10/19(水) 12/14(水) 開講形態:隔週 講座番号 G2232331 受付終了 西洋版画の歴史とその魅力 デューラーからドーミエまで 東京 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2022/10/19(水) 、2022/11/02(水) 、2022/11/16(水) 、2022/11/30(水) 、2022/12/14(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 20,000円 (講座料:20,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2022/10/11(火) 13:00 アルブレヒト・デューラー、《メレンコリアⅠ》、1514年、エングレーヴィング、23.9 x 16.8 cm お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「版画技法、西洋版画史における重要作家・作品の特徴などについての概括的な知識」を身につける 15~ 19世紀の西洋版画史を重要作家とその作品をとり上げつつ概観します。「複製」芸術である版画は絵画に比べて副次的に取り扱われがちですが、イメージの流通を容易にしたこの技法が美術の歴史に及ぼした影響は計り知れません。版画がどのように誕生し、いかなる役割を担ってきたのかを知ることは、「複製性」と分かちがたく結びついた現代のあらゆる表現メディアを理解する上でも大きな助けとなるでしょう。 スケジュール 10/19(水) 14:00~16:00 第1回:版画とは何か?:版画をめぐる基礎知識 版画にはさまざまな種類や技法があり、それぞれの性質が作品の造形そのものを大きく左右します。版画の芸術的側面を見て行く前に、技法的側面をまずは概観していきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 11/02(水) 14:00~16:00 第2回:版画芸術の大成者、デューラー ドイツ・ルネサンス最大の巨匠デューラーを中心に、版画黎明期から16世紀前半にかけての木版画・エングレーヴィングの展開を辿ります。 [担当講師: 大森 弦史 ] 11/16(水) 14:00~16:00 第3回:エッチングの革新:カロとレンブラント エッチングは17世紀の技術革新によって急速に普及し、西洋版画の標準技法となりました。その過程をカロとレンブラント、2人の活動を軸に論じます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 11/30(水) 14:00~16:00 第4回:18世紀:版画の表現可能性 様々な技法が考案・実用化され、メディアとしての版画の役割も広がりをみせた18世紀の動向について、ホガース、ピラネージ、ゴヤらの作品を中心に概観していきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 12/14(水) 14:00~16:00 第5回:19世紀:「版画」と「印刷」のあわい 大量複製時代へと突入した19世紀は、「版画」芸術と「印刷」技術が複雑に交錯していきます。この問題を諷刺画家ドーミエの活動を手がかりに考えていきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 持参物 ○筆記用具、手元ライト(プロジェクター投影時に教室が暗くなる場合があるため、必要な方のみご持参ください。) 備考 【開講時間】全5回 14:00~16:00 ○キャンパス入構時は、必ずマスクを着用してください(マスクの着用が無い場合は、キャンパスへの入構を禁止します)。 ○キャンパス入り口、及び各フロアの手指消毒用の消毒液を積極的に利用してください。 ○参考文献:『カラー版 世界版画史』(青木茂監修/美術出版社/2,500円[本体])、『西洋版画の歴史と技法』(アントニー・グリフィス著/越川倫明ほか訳/中央公論美術出版/4,300円[本体]) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】9 /30 (金) 10:19 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](PDF)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 大森 弦史 (東京工芸大学芸術学部准教授) 1974年埼玉県生まれ。2003年、東京藝術大学大学院博士後期課程満期退了。西洋美術史専攻。特に19世紀イギリス・フランス美術史、近代の版画・諷刺画・色彩版画について研究しています。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(秋) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」温故知新。古き良き「日本のしきたり」を知る 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化... 京都の工芸 この講義では、京都のいわゆる「伝統工芸」とよばれるようなものを中心にとりあげます。工芸と産地の風土や環境・歴史との関係を資料から紐解いて... 東京藝術学舎アートファクトリー2025 芸術の発想力を身につける アーティストが、世界にも日本にもたくさんいるというのに、芸術系の大学や専門学校がいっぱいあるというのに、... レポートの書き方入門講座 「学術的なレポートの書き方」を身につける 大学の授業では多くの場合、半期または通年で学んだことを形に表すために、「レポート」を書く... 関連講座 近代フランス絵画の100年 近代西洋美術史における諸運動、重要な作家・作品の特徴などについての概括的な知識を身につける アカデミスムとモダニスムという2つのキ... 日本の伝統、雪花絞りで手ぬぐいを染める-京都職人WORKSHOP2025秋- 琵琶湖疏水が紡いだ南禅寺界隈別荘群の水景と水系を味わう 2025年5月、国の文化審議会において、琵琶湖疏水の諸施設を国宝・重要文化財に指定するとの答申が出されました。 この答申では、琵琶湖疏... 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸っ子たちの粋自慢-【アーカイブ配信】
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール