03/04(土) 03/05(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2241306 受付終了 モダニズム建築から見えてくるもの 松隈洋の近代建築講義 遠隔(WEB) 建築・インテリア [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2023/03/04(土) 、2023/03/05(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2023/02/22(水) 13:00 ル・コルビュジエ チャンディガール州庁舎( 1958 年) 撮影/松隈洋 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「モダニズム建築の現代的意味についての理解」を身につける 20世紀に世界的なスケールで展開されたモダニズム建築(ModernArchitecture)とは、どのような歴史的背景と社会的要請から生まれたのか、また、そこにはどのような初心と方法が込められていたのか、そして、これからの建築と都市環境を考える上で、それらがどのような現代的意味をもっているのか。先駆者たちの仕事を通してわかりやすく概説します。 スケジュール 03/04(土) 13:20~17:40 遠隔(WEB) モダニズム建築は長い建築の歴史の中でどのような位置にあるのか、「工業化以前」、「工業化以後」という区分で説明します。続いて、モダニズム建築の先駆者たちの仕事の意味を考察します。 13:20-14:40 時間の中の建築、建築の中の時間 14:50-16:10 ル・コルビュジエとはだれか 16:20-17:40 アントニン・レーモンドと日本 [担当講師: 松隈 洋 ] 03/05(日) 09:30~17:00 遠隔(WEB) モダニズム建築に独自の位置を占めた村野藤吾に触れた後、その到達点を20世紀後半に活躍したアメリカのルイス・カーンに見ていきます。最後に、モダニズム批判として大きな思想変動となったポスト・モダンとは何だったのか、現代建築の課題と共に考えます。 09:30-10:50 前川國男の求めたもの 11:00-12:20 北欧モダニズムの遺産とは何か 13:20-14:40 村野藤吾のヒューマニズム建築思想 14:50-16:10 ルイス・カーン―構築への意志 16:20-17:00 ポスト・モダンと現代建築の課題 [担当講師: 松隈 洋 ] 持参物 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:30~17:00 ○オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用します。受講にあたっては、Zoomの基本的な操作ができることが必要です。 ○2022年度春季より、Zoom接続情報・配布資料・課題内容・成績評価等を通信教育課程の学習用サイト「airUマイページ」に掲載します。課題(事後レポート等)もairUマイページ(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)からの提出となります。具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」をご参照ください。 ○Zoom接続情報は各日程ごとに当日開始30分前よりairU上で公開します。 ○配布資料がある場合は、開講初日3日前を目途にairUマイページに掲載します。 ○参考文献(※購入は必須ではありません): 『時間のなかの建築』(ムスタファヴィ・レザボロー著、黒石いずみ訳/ 鹿島出版会/1999年)、『日本近代建築の歴史』(村松貞次郎/ 岩波現代文庫/2005年)、『逝きし世の面影』(渡辺京二/ 平凡社ライブラリー/2005年)、『人間はどこから来たのか、どこへ行くのか』(高間大介/ 角川文庫/2010年)、『残すべき建築 モダニズム建築は何を求めたのか』(松隈洋/ 誠文堂新光社/2013年)、『近代建築を記憶する』(松隈洋/ 建築資料研究社/2005年)、『坂倉準三とはだれか』(松隈洋/ 王国社/2011年)、『前川國男 現代との対話』(松隈洋/六耀社/2006年)、『再読 日本のモダンアーキテクチャー』(共著/ 彰国社/1997年)、『日本建築様式史』(共著/ 美術出版社/2010年)、『建築の前夜―前川國男論』(前川國男/ 而立書房/1996年)、『モダニズム建築紀行』上・下 2 巻(松隈洋/六耀社/2016年)、『建築の前夜 前川國男』(松隈洋/みすず書房/2016年)、『ル・コルビュジエから遠く離れて』(松隈洋/みすず書房/2016年)、『建築家・坂倉準三「輝く都市」をめざして』(松隈洋/青幻舎/2021年)、『建築家 大高正人の仕事』(蓑原敬・中島直人・松隈洋/エックスナレッジ/2014年)、『建築から都市を、都市から建築を考える』(槇文彦・松隈洋/岩波書店/2015年) 担当講師 松隈 洋 (神奈川大学建築学部教授、京都工芸繊維大学名誉教授) 1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業後、前川國男建築設計事務所に入所。2000年4月京都工芸繊維大学助教授。2008年10月より教授。2023年4月より神奈川大学建築学部教授。博士(工学)。専門は近代建築史、建築設計論。著書に『建築の前夜 前川國男論』、『ル・コルビュジェから遠く離れて』、『ルイス・カーン』、『近代建築を記憶する』、『坂倉準三とはだれか』、『残すべき建築』、『モダニズム建築紀行』など。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 近現代デザイン史入門 デザインの歴史を把握し、現代社会における役割についてを考える デザインの歴史は暮らし、芸術、経済、政治、大衆文化や技術など、いろい... 寄席演芸入門 寄席演芸の特徴とその魅力を理解する 寄席演芸とは寄席で演じられる芸能の総称です。落語や講談、浪曲、漫才、太神楽、奇術、曲独楽、もの... PIGMENT TOKYOと絵画素材をまなぶ 絵画素材を理論と感覚から理解する PIGMENT TOKYOの壁一面に並ぶ色のなかに、鉱石を砕いてつくられる「岩絵具」という顔料が... タタラによる造形 -まな板皿と取り皿- タタラでまな板皿と取り皿を制作し、技法と陶土の伸ばし方を学びます。 タタラとは、柔らかい土の表裏を繰り返し叩き延ばした板で造形する... 関連講座 インテリアコーディネート基礎理論:心地よい配色の決め方を学ぶ
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール