09/15(金) 09/16(土) 開講形態:集中 講座番号 G2324202 受付終了 見学と現地解説から寺院庭園の歴史と意匠を学ぶ 京都の名石と名庭を巡る 訪問 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2023/09/15(金) 、2023/09/16(土) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 35,000円 (講座料:26,000円、 諸費用:9,000円) 定員 30名 申込締切日 2023/08/23(水) 13:00 写真左:鞍馬寺石碑(鞍馬石) 写真右:見学先の石材店 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 日本庭園の重要な構成要素「石」を探求する 砂利、玉石、飛石、延段、景石、石造品…。日本庭園を形づくる上で、「石」は欠かせない構成要素の一つです。 京都には日本庭園が数多く存在しますが、これらの創造を支えたのは京都産出の石材でした。 今回の藝術学舎では、京都の「石」に着目し、「石」を巧みに使って造られた名庭を巡るとともに、普段はあまりみることのない石材店を見学して、石の種類や用途、石造品の味わい方について探究してみましょう。 スケジュール 09/15(金) 12:30~17:00 枯山水の名庭として名高い大仙院書院庭園と龍安寺方丈庭園を見学し、石庭の特性や表現技法への理解を深めましょう。 また、石材店において、庭石の種類とその特徴や用途のほか、石造品の見かたについても見識を深めます。 12:30[集合]大徳寺 三門 12:40[見学]大仙院書院庭園 13:30[移動]龍安寺へ移動 14:00[見学]龍安寺方丈庭園 15:15[移動]北山都乾園へ移動 15:30[見学]北山都乾園 17:00 現地解散 [担当講師: 加藤 友規 、山口 満 ] 09/16(土) 09:00~17:00 京都は名庭と称される日本庭園が数多く存在しますが、庭石の産出地としても名を馳せていました。 加茂七石と呼ばれる名石のひとつ、鞍馬石の産出地である鞍馬の石材店の皆さんにご協力いただき、石の切出しや加工等について学びます。 その後、京都の石が効果的に使用されている銀閣寺及び廣誠院(通常非公開)を訪問し、石材の特質とその使われ方などを実物を見学しながら探究します。 9:00 [集合]市営地下鉄「国際会館」駅 集合 9:15 [見学]石垣及び石組見学後、バス乗車・出発 9:45 [見学]叡山電鉄「貴船駅」周辺で下車。道なりに「畚下し石」等を解説・見学する 10:00[見学]石材店見学 11:00[見学]石材店見学 11:50[移動]叡山電鉄「鞍馬駅」へ移動 到着次第、トイレ休憩 12:00[移動]高野川へ 12:30[昼食]高野川辺りで昼食、休憩 13:30[移動]賀茂川~銀閣寺 13:45[見学]銀閣寺参道及び境内見学 15:15[移動]廣誠院へ移動 15:30[見学]廣誠院見学 17:00 現地解散 [担当講師: 加藤 友規 、山口 満 ] 持参物 ○資料集・1冊(A4判) ※Web申込の方も含めて全員に事前に郵送します(レターパックライト使用)。開講日は、両日とも必ず持参してください(現地でお渡しできる予備はありません)。 ○筆記用具 ※2日目(9/16)は、高野川周辺で昼食となります。高野川周辺には飲食店及びコンビニなどはありません。鞍馬駅から高野川の間でコンビニに立ち寄りますので、昼食はそちらで購入されるか、予めご持参ください。 備考 ○開講時間 1日目 12:30~17:00 2日目 9:00~17:00 ○諸費用は、拝観料、保険料となります。現地までの交通費、現地での移動交通費や宿泊費は含まれません。両日とも現地集合・現地解散となります。宿泊先は各自でご予約ください。 ○集合場所の詳細は、受講票の関連資料1「会場案内」をご確認ください。 ○見学先やスケジュールは、様々な事情により一部変更する場合があります。予めご了承ください。 ○解散時間は、当日の交通事情等により多少前後する可能性があります。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに開講中止の判断をする場合があります。開講中止になった場合でも現地までの交通費等についての補償はできませんので、ご了承ください。 ○徒歩での移動が伴います。動きやすい服装及び歩きやすい靴を着用してください。 ○1日目(9/15)は、途中、京都市バスにて移動があります。バス乗車賃は受講生各自お支払いとなります。 ○2日目(9/16)の移動には、貸切バスを使用します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2324202 担当講師 加藤 友規 (学術博士、京都芸術大学教授、植彌加藤造園(株)代表取締役社長) 1966年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後家業に入り、2005年より現職。日本の庭園文化を継承しつつ、最高の技術と感性、美意識で伝統を創造する、粋なプロの職人集団を目指し、日々修行を積む。博士論文『渉成園の空間的特質に関する研究』は、 2013年日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。文化財庭園の保存と活用の実績として、2018年日本イコモス賞受賞。著書に『日本庭園のフォスタリング<こころとわざ>の継承と創造』(昭和堂/2025年)ほか。 担当講師 山口 満 (植彌加藤造園(株)庭園部技術開発専門職) 1974年兵庫県生まれ。2023年京都芸術大学大学院大学院芸術研究科[通信教育]芸術環境専攻修士課程 修了。京都産出の名石「加茂七石」の研究に取り組む。伝統技術を活用した敷石の「ユニット工法」による「あらたなあられこぼし」 により、2019年5月、日本造園学会賞(技術部門)を受賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 寄席演芸入門 寄席演芸の特徴とその魅力を理解する 寄席演芸とは寄席で演じられる芸能の総称です。落語や講談、浪曲、漫才、太神楽、奇術、曲独楽、もの... [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深... 暮らしに役立つ空間デザイン論 住空間の整理収納をデザインすることを通して、デザインの先にある⾃分サイズの⼼地よい「調える」暮らし⽅という新しいライフスタイルを創出する... ノーコードで作るポートフォリオサイト この講義ではノーコードツール、「Studio」を利用したポートフォリオサイトの制作を行います。 クリエイターの方々は、ご自身の作品をS... 関連講座 寄席演芸入門
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