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開講形態:集中/-

講座番号 G2315118

  • 受付終了

ジェンダーの視点から読む日本の女性文学 文学作品から入門する、ジェンダー・フェミニズム

  • 遠隔(WEB)
  • 文学・思想・哲学
  • [総合]学芸基礎講義1~10

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遠隔(WEB)
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
50名
申込締切日
2023/04/26(水) 13:00

初期のフェミニズム文学批評/研究の古典的名著として知られるエレーン・ショウォールターの『女性自身の文学』(1996年、みすず書房)の表紙

到達目標と講座概要

ジェンダーの視点から文学を読むとはどういうことかを、主に日本の著名な女性作家による作品の読みを通して身につける 1970年代に米国で創始された「フェミニズム文学批評」は、当初は男性作家批判や女性作家の称揚のみを旨としていたが、後には「男」/「女」の両極を乗り越える、より多様な読みを目指す「ジェンダー批評」へと発展している。本講座では、そうしたフェミニズム/ジェンダー批評の流れを概説後、主に日本の著名な女性作家が描く女性像に注目し、各々が作中いかに従来の固定的ジェンダー観を超える見方を示していたかを考察する。

スケジュール

13:20~17:40

09:30~17:00

持参物
○筆記用具
備考

担当講師

小林 富久子 (早稲田大学名誉教授)

ノースカロライナ大学英文科、及び、大阪外国語大学英語科卒。早稲田大学文学研究科博士課程満期退学。専門は日米女性作家研究。長年早稲田大学で米文学教授を務め、同大ジェンダー研究所初代所長としてジェンダー研究の普及にも尽力。お茶の水女子大学客員教授、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校等の客員研究員も歴任。著書に『円地文子―ジェンダーで読む作家の生と作品』(新典社、2005)、『ジェンダーとエスニシティで読むアメリカ女性作家―周縁から境界へ』(學藝書林、2006)、共編著に『ジェンダー教育/研究の深化のために―早稲田からの発信』(彩流社、2016)、『パンデミックとフェミニズム』(翰林書房、2022)などがある。

担当講師

岡野 幸江 (人間総合科学大学講師 近代文学研究者)

法政大学文学部卒業、同大学院博士課程満期退学。専門は日本の近代文学(特に女性文学や女性史)で、白百合女子大学、法政大学、共立女子大学等の講師を歴任。現在は人間総合科学大学講師のほか、埼玉県教育委員会の生涯学習文学・文芸指導員として市民講座などの講師を務める。著書に『女たちの記憶―近代の解体と女性文学』(双文社出版、2008年)、『平林たい子―交錯する性・階級・民族』(菁柿堂、2016年)、編著書に『木下尚江全集』(教文館、1990~2003年)、『女たちの戦争責任』(東京堂出版、2004年)、『戦争の記憶と女たちの反戦表現』(ゆまに書房、2015年)、『新編 日本女性文学全集』 第11巻(六花出版、2019年)などがある。

担当講師

矢澤 美佐紀 (法政大学講師)

法政大学文学部卒業、立教大学大学院博士課程満期退学。専門は日本の近現代文学。特に佐多稲子を中心とする戦前戦後や現代の女性文学を研究。城西大学、日本女子大学、柘植大学等の講師や城西国際大学ジェンダー女性学研究所専任研究員を歴任。現在は、法政大学、十文字学園女子大学等の講師をつとめる。著書に『女性文学の現在ー貧困・労働・格差—』(菁柿堂、2016年)、編著書に『佐多稲子アルバム』(菁柿堂、2013年)、『昭和後期女性文学論』(翰林書房、2019年)、『新編 日本女性文学全集』 第12巻(六花出版、2020年)、共著に『佐多稲子と戦後日本』(七つ森書館、2005年)、『少女文学事典』(東京堂出版、2015年)等がある。

【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

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