07/15(土) 07/16(日) 開講形態:集中 講座番号 G2322102 受付終了 日々の生活に寄り添う四季の扉を開ける 俳句の入り口・夏 京都 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 京都瓜生山キャンパス 開講日 2023/07/15(土) 、2023/07/16(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2023/07/05(水) 13:00 洛北の畑わたりくる風涼し お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 17音の言葉の力を知り、豊かな表現力を身につける 京都の夏は暑い、とよくいわれます。しかし、実は木陰に入れば風が流れ、「涼」を楽しむこともできます。忙しい日常の生活の中でも、そうした季節の移ろいにココロをとめ、その気持ちを言葉として表せたら素敵だとは思いませんか。「五・七・五」の17音から、無限大の世界へと広がる俳句。その扉を開けて、ぜひ四季と共に生きる喜びを感じましょう。本講座では、俳句の基本を学び、実作や句会を楽しみつつ、身の回りの出来事を豊かに感じ取る力を養っていきたいと思います。今回の吟行地は、洛北大原の予定です。 スケジュール 07/15(土) 13:20~17:40 俳句とは何かを学びます。芭蕉や子規、虚子など、今日まで俳句がどのように発展してきたか。彼らの句を鑑賞しつつ、概観します。そして歳時記、俳句用語など基本事項について解説します。またミニ句会を行い、明日への準備運動をします。 13:20-14:40 俳句とは何か-芭蕉・蕪村・子規- 14:50-16:10 季節を感じる・詠む-季語とはなにか- 16:20-17:40 俳句を鑑賞する-季節・生活の句-、俳句を読む-プレ句会- [担当講師: 石神 主水 ] 07/16(日) 09:35~18:00 吟行とは何かを学びます。夏の京都の涼を楽しみつつ、感じ取れる季節や情景を俳句に詠む喜びを体感しましょう。また他者の俳句をきちんと読み取り、鑑賞する力をつけることも、必ず詠む力を伸ばすことにもつながります。そこで句会を行ったのち、皆さんと合評を試みたいと思います。 09:35 三千院門前集合 09:40-12:00 吟行-京都の夏を楽しむ・詠む-(於: 三千院・大原周辺) 12:00-13:30 各自昼食・移動 13:30-14:50 句会-俳句を詠む・推敲する- 15:00-17:20 句会-俳句を鑑賞する- 17:20-18:00 試験(成績評価・単位連携を希望する方のみ) [担当講師: 石神 主水 ] 持参物 筆ペンなど太めのペン(1本)、ボールペンあるいはサインペン(適宜)、筆記用具 ○『歳時記』、『季寄せ』など俳句の季語集は、お持ちのものがある方はご持参ください。 ○講義では、夏の季語を整理したプリントを配布する予定ですので、とくに購入される必要はありません。 ○初心者向きのものとしては、角川学芸出版編『今はじめる人のための俳句歳時記 新版』 (角川ソフィア文庫、2011年)や角川学芸出版編『俳句歳時記 第四版増補版 夏』(角川ソフィア文庫、2011年)など手軽なものもあります。書店で実際に手に取られて読みやすく、使いやすいものを選ばれるとよいかと思います。 備考 【開講時間】1日目 13:20~17:40、2日目 9:35~18:00 ○1日目(7/15)に句会を行いますので、可能な方は夏らしいと思う情景を1句詠んで持参してください。 ○これまで受講いただいた方も、新しい吟行地での作句に取り組んでいただければと思います。 ○2日目は、大原・三千院(京都市左京区大原来迎院町540)に現地集合(交通費は各自負担)となります。午後は、瓜生山キャンパスに戻り、講義を行います。 ○2日目に拝観する三千院の拝観料(700円)が各自で必要となります。 ○現地からの移動は公共交通機関・徒歩です。熱中症にならないよう、水分補給を十分にして、歩きやすい服装・靴・鞄などでご参加下さい。 ○2日目の吟行場所に関する詳細は、1日目の講義でご説明します。 ○2日目の試験(17:20-18:00)は、成績評価・単位連携を希望する方のみ受験が必要です。 ○参考文献は、講義のなかでご紹介します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2322102 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】6/28(水)12:41 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 石神 主水 (俳人、京都芸術大学教授) 1973年神奈川県生まれ。2005年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。2006年、博士(史学)。慶應義塾大学文学部准教授を経て現職。考古学を専門とする傍ら、学生時代より慶應義塾大学俳句研究会において、行方克巳、本井英、三村純也ら先輩俳人に導かれ、俳句を学ぶ。俳人協会会員。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 はじめよう鉛筆デッサン ものの見方をしっかり身につける 講座では、はじめに鉛筆の使い方の実際や、立体を捉えることの基本をわかりやすく体験します。そしてカボ... 表具文化のいろはの「ろ」 伝統的な表装技術を知り、伝統文化の現代のあり方を考える 茶の湯をはじめとする日本の伝統文化を支えるものに表具の技術があります。表具その... 文化・伝統の調べ方 歴史の探索方法を身につける 伝統的な行事や文化には無形・有形と様々あり、それぞれの地域で維持・継承されています。伝統的な事柄を知る... Adobe Illustratorツール基礎 -ベクターアート編- Adobe Illustrator入門としての基礎技術について理解ができる フライヤーやチラシを作りたいけど、全くソフトの使い方が... 関連講座 フロイスの見た日本の中世社会(対面) 到達目標 テキストを読んで考えたこと・疑問に思ったことを、ワークショップで話し合って共有し、理解を深め・疑問を解決することが出来る ... 大江戸考古学入門 考古学の基礎と都市江戸の生活文化を知る 100万都市といわれた「江戸」。かの蔦重もかっ歩した大江戸の世界が、いまも東京の地下に眠っ... フロイスの見た日本の中世社会(遠隔) 美術と映画 -映画のなかの画家たち- 西洋の有名な画家の生涯と作品に親しむ 映画の中で西洋の名高い画家たちはどのように描かれてきたのか。その絵画作品と比較しながら、画家...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール