまざまなバンド活動を続けている。2010年ごろからソロ活動。ここ10年ぐらいのテーマは、空気感・倍音・場所。完全放置型の子供やお年寄りとの音楽即興ワークショップの経験も長く、日本センチュリー交響楽団、京都女子大学、東京音楽大学等でワークショップのトレーニングや講座を受け持っている。 ホームページ www.suzukijun.com 担当講師 和田 史子 (音頭取り、ホーメイ歌手) 2012年頃、友達に誘われて行った夏祭りで盆踊りの楽しさに目覚め踊り始める。2015年より音頭バンド・サンポーヨシに参加、京都市左京区を中心に夏祭り等での演奏や盆踊りワークショップをしている。またロシア連邦トゥバ共和国の喉歌・ホーメイにも長く取り組んでおり、2019年国際ホーメイコンテストでは7位入賞。ガムラングループ・Sekar Gendis、即興倍音楽団・瓜生山オーバートーンアンサンブルのメンバーとしても活動している。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 バライタ印画紙に挑戦 バライタ印画紙を使用し、さらなるプリントクオリティの向上を目指す 写真の歴史の中で使用され続けてきたバライタ印画紙に挑戦し、銀塩写... 奈良公園の鹿で学ぶ民俗学[歴史・文化編] 「歴史のとらえ方」「文化のとらえ方」を知る 今回の講座では、民俗学による歴史と文化のとらえ方を学びます。具体的には、奈良公園におけ... 芸大生のためのマーケティング発想法:すぐに使える価格付けの戦略を学ぶ 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 「観る 感じる 描く」感性を広げるドローイング 「表現の幅」を身につける 画家は、表情のある下地を作ってから絵を描き始めることがあります。全くの白紙に描写を始めるのではなく、あら... 関連講座 イスラーム陶器・タイルの歴史 この講座は、イスラーム美術史に興味がある方、陶器やタイルに関心を持つ方、さらには、北アフリカ・中東・中央アジアの歴史に関心のある方に最適... 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の災害と復興-【アーカイブ配信】 禅寺の美、はじめての方丈庭園(遠隔+対面) 庭園学講座32 -京都近代の庭園と建築 目的 京都に残る近代庭園・建築について、講義と実地訪問によって、その魅力や特徴を探ります。 講座の概要 近代の日本において...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール