04/29(土) 04/30(日) 開講形態:集中 講座番号 G2311104 受付終了 地下に眠る江戸の粋と華 大江戸考古学入門 東京 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2023/04/29(土) 、2023/04/30(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2023/04/19(水) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 考古学の基礎と都市江戸の生活文化を知る 100万都市といわれた「江戸」。かの徳川家康が基礎を築いた大江戸の世界が、いまも東京の地下に眠っています。都心部では多くの再開発が行われており、新たな遺跡がつぎつぎと発見されています。本講座では、最新の発掘調査の成果も踏まえつつ、大江戸考古学の世界をご紹介していきたいと思います。陶磁器や土器など発掘された「モノ」から甦る、江戸っ子や将軍、大名たちの生活や文化について考えてみたいと思います。 スケジュール 04/29(土) 13:20~17:40 東京外苑キャンパス 東京の地下に眠る「江戸」。近年の再開発の影響で、多くの遺跡が発掘され、新しい江戸の姿が明らかになりつつあります。1日目は徳川家康が始めた都市江戸のまちづくりについて、いまに残る地形も踏まえて考えたいと思います。 13:20-14:40 考古学と江戸時代-都市再開発と遺跡発掘- 14:50-16:10 江戸のはじまり-どうする家康・御城と大江戸八百八町- 16:20-17:40 江戸のインフラと地形-水道・下水・掘割- [担当講師: 石神 裕之 ] 04/30(日) 09:30~17:40 東京外苑キャンパス 2日目は、江戸っ子の暮らしぶりを出土した遺物を通してみていきます。今回は陶磁器の生産・流通や食文化、災害や生と死、遊びに関わる出土遺物も取り上げて、江戸文化の多彩さをご紹介したいと思います。 09:30-10:50 江戸の器(うつわ)-磁器の誕生と生産- 11:00-12:20 江戸の食文化-動物考古学の世界- 13:20-14:40 災害都市江戸-火事・水害・地震・疫病- 14:50-16:10 江戸の生と死-人生儀礼の考古学- 16:20-17:00 江戸の遊び-土製玩具の考古学- 17:00-17:40 試験(成績評価・単位連携を希望する方のみ) [担当講師: 石神 裕之 ] 持参物 ○筆記用具、手元用ライト(プロジェクター投影時に教室が少し暗くなるため、必要な方は持参) 備考 【開講時間】1日目13:20-17:40 2日目9:30-17:40 ○テキストは特に使用しません。下記の参考文献が手に入る方は、事前学習のひとつとして読んできてください。 ○参考文献 ※購入および講座への持参は必須ではありません。 『考古学入門』(鈴木公雄/ 東京大学出版会/1,800円[本体])『近世・近現代考古学入門』(鈴木公雄ゼミナール/ 慶應義塾大学出版会/2,800円[本体])『江戸を掘る』(古泉弘/ 柏書房/1,600円[本体])『事典 江戸のくらしの考古学』(古泉弘編/ 吉川弘文館/3,800円) ○2日目の試験(17:00~17:40)は、成績評価・単位連携を希望する方のみ受験が必要です。 担当講師 石神 裕之 (考古学者、京都芸術大学教授) 1973年神奈川県生まれ。2005年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。2006年、博士(史学)。慶應義塾大学准教授を経て現職。考古学を専門とし、学生時代より東京都内の再開発に伴う発掘に数多く従事してきたことから、地域に残る文化遺産を継承していくための方法論に関心を持っている。近著に『47都道府県 遺跡百科』丸善出版、2018年。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 古都の歴史を遡る 古都の歴史的変遷を身につける 日本の古都保存法に指定されたのは、京都(平安京)、奈良(平城京)、鎌倉です。特に平安京、平城京のモデ... アジアみほとけめぐり 「アジアの仏教美術について幅広い知識」を身につける インドや中国などアジア各地の著名な仏教遺跡や作品を取りあげて、分かりやすく解説... 日本画研究講座オンライン 「表現力」を身につける 本講座は、現在、制作に取り組んでいる作品をより良くするために必要なことを学ぶ講座です。一人一人が自己修練や... フロイスの見た日本の中世社会(遠隔) 戦国時代の宣教師、ルイス・フロイスの史料に「日本覚書」(または「日欧文化比較」)というものがあります。 彼は日本の文化と西欧の文化につ... 関連講座 フロイスの見た日本の中世社会(対面) 戦国時代の宣教師、ルイス・フロイスの史料に「日本覚書」(または「日欧文化比較」)というものがあります。 彼は日本の文化と西欧の文化につ... 大江戸考古学入門 考古学の基礎と都市江戸の生活文化を知る 100万都市といわれた「江戸」。かの徳川家康が基礎を築いた大江戸の世界が、いまも東京の地下... 庭園学講座名園探訪・実践編 -鳥取県倉吉市- 「実践的に日本庭園を理解する力」を身につける 毎年夏季に開催される日本庭園・歴史遺産研究センター主催「庭園学講座」の名園探訪・実践編で... 着衣は私たちをどこへ連れていくのか【アーカイブ配信】
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