08/20(土) 08/21(日) 開講形態:集中 講座番号 G2223526 受付終了 庭園学講座29 近世公家の茶室と庭園 日本庭園・歴史遺産研究センター共催講座 京都 文化伝統・歴史 関連キーワード 旅先で学ぶ 特別講座 基本開講地・会場 ※ 京都瓜生山キャンパス 開講日 2022/08/20(土) 、2022/08/21(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 17,000円 (講座料:17,000円、 諸費用:0円) 定員 60名 申込締切日 2022/08/08(月) 13:00 九條邸跡庭園と拾翠亭 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 公家の茶とその空間を学ぶ 今年は、わび茶を大成した千利休の生誕500年を迎えました。茶の湯の文化は日本庭園とも大きくかかわり、豊かな空間を構成してきたのです。今回の講座では、特に近世公家における茶室と庭園に焦点をあてて考究します。現地研修では、このたび大規模な修復・整備が行われた京都御苑内に残る4つの公家の邸宅跡(桂宮邸跡・近衛邸跡・閑院宮邸跡・九条邸跡)の庭園・茶室をじっくり見学します。 スケジュール 08/20(土) 09:00~17:00 09:00~09:30 受付・インフォメーション 09:30~10:20 総論「喫茶の庭の歴史」仲 隆裕 10:20~11:10 基調講演1「茶屋と公家の茶室」日向 進 11:20~12:10 講義「公家の喫茶文化」木村栄美 12:10~13:30 各自昼食 《シンポジウム》 13:30~13:50 基調講演2「京都御苑施設整備基本計画の策定と推進」酒向貴子 14:00~14:40 基調講演3「京都御苑における調査・整備あれこれ」尼﨑博正 14:50~16:00 事例紹介「京都御苑における茶室・庭園の整備」 16:15~17:00 整備関係者によるディスカッション 17:00 解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、仲 隆裕 、日向 進 ] 08/21(日) 09:30~16:30 ■現地実習(現地集合・現地解散) 09:30~10:00 受付・インフォメーション 10:00~16:10 京都御苑-近衛邸跡庭園、桂宮邸跡庭園、閑院宮邸跡庭園、九条邸跡庭園 [12:10~14:00 各自昼食] 16:10~16:30 修了式 16:30 現地にて解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、仲 隆裕 ] 持参物 ○筆記用具、カメラ ○熱中症対策用品、虫除けなど 備考 【開講時間】1日目 9:00~17:00、2日目 9:30~16:30 ○講座料の他に、テキスト代3,000円が必要です。1日目(8/20)の受付時に集金します。 ○2日目(8/21)は終日屋外で現地実習です。暑さ対策、歩きやすい靴などご準備をお願いします。 ○スケジュールは変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。 ○本講座は、京都芸術大学通信教育部との単位連携はありません。 ○受講票と別に、主催者である京都芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センターから郵送物をお送りします。そちらの内容も必ずご確認ください。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】8 / 8(月) 15:12 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 尼﨑 博正 (京都芸術大学名誉教授、日本庭園・歴史遺産研究センター名誉所長) 1946年生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会関西支部顧問、日本造園修景協会京都府支部相談役、史迹美術同攷会名誉会長ほか。1992年日本造園学会賞受賞(設計作品部門)。2014年京都市文化功労者。著書に『植治の庭-小川治兵衛の世界』(淡交社/1990年)、『市中の山居―尼﨑博正作庭集』(淡交社/2006年)、『七代目小川治兵衛-山紫水明の都にかへさねば』(ミネルヴァ書房/2012年)ほか、多数。 担当講師 仲 隆裕 (京都芸術大学教授、日本庭園・歴史遺産研究センター所長) 千葉大学大学院園芸学研究科環境緑地学専攻修士課程修了。博士(農学・京都大学)。京都市文化財保護課文化財保護技師(記念物担当)、山中庭園研究所、千葉大学助手(園芸学部)などを経て現職。庭園文化史研究、文化財庭園を中心とする遺跡の保存修復・整備に取り組む。著書に『庭園史をあるく-日本・ヨーロッパ編』(共著・昭和堂/1998年)、『史跡名勝平等院庭園保存整備報告書』(分担・宗教法人平等院/2003年)ほか。 担当講師 日向 進 (一般財団法人 京都伝統建築技術協会理事長) 1947年、京都府生まれ。京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。京都工芸繊維大学教授を経て現在、同大学名誉教授。工学博士(京都大学)。著書に『窓のはなし』(鹿島出版会/1988年)、『近世京都の町・町家・町家大工』(思文閣出版/1998年)、『茶室に学ぶ 日本建築の粋』(淡交社/2002年)ほか。共著に『京都町触の研究』(岩波書店/1996年)、『茶道学大系第六巻 茶室・露地』(淡交社/2000年)ほか。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 桂文治の落語教室(対面) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座... 鎌倉時代の病 歴史資料を読む⼒を⾝につける 平安末期から鎌倉時代にかけては、自然災害や飢饉が多く発生しました。貴族・武士・庶民とそれぞれに影響を... 古都における日本茶の歴史 渡来文化である喫茶文化が日本文化となるまでを理解する 古代・中世の日本茶の歴史は、「首都」京都や「南都」奈良、加えて「武家の都」と... 日本画の基礎 -はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自が予め作成した写生または原画を基に日本画に取り組む講座です。... 関連講座 庭園学講座32 -京都近代の庭園と建築 目的 京都に残る近代庭園・建築について、講義と実地訪問によって、その魅力や特徴を探ります。 講座の概要 近代の日本において... イスラーム陶器・タイルの歴史 この講座は、イスラーム美術史に興味がある方、陶器やタイルに関心を持つ方、さらには、北アフリカ・中東・中央アジアの歴史に関心のある方に最適... ワインの文化と風土(遠隔+対面) 京都の名石と名庭を巡るⅢ 日本庭園の構成要素「石」に注目して庭を観る 日本最古の作庭書と言われる『作庭記』は、冒頭「石をたてん事まつ大旨をこころうへき也」と...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール